LADURÉE(ラデュレ)の本店で出会う、ときめくクリスマスケーキ
パリらしいクリスマスケーキに出会えるところを考えた時、魅力的なパティスリーは数あれど、「日本でも長年愛されているラデュレなら素敵なケーキに出会えるはず! 」と思い、パリの本店へ向かいました。
Ladurée Paris Royale(ラデュレ パリ ロワイヤル)
16-18 Rue Royale, 75008 Paris, FRANCE
こちらの本店では、華やかなラデュレらしさとノスタルジックな雰囲気を楽しめます。クリスマス時期は煌めく電飾とマカロンのツリー達が窓辺に並んでいて、「かわいい!」が詰まったディスプレイでした。
まるで劇場、のような内装にときめき♡
店内に入ると、歴史を感じる装飾と華やかなお花がお出迎えしてくれます。
天井には天使たちが舞う絵画、ゴールドが基調の装飾、重厚な絨毯、そして店内を包む柔らかい光…スイーツを楽しむ以外にも見どころいっぱいの内装にうっとり。
ラデュレ流・ブッシュドノエルに驚き!
「クリスマスらしいスイーツメニューはありますか?」と聞いたところ、ブッシュドノエルをおすすめしてもらいました。バニラ、ピスタチオなどの5つのフレーバーがあり、ローズの香りを満喫できそうな「ブッシュ イスパハン」をいただきました。
ブッシュドノエルといえば、フランス語で「クリスマスの薪」。どんなデザインなのだろうとワクワクしていると、マカロン5つがくっついたようなチャーミングなケーキが登場。確かに薪のようなシェイプ。「マカロンが代名詞」のお店ならではですね!
このクリスマス限定ケーキは、フランスのサロンドテでは12月末まで展開、フランスのオンラインブティックでは1月末まで販売されているそうです。
マカロンのように見えたローズのチョコレートの中に、ラズベリージャム・ライチ風味のマスカルポーネクリームがたっぷりと入っていて幸せな味が口いっぱいに広がりました。ローズティーをいただいたので、まさにローズ風味づくし(笑)な時間でした。ローズ風味を満喫するのもいいけれど、次回はスタッフの方に、オーダーするケーキに合うティーの種類を質問しようかなと思います。
お店を出たらRue Saint-Honoré(サン=トノレ通り)のお散歩へ
お店を出ると、サン=トノレ通りのリボンのイルミネーションが空を彩っていました。サン=トノレ通りは、高級ブティックが立ち並ぶ華やかな通り。
クリスマス時期は、イルミネーションが続くこの通りからPl.Vendôme(ヴァンドゥーム広場)へお散歩するのがおすすめです。今季は2024年1月5日頃まで、パリの街中でイルミネーションを見ることができます。訪れる際はぜひ、光に包まれる街を楽しんでください。
Ayami Okura
ロマンティックなものをこよなく愛する、在仏ファッションエディター。フランスと日本のカルチャーを繋ぐことをモットーに活動しています。ファッション・アート・ライフスタイルまで、心ときめくものを探しながらパリの街をお散歩するのが日課です。モダンなトレンドスポットにも、アンテナを張り中!
instagram:@ayamiokura