地球と人類の未来を守るプロジェクトを支援するプログラム
ロレックスが、2023年度ロレックス賞の応募受付を開始しました。
1976年、世界初の防水腕時計であるロレックス オイスターの誕生50周年を記念して創設されたロレックス賞は、地球を守り、人類に恩恵をもたらし、世界を変えるようなプロジェクトを持つ先見性のある人を支援するものです。
2019年からは、ロレックスのパーペチュアル プラネットの取り組みの一環として、今日の環境問題を理解し、科学的に解決しようとする人々や組織の支援も行っています。科学と医療、環境、応用技術、探検、文化遺産の5つの分野において、18歳以上であれば国籍に関係なく誰でも応募することができます。また、今回初めて、英語に加えて中国語(簡体字)、スペイン語での応募が可能になりました。
応募内容は、ロレックスが指名した専門家チームにより分析され、深海の専門家や探検家、起業家、文化遺産の庇護者、医学博士など、国際的に著名な科学者や専門家からなる選考委員により、5人の受賞者が選ばれます。受賞者にはプロジェクトを遂行するための資金が提供され、世界的な認知やロレックスの受賞者のコミュニティにアクセスし、アドバイスや指導を受けることができます。
創設以来、190カ国から約35,500人の応募があり、最年少は24歳、最年長は74歳で、これまでに155人の受賞者が選ばれてきたロレックス賞。受賞者たちの活動により、世界中の何百万人もの人々が恩恵を受けてきました。
受賞プロジェクトは、砂漠地帯で食物を冷やして保存するための2つの土のポットを使用したシステムといったシンプルな技術から、歩行困難な人を助ける電子インプラントのようなハイテクな試みまで多岐にわたります。また、カンボジアでは古代の伝統的な絹織物を復活させ、グルジアでは先史時代の遺跡を発掘し、アフリカでは先住民の知識を活用してサヘル地域の資源のマッピングを行うことで、気候をめぐる紛争を防止するなど、多くの文化遺産プロジェクトも手がけています。
応募は特設ページから、締め切りは2022年10月17日(月)です。
ジーナ・モズリー(2021年度ロレックス賞受賞者)
©Robbie Shone
※トップ画像:ヒンドゥ・ウマル・イブラヒム(2021年ロレックス賞受賞者)
©Ami Vitale
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