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2021.11.06

【INI】デビューシングル『A』発売記念イベント超ロングレポート|メンバー11人の魅力解説付き

JO1を輩出した人気サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から誕生したグローバルボーイズグループINI(アイエヌアイ)が、11月3日にデビューシングル『A』を発売。同日、都内でリリース記念生配信イベントが開催されました。今回は記念すべきデビュー日の様子を詳細にレポート。生配信では映らなかった名(迷)場面や、メンバー11人の魅力もお届けします。

■INIとは?

韓国発のアイドルオーディション番組「PRODUCE 101」の日本版「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で“国民プロデューサー”によって選ばれた11人組グローバルボーイズグループ。グループ名には“11人の僕たち(私:I)があなた(I)と繋がり合う(Network)”という意味が込められている。ファンダム名は「MINI」。

▲(上段左より)田島将吾・池﨑理人・許 豊凡・佐野雄大(中段左より)尾崎匠海・木村柾哉・松田 迅(下段左より)後藤威尊・髙塚大夢・西 洸人・藤牧京介

11人のプロフィールをチェック

信頼度MAXの爽やかリーダー
木村柾哉(きむら・まさや)
愛知県出身、1997年10月10日生まれの24歳。175cm・B型。INIのリーダー。K-POPアイドルのバックダンサーやダンス講師の経歴を持ち、ダンススキルはハイレベル。自分の練習時間を削ってまで仲間にダンスを教える面倒見の良さで慕われ、どんな状況でもしっかりと芯を持って貫き通す姿勢に、メンバーからの信用度も高い。爽やかな笑顔ともちもちの肌も特徴。スキル・リーダーシップ・情熱・愛嬌・人徳すべてを持ち合わせた、まさにザ・センター。

動物大好きツンデレボーイ
髙塚大夢(たかつか・ひろむ)
東京都出身、1999年4月4日生まれの22歳。167cm・O型。声も髪色もハイトーンが目印。大学時代にアカペラで関東代表になったこともあるほどの、圧倒的歌唱力が魅力で、海外ファンからの支持も厚い。元ペットショップ店員のため動物が大好きで、“もなか”という名前のハムスターを飼っている。人見知りで前に出るタイプではないが、自分の意見ははっきり伝える真面目なストイックボーイ。ハムスターのような愛らしい笑顔とツンデレな性格に魅了されるファンが急増中。

心技体オールA! 心優しきラッパー
田島将吾(たじま・しょうご)
東京都出身、1998年10月13日生まれの23歳。179cm・A型。INIのラップ担当。韓国の名門事務所での練習生経験を持ち、指の動きや目線など細部までこだわるハイレベルなダンスはもちろん、曲ごとに変わる表情管理で見る者を魅了。キレキレのダンスとは裏腹に、ふわっとした性格にギャップ萌えするファンが多い。人を気遣うやさしい心の持ち主で、オーディション時代から心技体オールAクラスと称される。INIで一番背が高く、スタイルが驚くほど良い。笑うと口が四角になる。

天性の歌声で多くの人を虜にする天才
藤牧京介(ふじまき・きょうすけ)
長野県出身、1999年8月10日生まれの22歳。168cm・A型。一度聴いたら虜になる、透き通った歌声の持ち主。ダンス未経験にも関わらずオーディション当初から高評価を得るなど、うまれつきアイドル素質がある天才肌。大きく潤んだような瞳が犬っぽくて可愛らしいビジュアルながら、性格はしっかりしていて落ち着きがあり、メンバーの暴走を止める一面も。センスのいい鋭いツッコミに定評あり。

みんなに愛されるいじられキャラ
尾崎匠海(おざき・たくみ)
大阪府出身、1999年6月14日生まれの22歳。173cm・O型。INIのキラキラアイドル担当。路上ライブ経験やさまざまな音楽グループ活動を経て、オーディションに参加。ハスキーなボーカルも特徴だが、歌詞や曲調によって変幻自在に変わる表情やダンスの豊かな表現力も魅力。性格は太陽のように明るく純粋、そして天然。年下メンバーからいじられることも多い。長年真摯に取り組んできた音楽に対する情熱と、メンバー&ファンへの愛は人一倍強く、涙する場面も多い。

