Oggi5月号に、今年デビュー40周年の原田知世登場!
今年デビュー40周年を迎えた俳優で歌手の原田知世さんが、Oggiの音楽連載「働く私にMusik」(Musikはドイツ語で音楽の意)に登場! ナビゲーター役を務める人気ラジオDJ・サッシャさんが、アーティストとしても変わらぬ魅力を放ち続ける原田さんの魅力を伝えます。
「下の世代の方とも音楽をつくってみたい」
先日、デビュー40周年の記念アルバム『fruitful days』をリリースしたばかりの原田さん。変わらぬ透明感あふれる歌声と楽曲のなかにも今回は、新しい変化があったと話します。
「周年って『記念なのでお願いします』と頼みやすいんです(笑)。これまでご一緒にしてきた皆さんとも新鮮な気持ちで取り組みつつ、新たな試みとして、自分より下の世代の方とも音楽をつくってみたいな、と」(原田さん)
そのひとりが、川谷絵音さん。新しい出会いから生まれた先行シングル『ヴァイオレット』は、以下のようにコメント。
「最近歌ってこなかった高音域を取り入れたこともあって、昔の自分を思い出すような、懐かしさを感じる曲になりました」(原田さん)
「演技と音楽をスムーズに行き来することができなかった」
原田さんに起きた新しい変化は、演技と音楽の交わり方についても。自身が出演するドラマや映画の主題歌を歌うイメージもある原田さんですが、本人は、意外にも「演技と音楽をスムーズに行き来することができなかった」と言います。そのため音楽制作と俳優業はスケジュールを完全に分けて活動していたのだそう。それも今回のアルバムをきっかけに変化が。
「今回は、アルバム制作過程の途中にドラマの撮影が入りました。偶然にもそのドラマの役が自分にとって新鮮なもので、今まで難しく考えすぎていた自分を解放する演技にも手応えがあって、その達成感と熱量を持ったまま歌入れすることができたんです」(原田さん)
俳優業から受けた新鮮なフィードバック。サッシャさんの「決まった仕事のやり方があるのに、それを変えていく… 素敵ですね」という言葉には、「訓練されてきたのか、ここ4〜5年でだんだん軽やかに行き来できるようになりました」と話していました。
「変わらなく見えますか? 変わっていますよ(笑)」
年齢を重ねるうちに変化を自然に楽しむようになった原田さん。それは、働くOggi世代にとってもあこがれ。ずっと変わらない透き通るような存在感も、むしろ変わり続けることに秘密があるのかもしれません。
インタビューでは、ほかにも仕事やプライベートなど、原田さんの“いま”に迫ります。「変わらなく見えますか? 変わっていますよ」と優しく笑う姿がとても印象的でした!
Oggi5月号は3月28日(月)発売です。ぜひ、チェックしてみてください。