2023年引っ張りだこのオルタナティブロックバンド
大人気アニメ『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」のエンディングテーマ『more than words』が、瞬く間に国内 3,000万ストリーミング再生超え!
今、大注目のオルタナティブロックバンド・羊文学がファッション誌『Oggi』の音楽連載「働く私に Musik(Musik はドイツ語で音楽の意味)」に登場。ナビゲーターを務める人気ラジオDJ・サッシャさんが、飛躍を続けるバンドの魅力に迫ります。
▲羊文学のメンバー。左から、塩塚モエカ(ボーカル・ギター)、河西ゆりか(ベース)、フクダヒロア(ドラム)
今年、一気に活動の場を広げた羊文学。CMソングやドラマの主題歌を手掛け、昨年4月にリリースしたメジャーセカンドアルバム『our hope』は、期待の新人に贈られるCDショップ大賞 2023大賞<青>を受賞。
繊細ながらも力強いサウンドで多くの人を魅了しています。
「だんだん理想に近づいている」
12月6日に発売されるサードアルバム『12 hugs(like butterflies)』は、前作がJポップとオルタナティブロックの両立を目指したのに対し、「いろいろなことを経験して原点(オルタナティブロック)に戻ったらどうなるか? “新しい今”を表現した」と、ドラム担当のフクダさん。
ボーカル担当の塩塚さんは「ぜんぜんイメージ通りに歌えていなかったところから、だんだん理想に近づいているような感覚がある」と語ります。
「見える景色が毎年違う」
メンバーの脱退や加入を経て、2017年に河西さんが加わり、現体制に。結成当時からの唯一のメンバーである塩塚さんに、ここまで続けてこられた理由を問うと「すごくありがたいことに、見える景色が毎年違うんです」との答えが。
また、羊文学の現在点は「さなぎ」と表現します。羽化するのはまだ先のこと。逡巡しながら新しい景色の先にある音楽を追い続けています。
目指すのは“メインストリームとアンダーグラウンドの両立”。
「いつもはJポップを聞いている人たちが、オルタナティブロックを聴いて衝撃を受けたり、さらにはそういった音楽が当たり前にある世の中になっていったらという想いもあります」とフクダさん。
2024年4月に初の横浜アリーナでのライブを控える羊文学。オルタナティブロックの新しい可能性を感じる彼らのインタビューは『Oggi』1月号掲載。ぜひお見逃しなく!