「日々の睡眠をもっと充実させたい!」と願う100名の読者がイベントに参加
▲右/モデル・美容研究家 有村実樹さん 左/西川スリープマスター 長谷川夏美さん
しっかり眠ると肌や体の調子が良くなるのはわかっているけれど、日々の忙しさやストレスなどの影響でよく眠れない日がある… という人も多いはず。今回のイベントには、そんな悩みを抱えるOggi読者30名、美的読者70名の合計100名がオンラインで参加。
スペシャルゲストにモデルで美容研究家の有村実樹さんを迎え、眠りのスペシャリスト 西川スリープマスターの長谷川夏美さんとともに「美容と睡眠」について語ってくれました。
有村実樹さんのこだわりは、毎日8時間の上質な睡眠!
眠ることが大好きで、美容ライフの中でも「睡眠」をいちばん大事にしている有村実樹さん。できるだけ1日8時間睡眠を心掛け、眠りの質を高める工夫も行っているそう。また、その日の疲れはその日のうちにケアして心地いい状態で眠りに入ることも意識していると話します。
「眠る前には簡単なストレッチや体を冷やさないなど、ちょっとした工夫を心掛けています。眠る直前に慌ただしく食事や入浴をするとなかなか寝付けなくなるので、食事も入浴もできるだけ早めにすませて、眠る前にはゆっくりリラックスする時間を設けることも意識。
また、冬でも薄い素材のパジャマを着たり加湿器で乾燥を防ぐなど、眠る前の環境づくりを行いつつ、寝具も枕や布団からカバーに至るまで、心地いいものにこだわっています。1年ほど前から西川の『ニューミン』というブランドの枕を使い始めましたが、それ以降は眠りの質が変わってきたような気がします」(有村さん)
西川スリープマスターの長谷川夏美さんが、上質な眠りに導くコツをレクチャー!
「スリープマスター」とは、寝具メーカーの西川が社内で認定している、睡眠の専門知識を持っている人に与えられる資格のこと。長谷川さんは主に店頭で、お客様の眠りのアドバイスを行っているそう。
「事前にアンケート調査を行ったところ、働く女性が美容にかける時間は『30分未満』が86%。そのうちの大半が、もっと美容に時間をかけたいと感じています。西川では、時間がない中でもより効率よく美容を行うために、寝ている時間を活用するという『ナイトケア』に着目しています」
眠っている間には、さまざまな美容に良いことが起こっていると話す長谷川さん。具体的には以下の4つが挙げられます。
【1】睡眠の質が高ければ高いほど、成長ホルモンが効率よく分泌される
【2】良質な睡眠により食欲がコントロールできるから、ダイエットにも効果的
【3】よく眠ることでメンタルバランスが整って、イライラや落ち込みが軽減
【4】寝ている間に頭の中の情報の整理や記憶の定着が行われる
「実は眠りにはリズムがあって、眠りについてからいちばん深い状態に達し、その後は90分サイクルで深い眠りと浅い眠りが繰り返されます。成長ホルモンは眠りのいちばん深い状態のときに最も盛んに分泌されると言われているので、寝入ってから最初に訪れる深い眠りを大切にすることがカギ。そのためには寝付きを良くすることが重要です。
まず、ひとつ目のポイントは『入浴』。体の深部体温が下がり始めるときに眠りが訪れやすいので、38〜40°のぬるめの湯船に15分、ゆっくり入って体を1度温めてあげましょう。入浴は寝る1時間前までにすませることも大切。今日はシャワーだけにしたい、という場合は首や手先・足先を温めることを意識してみてください。
ふたつ目のポイントは『入眠儀式』。お気に入りのパジャマを着たり好きな香りに包まれるなど、心地良い眠りに入るための自分なりの儀式を作っておくのがおすすめです。実はTシャツやスウェットなどの部屋着は睡眠時には適さないので、寝る前には体を締めつけない薄手の素材のパジャマに着替えましょう。香りはお気に入りのものでOKですし、ハーブティーを飲んで体を温めたり、スローなテンポの音楽を聴くのも◎。副交感神経を優位な状態に導くナイトルーティンは、上質な眠りへと誘ってくれます。
また、西川ではさまざまな大学との共同研究も行なっていて、睡眠の質が上がると肌の水分量やハリ・キメが改善されたり、腸内環境が整い免疫力が向上するというエビデンスも出ています」
『ニューミン』の枕には、上質な眠りに導くためのこだわりが満載!
上質な睡眠には、寝ているときの姿勢もポイントと話す長谷川さん。その理由とは?
