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2023.12.14

気になる30代の卵子凍結・妊娠出産・不妊について「浅田レディース品川クリニック」浅田院長に聞いてみた

PR/浅田レディース品川クリニック

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11月20日(月)夜、東京・汐留にある「コンラッド東京」で「浅田レディース品川クリニック」の浅田義正先生、そしてOggi美容ライターの杉浦由佳子さんと、30代の妊娠出産・不妊・卵子凍結について考えるリアルイベントが行われました。妊娠出産を思い描くOggi.jp読者を招いた、この日だけの特別なトークセッションの様子をレポートしていきます。

この日のテーマは「卵子の加齢と未来の選択肢」。ホテルの絶品スイーツをいただきながらスタート♪

東京タワーやビル群の夜景が一望できる「コンラッド東京」の28F会議室を貸し切ったリアルイベントが、11月20日(月)に行われました。Oggi.jpの連載でもおなじみ「浅田レディース品川クリニック」の浅田先生をお招きし、自身も不妊治療の経験がある美容ライターの杉浦由佳子さんと共に「卵子の加齢と未来の選択肢」というテーマのもと、無料で招待された40名のOggi.jp読者の皆さんを迎えてイベントがスタート!

参加者のテーブルには「コンラッド東京」のエグゼクティヴ ペストリーシェフ・岡崎正輝氏による、このイベントのためだけに作られた絶品スイーツが♡ モンブラン(右)とチョコレートとベリーのムース(左)、そして卵の殻に見立てたカップにはズワイガニのスクランブルエッグ(中央)と、見目麗しいスイーツとお茶をいただきながら和やかな雰囲気に包まれていました。

不妊治療の第一人者・「浅田レディース品川クリニック」理事長の浅田義正先生

2023年7月に「卵子の加齢と未来の選択肢を考える」をテーマに行なったインスタライブでの反響が高く、今回はリアルイベントとしてOggiとのコラボ企画第二弾を実施。妊娠や卵子凍結について統計データやグラフを用いて、わかりやすく解説をしていただきました。

参加者の各テーブルには浅田先生が執筆された著書も置かれ、手にとって熟読している方も多くいました。

自身も不妊治療の経験がある美容ライター・杉浦由佳子さん

Oggiのほか、美容専門誌でも大活躍中の美容ライター・杉浦由佳子さんにも登壇していただき、浅田先生から妊娠・出産、不妊、卵子凍結など気になるトピックを引き出していただきました。杉浦さんご自身も不妊治療を経験されているため、浅田先生への質問も参加者と同じ目線に立った内容が印象的でした。

31歳でご結婚された杉浦さんが不妊治療を始めたのは34歳とのこと。「なんとなく35歳までに産みたいなと思っていて、実際は37歳で妊娠、38歳で出産しました。今は6歳になる娘を44歳で育てています。最初はなんの情報もないまま不妊治療を始めたので、どの病院が自分に合っているかもわからず、手探り状態で4件ほど転院。体外受精を5回トライして妊娠に至りました」と、貴重な体験談を語ってくれました。

不妊治療について正しい知識を得る機会も少なく、温活するといい、基礎体温をつけるといいといった“やったほうがいいと思われること”に振り回されてしまったと語る杉浦さん。仕事やプライベートで忙しいと、つい自分の将来について先延ばしをしてしまいがちですが、早くから妊娠や出産と向き合う大切さを切実に述べていました。

実は、知っているようで知らない「卵子の真実」

当日は、浅田先生から不妊治療のメリット・デメリットについて率直に語っていただきました。妊娠するまでの過程で卵子のことをわかっていないと、どうしても無駄なことをやってしまうことが多いと力説。まずは卵子についての正しい知識を解説いただきました。

 

「生理のときに卵子ができて2週間で排卵するというイメージを皆さんお持ちのようなのですが、実はそこからすでに間違っているんです。卵子は卵巣の中に蓄えられているのですが、半年かけて成熟し、排卵するので、生理が始まってからではないんですね。だから不妊治療でいい卵を選んで育てるということは不可能なんです」と浅田先生。今までのふわっとした卵子に対する知識が覆されます。