仲間想いなオシャレ番長
西 洸人(にし・ひろと)
鹿児島県出身、1997年6月1日生まれの24歳。173cm・AB型。INIのラップ担当。数々のアーティストのバックダンサーとして活躍していた経歴を持つ実力者。力強いダンスとラップが特徴で、曲調によってさまざまな表情を見せてくれる。大人の色気を放つが、性格はノリがよく独特な笑いのセンスを持つ。最年長で仲間想い&面倒見が良く、兄貴的存在として慕われている。メンバー唯一の黒髪。ファッションに困ったらほとんどのメンバーが相談するオシャレ番長。

国宝級の美形で魅了する最年少
松田 迅(まつだ・じん)
沖縄県出身、2002年10月30日生まれの19歳。171cm・B型。INI最年少メンバー。オーディション中から他グループのパフォーマンス中に「ふぉー!」「カッケー!」などと声をかけ、周りの雰囲気を良くしてくれる盛り上げ役。底抜けに明るい性格と10代のピュアさが魅力だが、ステージに上がると一転、セクシーなパフォーマンスを披露する。洗練されたビジュアルも特徴。

知的でチャーミングなオールラウンダー
許 豊凡(しゅう・ふぇんふぁん)
中国出身、1998年6月12日生まれの23歳。176cm・A型。中国語、日本語、英語、韓国語の4ヶ国語を操るINIのグローバル担当。ボーカル・ダンスともにスキルが高い。見るものを圧倒させる色っぽい表現力も武器。オーディション中は不出来な自分に苛立ち、向上心の強さとストイックな一面を見せた。メンバー1の甘えん坊でもあり、そのギャップも魅力。

反則級の色気を放つ最強イケボ
池﨑理人(いけざき・りひと)
福岡県出身、2001年8月30日生まれの20歳。178cm・O型。深海から響き渡るような唯一無二の低音ボイスで繰り広げるラップは、INIの強い武器。キリッとした端正な彫刻系イケメンで20歳とは思えない反則級の色気を放ち、落ち着いているように見えるが、実は白目が得意な陽キャ。他人のいいところは褒めて認める素直な性格なので、ダンスやラップの技術の吸収も早く、オーディション当初はトレーナー陣に“お前はいいぞ系の違反ダンス”と呼ばれたダンスも、今では目を見張るほど成長している。

ニコニコ笑顔で愛される努力の天才
佐野雄大(さの・ゆうだい)
大阪府出身、2000年10月10日生まれの21歳。178cm・AB型。“あなたに笑顔を咲かせます”がキャッチコピーの癒やし担当。笑うと目鼻立ちの整った顔から一変、可愛らしい笑顔になり、見た人も笑顔にしてしまうほどの和み力を持つ。オーディションでは、笑顔を忘れず地道な努力で圧倒的な成長を見せ、見事にデビューを勝ち取った努力の天才。性格はふにゃふにゃしているようで実はツッコミ。たまに見せる男らしい“オスダイ”姿も必見。

個性的すぎるストイック王子様
後藤威尊(ごとう・たける)
大阪府出身、1999年6月3日生まれの22歳。176cm・AB型。キャッチコピーは“みんなの王子様になりたい後藤威尊です”。歌・ダンスはバランス良く上手く、甘いマスクと完璧なスタイルの洗練されたビジュアルからは想像できないほどストイック。オーディション時代には「5分座っている時間も後悔する」とメンバーを鼓舞し、現在も毎朝分刻みで筋トレや語学勉強のスケジュールを詰め込み、完璧にこなす。王子様を目指しているが、ブログやTwitter、自己アピールの仕方などすべてが個性的で癖が強い。隠れマッチョ。

デビューシングル『A』発売記念イベントの模様を詳細レポート

◆少し緊張した様子で会場入りした11人

「よろしくおねがいします!」と、礼儀正しく&元気良く登場したのは、グループ最年少の松田 迅さん。続いて他のメンバーも丁寧にあいさつをしながら登場すると、報道陣に向け「Log in to us! INIです! よろしくお願いします」とあいさつ。

