入江聖奈さんってどんな人?
今回紹介するのは、ボクシング選手・入江聖奈(いりえ・せな)さん。
昨年、東京オリンピック・女子ボクシングフェザー級決勝で得意の左ジャブを武器に世界選手権覇者を相手に攻め続け、見事優勝。日本女子ボクシング界に初の金メダルをもたらした。
また金メダリストとして君臨する傍ら、日本体育大学の3年生でもある彼女。ボクシング部で女子キャプテンを務めながら、メディア対応やイベント参加など、全国から押し寄せるオファーを分刻みでこなす日々を過ごしている。
ボクシング選手になった理由とは–?
鳥取県で生まれ育った彼女が、ボクシングを始めたのは8歳のとき。そのきっかけとなったのは、ボクシング漫画の『がんばれ元気』だった。
スタミナをつけるために中学時代は陸上部に所属するなど、人生のすべてをボクシングにささげてきた彼女。
金メダリストの称号を手にし、日本中を感動させたが、実はオリンピック開催の3カ月前に「ボクシングを大学いっぱいでやめようと思った」という。
入江聖奈さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. ニコニコ入場する
試合の入場の際に見せる笑顔がトレードマークの彼女。実はオリンピックのときにフィーチャーされて以降、真剣な表情で入場しづらくなったのだとか。
■2. 練習メニューは週5日、他の人が決める
週6日間ある練習のうち、5日間は他の人が考えたメニューで練習。自分の発想だけでは限界があるし、ボクシング部全体の底上げにもつなげたいから。
■3. 減量後は思い切り食べる
試合が終わって減量する必要がなくなったら、思い切り食べるのがルール。同期たちと一緒にスイーツビュッフェなどに行くのが至福の時間。
■4. 1日1種類カエルのスケッチをする
暖かい季節には、近所の公園にフィールドワークに出かけるのが日課なほど、人一倍カエル愛の熱い彼女。1日1種類、カエルのスケッチをしている。
■5. 好きなことから手をつける
どんなことでも好きなことから手をつけるのが彼女のスタイル。LINEも放置してしまいがちで、なんと未読件数(通知)も999+のままなのだとか!
■6. 村上春樹の主人公のように生きる
自分では経験できないことを経験できるから、小説を読むのが好きだという彼女。村上春樹さんの主人公のように、おしゃれで丁寧な生き方をするのが理想。
■7. もう一つ金メダルを獲る
オリンピックを前に、プレッシャーや勝敗に対する怖さから引退も考えたという彼女。それでも闘うことをやめない彼女が見据える先にあるのは、2022年9月に行われるアジア大会。それまで全力を尽くし、もう1つ金メダルを獲るのが夢。
* * *
「7ルール」は、カンテレドーガで無料配信中!
次回の放送は、1月25日(火)よる11時00分〜。フリーの美術教師として各地の学校をまわり出張授業を行う美術教師・末永幸歩さんを紹介!
Oggi.jpでは、番組を振り返りながら働く女性たちへのヒントを見つけていきます! ぜひチェックしていただけるとうれしいです♡