出産にリミットがあるのは、女性の体が自分自身を守るための安全装置だった

「あまり年齢のことを言うと嫌われますが、とても大切なことです。妊娠・出産はものすごく体に負担のかかること。だからこそ、女性の体には自分自身に負担をかけないための安全装置として、年齢とともに妊娠しにくくなるような体につくられているのです。このグラフを見ていただくとわかりますが、35歳くらいから出産率が下がっていますね」と切実に訴えかけてくれました。女性の体は、自分を守るために加齢と共に妊娠しにくくなる仕組みが備わっていると聞かされ、その尊さに参加者も真剣な表情でした。

衝撃の事実! 年齢に伴う卵子の数の推移に会場もざわつく!

さらに「実は、卵子は生まれる前につくられる細胞で、その後は補充されることはありません。そのため、排卵される卵子はほぼご自身の年齢と同じということになります」と衝撃のお言葉に、会場もざわつきます。

「お母さんのおなかの中にいる胎生6か月のとき、卵子が500万から700万個くらいに増えるんです。これが生まれたときには200万個に減って、初潮がくる頃には30万個くらいまでさらに減ってしまいます。35歳だと生まれたときの1〜2%の卵子しか残っていません。だから、卵子がずっと出番を待っていて、それが1個ずつ順番に出てくるというイメージは、今日この場で捨てていってください」と明言。

「体の細胞については年齢と共に劣化してくると、細胞を入れ替えながら老化していくんです。でも卵子だけはそういう仕組みになっていません。そこは切り離して考えましょう」という浅田先生の言葉に対して、杉浦さんも衝撃を受けていました。

「知らなかったです! 肌は新陳代謝して生まれ変わる仕組みですが、卵子は違うんですね。卵子は見た目の若さと比例はしないと…(汗)。衝撃の事実ですが、これをまず知っておくとこの先の人生の考え方が変わりますね」と杉浦さん。

自分の卵子の状態を知るためのAMH検査

「浅田レディースクリニック」では、自分の卵子の状態を知ることができるAMH値の検査を2008年から実施。AMHとはアンチミューラリアンホルモンの略称で、発育過程の卵胞から分泌されるホルモンのこと。AMH検査では、卵巣に残っている卵子の数をある程度推測することができるのだそう。

「卵子の減少スピードは個人差がありますので、AMH値の分布図もばらつきがあります。特に30代がいちばんばらつきがあると言うことが分かりますね。ただ、AMH値は血液検査をするだけで簡単にわかりますので、既婚・未婚にかかわらず、近い将来で妊娠・出産を考えている方は30代で一度は検査しておくといいと思います」と浅田先生。

今すぐ妊娠を望んでいなくても受けておきたいプレコンセプションチェック

AMH値のほかにもOggi世代が知っておきたいこととして、プレコンセプションチェックについての説明もしていただきました。

「2022年4月から不妊治療の保険適用範囲が拡大し、2023年度には東京都が健康な女性が卵子凍結をする費用への助成を公表しました。そこから妊活・不妊治療の福利厚生サービスを取り入れる企業が増えるなど、治療・妊娠・出産がしやすい環境づくりを国や企業も始めています。プレコンセプションチェックを受けることで、妊娠率を下げる要因となる梅毒やクラミジア、甲状腺異常などを事前に見つけ出して、治療やケアを行うことができます。このチェックを受けることで、不妊治療をするとなったときにもスタートが早くなるでしょう」と浅田先生。

そして「浅田レディース品川クリニック」では、このプレコンセプションチェックを予約なしでも検査することが可能なので、一度、受診を検討してみてはいかがでしょう!

卵子の老化を止めることができる「卵子凍結」とは?