どこか緊張した面持ちのメンバーが多い中、リーダーの木村柾哉さんと西 洸人さんはお互いの背中をバンバンと叩いて緊張を解し、それを見た後藤威尊さんと許 豊凡さんも笑顔で背中を叩きあって気合を注入。

緊張感から「ふぅ〜」とメンバーが深呼吸をする中、尾崎匠海さんが「キラキラしよ〜!」と声をかけると、メンバーみんなが「キラキラ? キラキラね!」と笑顔に。そしてすぐに「配信30秒前です」とスタッフから声がけが。「えぇ! もう? はやっ!」と焦る西さん。こうして緊張8:笑い2という雰囲気のなか、生配信はスタートしました。

▲長年夢見たデビューを強く噛み締める田島将吾さん(左)と、少し緊張気味の松田 迅さん(右)。

◆ドキドキの生配信の内容は…?

木村柾哉さんのMCで始まった生配信。「本日11月3日は、僕たちINIの誕生日と言ってもいいですが、ついこの間誕生日を迎えたメンバーがいます! 僕らのかわいい末っ子猫ちゃん、(松田)迅! おめでと〜♪」と松田さんの誕生日をメンバーで祝福。「19ちゃいになりました! 個人としてもINIとしても成長して、世界に通用するボーイズグループになります!」と笑顔で意気込みを語りました。

続いてひとりずつの自己紹介。気合いが入りすぎたのか、勢いあまって「福岡県出身! ハタチ!」と自己紹介する池﨑さんには「ハキハキしてるな」とメンバーからのガヤが入り、木村さんが「今日はMCがんばります。あと3回だけ噛ませてください」と茶目っ気たっぷりに保険をかけると、「3回でいいのかなぁ本当に」と藤牧さんから鋭いつっこみが入る一幕も。

デビューを迎えた気持ちを聞かれた池﨑さんは、「ドキドキがすごくて今日は。(髙塚)大夢くんと(田島)将吾くんと3人で神社に行って、大成功をお祈りしました」と話し、田島さんも「長い時間をかけて祈りました」と、本人たちもデビューが大成功するように願っていたことを明かしてくれました。

◆『A』のポイントアピール&MV秘話

次はデビューシングル『A』の“えぇ”ポイントを紹介するコーナーに。「Aのアピールポイントを全力挙手で教えてください」との木村さんの声掛けに、一斉に手や足を上げるメンバーたち。

たけのこポーズで手を挙げる西さん、手をキラキラさせ挙手する尾崎さん、「俺が一番高いでぃ!」と椅子に乗って落ちそうな田島さん、独特なポーズでアピールする後藤さん、佐野さんは木村さんをひたすらバンバン撃つなど、全員が癖強めに全力アピール。

▲始めは普通に挙手をしていたメンバーも、「えぇところを知っとるぞ俺は」と『A』ポーズでアピールした西さんが指名されると、だんだんと他のメンバーも癖強めの挙手に。普段は控えめな髙塚さん(右から2番目)と許さん(一番右)もハイテンション!

指名されたメンバーが『A』の魅力を、「全員ゴチゴチに揃ったダンス」(西さん)、「(自分のパートの)〈見つけろ Satellite〉ってところの振りです」(尾崎さん)、「めちゃくちゃおもしろいDVD」(後藤さん)、「『Brighter』の気持ちを込めた〈響かせてほしい〉という自分のパート」(松田さん)と、それぞれ紹介。

最後に指名された池﨑さんは、「ワンフレーズ、ラップします!」と、「激しさっ! 儚さっ! 恋心ぉ! 色んなジャンルあるのが『A』の良いところぉ〜」と即興でラップ。持ち前の深海から響き渡るような低音ボイスで現場を沸かせ、メンバーも大盛り上がり。

続いてMV再生回数が770万回を超えた『Rocketeer』のMV撮影の裏話に。松田さんは撮影最終日に大好きなサイダーを飲みすぎて顔がむくんでしまい、すぐに運動をして汗を流したことや、木村さんはサビの〈このGalaxy〉の振りで制服のボトムが破けてしまったことを暴露。

