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FORTUNE

2022.06.09

「朱雀」とは? そのご利益や「鳳凰」との違い、関連する「風水四神獣」についても解説!

四神獣の一つ「朱雀」は、社交運や人気運を呼び込んでくれる恋愛成就のお守りとしても知られています。大きな翼を持つ伝説の鳥・朱雀は守護神でもありますが、同じく伝説の鳥で不思議な力を持つという「鳳凰」との違いは?

朱雀とは?

中国から日本に伝わった四神獣、東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武は、それぞれが司る方角に置くことによって、悪霊を追い払いさまざまな福徳を授けてくれると伝えられています。日本古来の陰陽道にも四神獣は深いかかわりを持っていますが、陰陽五行の中では、青龍・朱雀・玄武・白虎に麒麟(または黄龍)が加わります。五行説の五行と方位、色が結びつけられ、中央を守護するものとして麒麟(黄龍)入れ、五神(五霊)になりました。

「朱雀(すざく)」は、天の四方を司る神獣である四神の一つであり、南の方角を守護をする赤い大きな翼を持つ鳥として描かれた想像上の生き物と伝えられます。

朱雀がつかさどるもの

朱雀は南を守護する神獣で、司る季節は夏(4月、5月、6月)。陰陽五行説では「火」を意味し、象徴する色は赤です。火を操る美しい鳥として知られ、その強靭な翼で悪霊を追い払い、逆境に打ち勝つ力と幸運を与えてくれると信じられています。特に失った信頼や名誉を回復するなど、捲土重来を期すような時には大きなパワーをもたらしてくれます。また、社交運や人気運にも関係があるので恋愛成就にも効果がありそうです。

(c)Shutterstock.com

朱雀は中国由来の霊獣の1つ

天空の東西南北を司る獣神、「青龍、白虎、朱雀、玄武」のことを総称して四神獣と呼びます。四神は古代中国で誕生し、日本へ伝えられたもので、東は青龍、南は朱雀、西は白虎、北は玄武という神獣がそれぞれ天の四方の方角を守っているといわれています。四神を配した土地は風水では「四神相応」と言い、邪気を遮断し幸せを呼び込み、健康運もよい最良の地といわれます。

また陰陽五行説を基に中央に「麒麟」や「黄龍」を取り入れることもあり、その場合は五神(ごしん、ごじん)あるいは五獣(ごじゅう)と呼んでいます。

◆風水四神獣:東の青龍

東の青龍は、東の河川に住み太陽の昇る東方を守ることから、金運を呼び込み商売繁盛をもたらすとされています。また「龍」は龍神とあがめられているように、とてもパワフルなので災いを振り払って成功、勝利をもたらしてくれます。

◆風水四神獣:南の朱雀

南の朱雀は、5色の羽を持ち、火を操る美しい鳥といわれる不死鳥です。南の低地に溜まる大きな池に降り立ち、その大きな翼で、降りかかる災いや悪霊を追い払い、幸福と家運繁栄をもたらします。また人気運にも関係があるので恋愛が成就するともいわれます。

◆風水四神獣:西の白虎

西の白虎は太陽の沈む西方を守る後門の守護神。西の道を走り、睨みを利かせて邪気を遠ざけ、幸せを呼び込むとされています。中国では虎は百獣の王と伝えられ、虎が500年生き抜くと霊力を得て白虎になるとされているので、白虎は特別な神と考えられています。

◆風水四神獣:北の玄武

北の玄武は北の大地にある大きな山で逆風の盾となり、繁栄と長寿をもたらすとされています。玄武は硬い甲羅を持つ亀と、それにまとわりついた蛇が一体となった姿をしていることから、力強く運を切り拓いて繁栄するといわれています。

(c)Shutterstock.com

朱雀の方角とは?

四神獣は、五行説(五行思想)に対応して守護する方角と色が決められています。

◆青龍:木=東=青

青龍が守護する方角は東です。東は仕事運を司り、運気の流れを変えたり、物事を円滑に進めたり、意欲向上などに関する方角とされています

◆白虎:金=西=白

白虎が守護する方角は西です。勝負運、金運、恋愛運を司る神獣とされています。

◆朱雀:火=南=赤

朱雀が守護する方角は東です。朱雀は大きな翼で外からの邪悪なものを焼き払い家を守るといわれることから、家族運、人気運、勝負運などを司るとされています。

◆玄武:水=北=黒

玄武が守護する方角は北です。健康運や金運を司ります

朱雀と鳳凰の違いとは?

「朱雀」と「鳳凰」は、どちらも伝説の鳥ですが、この二つは同じ鳥? それとも別?

結論から言うと、朱雀と鳳凰、さらにフェニックスは、いずれも違う鳥なんです。

「四神」は東西南北、各方位を司る有名な神、神獣のことです。それぞれ、東の青龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武を指します。

この「四神」に対して、少し異なる四つの神秘的な動物のことを指す言葉として「五経」に記されたのが「四霊(しれい)」です。

「四霊」は、麒麟(きりん)、霊亀(れいき)、応龍(おうりゅう)、鳳凰(ほうおう)で、吉兆を知らせる霊獣として位置づけられています。

つまり「四神」は東西南北という四方位へと対応する形で、それぞれの方角を司る守護神、「四霊」は方位に関わらず、何か善いことが起こる前兆、幸運をもたらす伝説上の動物たち のことをさすのです

ちなみに「フェニックス」はエジプトの伝説的な霊鳥で「不死鳥」と呼ばれている鳥です。

「朱雀」は四神で南を守護する神獣、「鳳凰」は四霊であらゆる動物たちの頂点に君臨する吉兆を知らせる霊獣という意味になります。

(c)Shutterstock.com

朱雀にまつわる言葉

朱雀は、その昔、日本の元号にもなっていたとする説があります。天武天皇の時代に存在した「朱鳥(しゅちょう)」という年号の異称が「朱雀」と考えられています。

平安時代には、朱雀天皇(在位930~946年)・後朱雀天皇(在位1036~45年)という、朱雀の名を冠した天皇も存在しました。

他にも「朱雀」がつく言葉は日本にたくさん残っています。

◆「朱雀門」

平城京、平安京の大内裏の外郭十二門の一つ。南面中央にある正門。

◆「朱雀大路」

平城京、平安京の中央を南北に走る大路。大内裏の正門である朱雀門から南橋の羅城門に通じている。

◆「朱雀院」

嵯峨天皇以後、歴代天皇が退位後に住んだ御所。三条の南、朱雀大路の西に建てられた。

最後に

朱雀は大きな翼で邪気を祓い、悪運などを焼き払って幸運をもたらしてくれます。また美を象徴する存在でもあるので、部屋の南側に赤色のものを置くと運気アップにつながります。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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