キャリアを積むためにも今すぐ妊娠を考えられないという方や、まだ未婚でこれから将来について考えている方にとって、選択肢のひとつとして話題なのが「卵子凍結」。こちらについても浅田先生に詳しくうかがっていきました。

「ここまで年齢によって卵子も老化するとお伝えしてきましたが、今は技術の進歩で卵子を凍結させることで“時間を止める”ことができるようになりました。これはすごいことで、活用しない手はないと思います。昔はがん患者さんに適応していた技術なのですが、最近では女性の社会進出なども鑑みて考え方を改め、妊娠を望む女性に適応するようになりました」と、浅田先生も太鼓判を押します。

「老化する卵子に対して卵子凍結はすごくメリットがありますよね。反対にデメリットやリスクというものはどんなものがあるのでしょう」と杉浦さん。

浅田先生からは「薬の副作用や採卵オペ後の出血というリスクはあります。また長期保存をして高齢になってから妊娠をのぞむと高齢出産のリスクがあるので、出産のことを考えると、45歳くらいまでに卵子は使って欲しいですね。妊娠中は体への負担が大きくなることも考慮しないといけませんね」とアドバイスをいただきました。

「卵子凍結したからといって安心するのではなく、出産のタイミングもセットで考えないといけませんね。ちなみに、卵子はどれくらいの数を凍結するのがいいのでしょうか」と杉浦さんからの質問に対して、浅田先生は「37歳くらいまでだと大体10数個の卵子でひとりの赤ちゃんが産まれます」と回答。

「私の経験で言うと、不妊治療のスタートが遅かったので体外受精にとてもお金がかかったのですが、卵子凍結であれば経済的にも負担が少なく済む可能性もありますね」と、だれもが心配している金銭面について杉浦さんが言及してくれました。

東京都では2022年12月に女性が仕事などを続ける中で、出産・育児の時期を適切に選択できるよう、健康な女性の卵子凍結保存支援の検討を表明。卵子凍結を実施した年は上限20万円、次の年以降は保管更新時の調査に回答した際に、1年ごと一律2万を最大5年間、助成予定。また、「浅田レディース品川クリニック」はその指定登録医療機関に登録されています。助成対象要件としての必須条件など、詳しくは東京都のホームページをチェックしてみてください。

参加者からの質問に浅田先生が回答する質疑応答コーナーも

参加者から事前にいただいた質問に対して、ひとつひとつ浅田先生が親身に答えてくださる質疑応答の時間へ。そもそも妊娠・出産、不妊治療について学ぶ機会が極端に少ない中で、同じ悩みや不安を抱える参加者にとって、有意義な時間となった様子でした。

浅田先生から参加者へプレゼント抽選会も実施!

質疑応答の後は、浅田先生から参加者へプレゼントをご用意いただき、抽選会が行われました。4名に「浅田レディース品川クリニック」で受けられるAMH検査の無料チケットが贈られました。

そして選ばれし1名には、「浅田レディース品川クリニック」のプレコンセプションチェックのBコースに加えて、オプションの内診検査等がフルセットになった豪華プレゼントを用意していただきました。

こうした場所に自ら積極的に足を運ばないと得られない情報も多くあり、学びの多いリアルイベントとなりました。今後、妊娠・出産を考えている人も、まだ迷っているという人も、一度じっくりご自身のキャリアと妊娠・出産について向き合う時間をつくってみてくださいね。

オッジェンヌ下田 悠さんの抜き打ちファッションチェック!

7月に行われた「浅田レディス品川クリニック」とのインスタライブにもゲストで参加してくれた、オッジェンヌの下田さん。イベント終わりに声をかけ、仕事帰りの通勤服を抜き打ちチェック! シックなモノトーンコーデに、顔まわりには上品なパールのアクセで華やぎをプラス。レザーの黒リュックを大人っぽく合わせていたのが印象的♪

参加者全員にコーヒーギフトも♪

本日の参加者全員に、「浅田レディース品川クリニック」からカフェインを気にする方、妊活中の方でも楽しめるCOFFEE STYLE UCCの 『CAFE@HOME デカフェ』のコーヒーギフトが渡されました。

浅田レディース品川クリニック

協力/浅田レディース品川クリニック

撮影/深山徳幸 構成/宮田典子


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