衣装が破れたことで撮影を中断し夜ご飯タイムになったことを明かすと、「あれそうだったんだ〜」とメンバーもびっくり。「ちゃんと秘話じゃん!」と西さんも突っ込んでいました。

田島さんと藤牧さんは髪の毛に装飾を取るときが大変だったことを告白。「めっちゃ痛かったし、付けるときはろうそくみたいのを溶かして付けるから熱かった」と藤牧さんが話すと、すかさず「めっちゃ可愛かったよ」と許さんがにっこり。「ありがとーう♡」と藤牧さんが応えほっこりした一幕も。

◆『Rocketeer』の“いのししムーブ“ダンスをレクチャー

続いて、INIのダンスが得意なメンバー木村さんと田島さん、西さんが振りをレクチャーするコーナーへ。「まずね、ブルブルブル(顔を震わせていのししの顔つきに)って憑依させて…」「次はハムハムハム(腕の動きを説明)って腕を下にしながら、フムフムフム(足の動きを説明)って足も同時に動かしてね、あとはいのししになれば大丈夫、ベリーグッドって感じでーす!」と完璧(?)にポイントを紹介。

▲INIのダンス御三家によるダンスレクチャーコーナーでは、西さんの独特な憑依型レクチャー方法にメンバーだけでなく報道陣からも笑い声が。

続いて田島さんが中心となり、『Brighter』のサビの最後の振りを紹介。「わかりやすいね、さっきと全然違うね」と尾崎さんがつぶやき、西さんと目を合わせる場面も。最後は『Rocketeer』のダンスブレイクで西さんが魅せる「ホッハッ!」というパートをレクチャー。「別のメンバーのも見てみたいね」と、髙塚さんが指名され、笑顔で披露。

続いて「誕生日ホッハッ! ね」と松田 迅さんが可愛くパフォーマンスし、続いて許さんが指名されると、凛々しい表情でスタンバイする許さんに「いのしし憑依した?」とガヤが入り、吹き出しながらも力強い「ホッハッ!」をパフォーマンスしました。

◆和やかな雰囲気の中突然のカウントダウン

「スタッフさんからカウントダウンして、と指示があったのでカウントダウンします!」と急にカウントダウンを始める木村柾哉さん。「え! 何? 落とし穴?」と怖がるメンバーを「デビュー日だから大丈夫だよ」と落ち着かせ、「5・4・3・2・1!」と全員で数えると、バックスクリーンに映像が流れ、そこには“ORICON DAILY SINGLE RANKING 1st”の文字が!

一斉に「わーーーっ!!!!」と椅子から飛び降り喜ぶメンバー。許さんは倒れ込むほど大喜び。池﨑さんは信じられないという表情を見せ、最年少の松田さんを佐野さんは持ち上げて抱きしめ3回転。

藤牧さんは「よかったぁ」と小声でつぶやき、尾崎さんとがっちり手を握り合う場面も。興奮と安堵、そして感極まっているような表情のメンバーは全員でハイタッチして抱き合い、大歓喜。『A』のジャケット写真がプリントされた大きなケーキも登場しました。

▲小動物のようにぴょんぴょんと跳ねて喜ぶ髙塚さん(中央右)、許さん(床)は椅子から転げ落ち、起き上がるときに椅子を倒してしまうほど我を忘れて歓喜。ムードメーカーの池﨑さん(左3人中央)と長年アイドルを目指してきた尾崎さん(右5人中央)ははちきれんばかりの笑顔

そしてこのオリコンデイリーシングルランキング1位獲得を受けて、メンバーが一人ずつコメント。

「誕生日企画で1位になりたいなと言ったんですけど、まさかそれが現実になって… めっちゃ嬉しいです! これからデビューして頑張っていきますので応援よろしくお願いいたします」(池﨑さん)

「まず、ありがとうございます。すごく嬉しいし、自分たちのパフォーマンスや存在でMINI(INIのファンダム名)の皆さんを幸せにできたら、僕たちはそれが一番の幸せです。必ず世界で活躍して、結果で恩返しをしたいので、僕たちを信じて付いてきてください」(後藤さん)

