「編集長 滝沢カレン」編集後記
Oggi4月号の大特集「編集長 滝沢カレン」。2021年10月号・2022年7月号に続き、今回で第3回目となった大人気企画です。第3回にしても冷めやらない熱量、情報量、独創性でお届けした「編集長 滝沢カレン」特集はいかがでしたか? カレン編集長が今やりたいことを自由にやり尽くしたいくつもの企画を振り返りつつ、みなさまへ締めのコメントをお届けします。
とにかく人に支えられた第3号。豪華ゲストに驚き!
初めて歌舞伎に触れてみて
みなさまごきげんよう、滝沢カレンです。まさか、この企画が3回目を迎えられるとは思ってもみませんでした。まずは、お礼を申し上げます。1ヵ月コーディネートに歌舞伎に春ファッションにチョコに入浴剤に… やりたいことと学びたいことを、またまた自由に企画させていただきました。
毎回深い知見を得る文化特集。今回は歌舞伎を選びました。少し前は未来にばかり興味があって、歌舞伎って江戸時代のお話ですよね。現実に理解するにはほど遠い存在でした。だから何から何までわからない私が、松本幸四郎さんからお話をうかがえるなんて。
拝見した演目もすばらしく、その主演の俳優さんから教わった、扇の持ち方や見得の切り方、お衣裳や女形の所作。本当にすごい体験でした。気になる世界を自分ひとりでなく、Oggiを通してみなさんと共有できることが、この特集の醍醐味。文化時間のトピックは、今後も何かのかたちで続けられたらうれしいです。
松本幸四郎さん
公演合間の限られた時間で取材。圧倒的なオーラに現場は緊張に包まれ…。
「しばらく目が合わず、ドキドキ。でも途中で『私と同じで超過激な人見知りかも』と思い、それからはたくさんお話をうかがうことができました」(カレン)
1ヵ月コーディネート
以前から挑戦したいと思っていた1ヵ月コーディネートには、お友達がたくさん出演してくださいました。主人公・佐村山ゆさ子という、架空の人物なんだけど、もうひとりの自分を想像して、人生を好きに彩ることができたら… という気持ちが実りました。ひとりの人間の心情を、細かく31日の物語で書き上げましたので、豪華な登場人物と共に楽しんでください。
ホラン千秋さん、白石麻衣さん
公私共に交流のある… とはいえ、多忙なおふたりが奇跡的にゲストとして駆けつけてくれた。
「念願の1か月コーディネートでは、仲良しさんとたくさん共演したかったので、本当にうれしかったです。ありがとう!!」(カレン)
ヒコロヒーさん
撮影後、すぐにLINEの連絡先を交換したというふたり。
「バラエティ番組で何度か共演したことがあったけれど、あまりふたりでしゃべったことがなく、仲良くなりたかったんです。またOggiにも登場して欲しいな♪」(カレン)
番外編・フワちゃんとのSpecial本音トーク
「番外編」では滝沢カレン×フワちゃんのSpecial本音トークも。
「バラエティ番組のロケで初共演したとき、『私がしっかりしなくちゃ(大変なことになる)』って思った人です。常にパワフル」(カレン)
“やりたいこと”を声に出して示すことの大切さ
Oggi世代のみなさんは、どんなことに興味がありますか。私が編集長企画で大きな学びとなったことのひとつに「自分の意見は恥ずかしがらずに言う」があります。ひとりで頭の中で考えているだけでは実現しないことも、隣にいるだれかをはじめ、一緒に協力してくれる人っているものです。
大人になると、他人に素直に考えを伝えることが気恥ずかしくなるけれど、わからなければすぐに聞いて、やりたいことはちょっとずつ示す。“何も知らないことを「知らない」と言える勇気”も、一緒に大切にできたらうれしいです。ぜひまたお会いしましょう!
「『え、それやってみようよ!』と、みんなで支え合いながら企画ができあがっていく。この特集を大きくしていってくれているのは、スタッフのみなさんです。愛があるなって。これぞ“編集部”!って思っています」(カレン)
第4号次回予告(実現するかはわかりません)こんな企画ができたらいいな…!
脚本家さんの頭の中
『インターステラー』のクリストファー・ノーランさんや、『ハリー・ポッター』のJ・K・ローリングさんにお話を聞いてみたい。
宇宙の秘密を調べたい
ロケット系、宇宙系にはずっと興味があるのでそろそろ特集のテーマにしてみたいかも!
2023年Oggi4月号「編集長 滝沢カレン」より
構成/村上花名
再構成/Oggi.jp編集部