名作を選べば【ローファー】は生涯の相棒になる!
きれいめ派だってカジュアルを楽しむ時代。きちんと感を併せもつ定番靴、ローファーが気分です。お手入れしだいで一生愛せるし、今すぐ買うべき♡
1|TOD’S(トッズ)の「ダブルT(ティ)ローファー」
▲靴[2.5]¥83,600(トッズ・ジャパン〈トッズ〉)
2019年、クリエイティブディレクターにヴァルター・キアッポーニが就任。ブランドの頭文字をふたつ重ね合わせた「ダブルT」金具は、ブランドを代表するアイコンモチーフとして愛されています。
「〝トッズ〟といえば不朽の名作「ゴンミーニ」ですが、ボリュームがある今どきシルエットの新作ローファーたちに〝トッズ〟愛が再燃。ツヤのあるレザーに厚底、丸みのあるフォルムは女性らしく、長身で骨太な私のスタイルに合いそうだな、とも。今すぐ欲しい一足です!」(エディター・大椙麻未さん)
2|HERMÈS(エルメス)の「デスタン」
▲靴[2 ※編集部調べ]¥180,400(エルメスジャポン〈エルメス〉)
ブランドを代表するバッグ「ケリー」の留め具からインスピレーションを得たバックルが特徴。マスキュリンなデザイン×女性らしい素材と色使いが人気を博している。
「〝エルメス〟のローファーはとにかく上品。流行に関係なく着こなしを仕上げてくれるから、それこそ『白Tとデニムに紺ブレ』みたいなコンサバなスタイルで挑みたくなる、タイムレスな定番靴です。白やキャメル、明るめのカラバリが多いところも好み」(スタイリスト・樋口かほりさん)
3|CELINE(セリーヌ)の「ルコ トリオンフ ローファー」
▲靴[1.5]¥104,500[予定価格](セリーヌ ジャパン〈セリーヌ バイ エディ・スリマン〉)
クラシックでタイムレスなワードローブを大事にする、デザイナー、エディ・スリマンが愛するアイテムのひとつ。「トリオンフ」モチーフと柔軟なミッドソールが特徴。
「ベーシックなローファーが今また欲しくなり、履き比べた中でのMYベスト。クラシックかつスタイリッシュでいて、女性らしさを感じる…。〝セリーヌ〟らしい計算されたこだわりを感じました。ツヤが美しいバーガンディ色も気になっています」(スタイリスト・入江未悠さん)
4|J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)の「シグニチャー ローファー ♯180」
▲靴[2.5]¥121,000(J.M. WESTON 青山店〈ジェイエムウエストン〉)
〝ローファー然〟としたオーセンティックなデザインのシリーズは1946年に誕生。「店舗でのアフターケアサービスが万全なのも素敵!」と、兵藤さんも絶賛。
「レディースのローファーって、スリムだったり曲線が意識されているものも多いですが、〝ウエストン〟は違います。メンズ靴のような大きくて骨太なシルエットで、きちんと〝男靴〟の佇まい。紳士靴好きとしては、他と一線を画す存在です」(スタイリスト・兵藤千尋さん)
5|GUCCI(グッチ)の「ホースビット ローファー」
▲靴[3]¥123,200(グッチ ジャパン クライアントサービス〈グッチ〉)
乗馬の世界を連想させるホースビットのモチーフが特徴の定番靴。新作は、ブランドを象徴するウェブ ストライプがあしらわれ、さらにキャッチーな印象へアップデート。
「フロントのホースビットが目印のこの名作ローファーは、着こなしが一瞬で華やかになる魔法がかかっていると思う。履けば老若男女のファッション好きが一目置いてくれる名品中の名品ですから、街を歩くだけで気分も上がります。長め丈のパンツなどメンズライクな着こなしの相棒にぜひ」(Oggiデスク・村上花名)
◆この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
◆文中の[ ]内の数字は靴の[ヒールの高さ]を表し、単位はcmです。
2021年Oggi9月号「『かっこいい私』のラグジュアリー新名品」より
撮影/渡辺修身 スタイリスト/川上さやか 構成/村上花名
再構成/Oggi.jp編集部