「オリコンデイリーチャート1位を獲得できて本当に嬉しいです。僕たち11人がこの少し特別な時代にINIとして誕生できたことは、奇跡的なことだと思います。この時代に僕たちだからこそ生み出せないものがあると思いますし、この瞬間ネットを通してMINIの皆さんとつながっていることも意味があることだと思います。これからも応援よろしくお願いいたします」(許さん)※この後、海外のMINIへ向けて英語でコメント

「本当にたくさんの方々が僕たちのことを支えてくれているからこそ、僕たちがこうやって活動できているので、本当に感謝しています。皆さんとこれからも一緒に素敵な思い出を作ってきたいと思っているので、これからもよろしくお願いいたします」(佐野さん)

「デビューの日を迎えられたことが現実になっていることがとても嬉しくて、さらにオリコンデイリーランキングで1位までいただけて、言葉で表せないくらい嬉しいです。韓国合宿前にみんなで1位という目標を立てていたので、今日を迎えるのが楽しみであったけど怖いという感情もありました。オーディション前から抱えるそれぞれの想いもある中での今日だったので緊張したんですけど、今は嬉しさでいっぱいです。MINIの皆さん、これからも僕たちと一緒に歩んでいきましょう」(田島さん)

「本当に、いつも支えてくれて…(言葉を詰まらせ、涙)。(尾崎さんと田島さんが肩をさすり、メンバーが声をかける)…ありがとうございます。今日一日ずっと緊張していて、この発表が本当に怖かったんですけど、1位を取ることができて、シングル『A』の名に恥じないスタートを切ることができました。本当にありがとうございました」(松田さん)

「デビューっていうのは今日この瞬間しかなくて、この瞬間に1位という結果を残せたのは、僕たちにとって本当にいいスタートダッシュになったと思っています。これから先いろんなことがあると思いますが、僕たちを信じて付いてきてください」(尾崎さん)

「オリコンデイリーチャート1位はメンバー全員が目指してきたもので、一日ドキドキしながら過ごしていました。1位という順位をいただけて本当にありがたく思います。本当にMINIの皆さんのおかげだと思っています。これからも支えていただくことばっかりだと思いますが、同時に自分たちも与えるものをどんどん作っていきたいと思っています」(藤牧さん)

「昨日は今日のことを考えていて緊張しちゃって、夜全然寝られなかったんですけど、このような結果をいただけて本当に幸せです。今日という日がMINIの皆さんと僕たちの記念日にになってすごく嬉しいです。これからもこういったきれいな一日をたくさん過ごしていきたいと思います」(髙塚さん)

「この日を迎えられたことがありがたく幸せなことで、最高のスタートダッシュを切れたんじゃないかなと思っています。でもこの現状に満足するのではなく、僕たちに出来ることままだまだたくさんあるので、最高の瞬間を更新し続けて、もっとたくさんの方々に僕たちの存在を知っていただきたいと思います」(西さん)

▲入れ替わり立ち替わり一人ひとりが各メンバーと抱き合う。

最後にリーダーの木村さんは、「この日を迎えるまで、長かったようで短かったような密度の濃い一日一日を過ごしてきて、振り返ったときに、すべて一人で成し遂げて来たことではないなと強く感じています。いつも誰かが側に居たり、見えない所で支えてくれたりというのを、オーディションを受けた当初から今まですごく感じています。だから感謝の気持を忘れずにこれからも突き進んでいきたいですし、この最高の10人とこれから切り開いていく明るい未来を、皆さんに届けられるようにしたいです。(メンバーへ向けて)いつもありがとうございます」とコメントすると、メンバー全員が「こちらこそありがとうございます」と木村さんにお礼する一幕も。