「寝ているときも、立っているときと同じような正しい姿勢を保つと、体への負担を最小限にとどめることができます。そのときに必要なのが、体に合った敷き寝具と枕との組み合わせ。中でも、睡眠中は意外と首に負担がかかるため、自分の高さに合った枕で首の後ろにできるすき間を上手に埋めてあげることが大切です。
もうひとつ、見落としがちなのが『寝返り』。寝返りの回数は、ひと晩で約20〜30回と言われています。寝返りには体温を調節したり、血流を促して体のしびれを軽減したりする働きがあるだけでなく、バランスの良い姿勢を保つためにも重要です。
横向き寝のときには枕が頬がこすれることで、肌への摩擦を起こしています。枕による摩擦も肌のシミやターンオーバーの乱れの原因になっているのですが、これに着目して開発したのがニューミンの枕です」
ニューミンの枕は、ふっくらとしていて両サイドが少し高めの作り。この部分で横向き寝の際の肩周りをしっかり支えてくれるだけでなく、頬に当たる部分の素材や生地にもこだわっているのが特徴です。
最大のポイントは、写真手前の「Lラインパッド」。横向き寝の際に最も圧が集中しやすい頬骨と、あごの部分の高低差を埋めることにより、頬にかかる圧力を約50%も軽減。睡眠中の美容にとことんこわだって作られたのがニューミンの枕なのです。
「枕の高さや必要なパッドの枚数はひとりひとり異なるので、西川のアプリを使い、ご自身でチェックすることも可能。ぜひ試してみてください」(長谷川さん)
実際に約1年ほどニューミンの枕を愛用している有村実樹さん。使用前と比べて、どんな点が変わったのでしょうか?
「使い始めたその日から、横向き寝の際のフィット感がとても素晴らしいと感じました。寝ながら良い位置を探さなくてすむのがすごくラクで、左右幅もしっかりあるので左右どちらに寝返りを打っても本当に心地いいんです。以前は肌に枕の跡がつくこともあったのですが、ニューミンの枕に替えてからは気にならなくなりました。ピローケースも上質な素材で作られていて、肌質に合わせて選べる点も美容を気にする女性にはとてもうれしいですね」(有村さん)
ちなみに、長谷川さん曰く「ピローケースの洗濯は毎日行うのが理想」とのこと。マスクや肌着を毎日替えるのと同様に、ピローケースも毎日清潔なものを使うことで、寝ている間のお肌を健やかに保ち、さらなる美肌を目指しましょう!
ニューミンのフルラインナップが試せる基幹店はこちら!
日本橋西川
〒103-0027
東京都中央区日本橋1-4-1 日本橋一丁目三ビルディング コレド日本橋地下1階
大丸 梅田店
〒530-8202
大阪市北区梅田3-1-1 5階 michikake(ミチカケ)
睡眠にまつわるお悩みは、西川「ねむりの相談所®」で解決!
睡眠に悩みや不満がある人、プロに相談してみたいと思っている人にぜひ活用してほしいのが、西川の「ねむりの相談所®」というサービス。クリップ型の小さな「活動量計」を用いることで、自分でも気づいていない眠りの課題を可視化。プロのアドバイザーがそのデータを見ながら最適なアドバイスをしてくれるというものです。
「ねむりの相談所®」でわかるのは睡眠時間や睡眠の質、寝付きまでにかかる時間だけでなく、ひと晩の寝返り回数や寝姿勢の割合などまでが明らかに。眠りに関する詳細が可視化されるからこそ、最適なアドバイスをしてもらえます。一足先に体験した有村実樹さんも、その詳細な分析に驚いたと話します。
「とても小さな活動量計を身につけて過ごしただけで、どこかでビデオを撮られてたの? と思うぐらい、1日の体の動きが細かく記録されていることにびっくり。日中しっかり活動した日は夜しっかり眠れているということや、寝返りの回数が平均より少なく8割がた仰向けで眠っているから背中がいつも凝っているんだなということ、そしてその日のメンタルの状態が睡眠に影響することまでわかって、さらに驚くと同時に、とても勉強になりました。
店頭にはハーブティーやアロマ、タオルなど、ライフスタイルをより快適に過ごすためのアイテムも豊富。トータルでライフスタイルをプロデュースしてもらえる点も素晴らしいと思いました」(有村さん)
ひとりひとりのパーソナルな睡眠の悩みに応えてくれる「ねむりの相談所®」は全国に約50店舗。ここでは寝具の相談や、個々の寝姿勢に合った「オーダーまくら」を作ってもらうことも可能。計測だけでもOKとのことなので、ぜひ気軽に訪れてみて!
協力/西川株式会社
問い合わせ先/TEL:0120-36-8161
撮影/フカヤマノリユキ 構成/内田淳子