ファンだけでなく、メンバー同士も尊敬し感謝し合っている関係が見えた瞬間でした。

そして「MINIの皆さん、本当にありがとう! 以上、INIでしたー!」と締めくくり、生配信は終了しました。

▲カメラの先にいるMINIにずっと手を振り続けるメンバー。いつも支えてくれているファンを喜ばせたいという想いが伝わってきます。

配信が終わると、泣いていた松田さんにメンバーが寄り添い、尾崎さんと松田さんがグータッチ。生配信中心配そうに後ろで松田さんを見守っていた田島さんが、それを見て微笑んでいる姿も印象的でした。

その後のフォトセッションでは笑顔が復活。「ハート作って」という指示ではそれぞれの個性を生かしたハートを披露。「決めポーズして」という指示ではINIのポーズなのか自身の決めポーズなのか戸惑う姿もありましたが(笑)、「1位の喜びを表して」というリクエストには、弾けた笑顔いっぱいで改めて1位を噛み締めている様子でした。

▲顔を寄せ合うカットの撮影中、木村さんがCDを開けると西さんのソロジャケットが出て、「俺じゃん!」と笑い合う場面もあり、終始仲睦まじい姿にほっこり。

マスコミ向け会見の様子をレポート

ここからはライブ配信後に行われた、代表質問によるメンバーの回答を全部レポートします!

――本日デビューとなりますが、今の心境を教えてください。

木村:僕たちは『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から結成されたグループなんですが、それまでは一般人として動いていて、今このようにデビューを迎えられることが本当に夢のようで、今の配信を通して、やっとデビューしたんだなという実感がとても湧いてきました。そして、MINIのみなさんがずっと僕たちのデビューをこの日まで待ってくださったことを感謝していますし、これからはINIとして、MINIのみなさんに恩返しをしていきたいです。もっともっと大きくなって、いろんな方に(INIを)知ってもらい、僕たちが見てくれている人に元気や勇気などを伝えられるグループにしていきたいなと思っています。(木村さんの話す内容に、メンバーみんな感慨深い表情でうなずく)

田島:今の心境は… あ! また真っ白になっちゃった!(笑いながら尾崎さんが田島さんの背中を優しくさする)今も緊張しているんですが、それぞれの努力もあると思うんですが、それ以上にMINIのみなさんだったり、いつもそばで支えてくれるスタッフさんがいてここまでこれているのが身に沁みて感じています。その期待や応援、すべてに応えていこうと、僕たち11人がそう思っていますし、それを見せていけるグループでいたいなと強く思っています。これからもずっと僕たちを見守ってほしいです。よろしくお願いします!

――生配信で1位という発表がありましたが、今の心境は?

松田:今日、朝起きて、発表されるまでずっと緊張していて。本当にまさか1位を獲ることができて、デビューシングル『A』という名前に恥じないスタートダッシュを切ることができて嬉しいです。MINIのみなさんをはじめ、支えてくださるスタッフのみなさん、そして素晴らしい11人のメンバー、本当にありがとうございます! このいいスタートダッシュでこのままどんどん成長して、世界で通用するボーイズグループになりたいなと思っています。よろしくお願いします!(先程は感極まって涙してしまった松田さんも、このときは笑顔でコメント。メンバーがうなずいて最年少メンバーを気遣っている様子もうかがえた)

――デビューに向けて行った韓国合宿はどんなものでしたか?

池﨑:K-POPのみなさんや練習生が教わるようなトレーナの方々に、ボーカル、ダンス、ラップをレッスンしていただいて、たくさん吸収しました。朝から晩まで、みんなでダンスをして本当に大変でキツかったんですが、絆も深まって成長できましたし、レコーディングやMV撮影など新しい経験をさせていただいて、新鮮なことがたくさん経験できて、有意義な時間を過ごせたと思います。

――結成した後、どんなことを一番頑張りましたか?

許:練習期間、すべて本当に頑張って来たなと思っていて。結成してから新しい経験ばかりで、初めてのレコーディング、MV撮影、毎日ダンスレッスンなど、常に新しいことに恐れずメンバーで一丸となって、本当に全力で頑張りました。しいて言えば、僕たちの作品をより素敵な作品にして、作品でMINIのみなさんに恩返しできるように頑張ってきたことが、一番頑張ったことです。

後藤:僕は柔軟と筋力トレーニングを頑張りました。理由としては、筋力トレーニングというのは、パフォーマンス、ダンスにとても大事なことですし、『Rocketeer』や『Brighter』はすごく激しくてキレが必要で、筋力がないとカッコよくできないので、すごく頑張りました。あとは、自分が目指すダンスは、パワフルであり繊細な、指先まで意識のいったきれいなダンスなんです。ダンスがすごく得意な木村、西、田島とはまた違ったテイストの、キレイなダンスができるようになったら、それがINIとしての新しい魅せ方・武器になってグループに貢献できるのかなと思い、柔軟を頑張りました(後藤さんの口から「柔軟」というワードが出た瞬間、池﨑さんが無音で笑い出し、それにつられて佐野さんも最後まで笑いをこらえる場面も)。

――どんなグローバルボーイズグループになりたいですか?

藤牧:INIは性格もそうですし、歌、ダンスも個性豊かなメンバーなので、本当に一人一人が目立つ強いチームだと思うんです。まずは日本で老若男女、幅広い人たちに愛されるグループでありたいなと思っています。

――デビューシングル『A』のオススメ曲と聞いて欲しいポイントを教えてください。

西:リード曲の『Rocketeer』はもちろんなんですけど、僕は個人的に『KILLING PART』が個人的に好きな曲です。日常的にふとした時に聴けますし、気分もルンルンして、モチベーションを上げてくれるので、気持ちの良い曲だなと思っています。

尾崎:僕は『Cardio』がすごく好きです。自分達の武器が一番表れている曲なんです。とくに大夢の堅い響きの声には、すごく合っているなと思っているんですよ。さらにラップでもすごく攻めていっているので、そこに注目してほしいなと思っています(髙塚さんがニコニコと嬉しそうに笑う)。

――デビューに向けて#宇宙にTAKE_OFF_INIが世界トレンド1位となり、生配信中は『#祝オリコン初登場1位_INI』がトレンド1位となりました。MINIの気持ちは届いていますか?

髙塚:(語気強めに)もちろんです! 本当にみなさんにそうやって1位にしていただいたのはスタッフさんからお聞きしていました。日本のMINIのみなさんだけでなく、世界中のMINIのみなさんが応援してくれているのを感じて、本当にありがたいことだなと思っています。僕たちはまだINIになってから直接MINIのみなさんにお会いできていないので、早く会いたいなと思いました。本当にありがとうございました!

佐野:僕たちはすごく支えられているなというのを実感しました。今でもそうですが、感謝の気持ちをずっと忘れずにメンバー全員でやっていきたいなと思っています。ありがとうございました!

――最後に応援してくださっているMINIのみなさんにメッセージをお願いします。

木村:MINIのみなさま、いつも応援してくださっている方々、大変お待たせしました! 今日からINIは本格始動していきます! どうか僕たちについてきてください! よろしくお願いします!

質問が終わると全員で「ありがとうございました!」と元気よく報道陣にお礼。ステージから降りる際も一人ひとりが深々とお辞儀をし、その場を後にしました。会場から報道陣が出る際には、楽屋からメンバーの歓喜の叫び声が漏れ聞こえるほど、オリコンデイリーシングルランキング1位が嬉しかった様子。

幸先のよいスタートを切ったINI。「MINIやスタッフの支えがあってこそ」と、何度も感謝を口にする謙虚な姿勢が、カメラの回っていない場面からもひしひしと伝わるイベントでした。今後の飛躍が楽しみなINI、ぜひチェックしてみてください。

DEBUT SINGLE/INI『A』11月3日発売!

国民投票によって集まったINIらしくデビュー曲もファンの投票によって選ばれる新しいシステムを採用。大きな注目を浴びる中、『Rocketeer』と『Brighter』というダブルタイトル曲を掲げ、待望のデビュー! 発売日にオリコンチャート1位を獲得。全6曲収録。初回限定盤の特典のDVDも必見。

▲左から「初回限定盤A(CD+DVD)¥1,900」「初回限定盤B(CD+DVD)¥1,900」「通常盤(CD)¥1,400」

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写真/©LAPONE ENTERTAINMENT 取材・文/木下歩

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