結論、「ワンシーズンワンバッグ」でもいいんです!
ファッション誌で長らく編集者をしておりますが、毎朝コーディネートを考えるのがとっても苦手です。以前までは服に合わせて毎日バッグを選んでおりましたが、いざ靴を履いて鏡を見るとなんか違う…。ドツボにハマると30分以上あーでもない、こーでもないと悩んでしまい、なかなか家を出られないという…。服・バッグ・靴の3種類の合わせを考えないといけないから大変なんだ、と思い至り、昨冬からメインに使うバッグはひとシーズンにひとつ。「シーズンバッグ」を決めることにしました。
私的シーズンバッグの条件は、
1. 飽きのこないシンプルなデザイン(とにかく飽きっぽいので)
2. そのシーズンによく着る服に合う色
3. A4サイズの資料がしっかりおさまるサイズ
4. 軽い(これ、すごく重要!)
5. 購入のタイミングは、そのシーズンが始まってから
このシーズンバッグ制度を取り入れたおかげで、朝の服選びがグッとラクに。そのシーズンによく着る服や靴の準備ができてから、それに合わせてバッグを選んでいるので、どんな服にもフィットし、毎朝の服選びのストレスから大いに解放されました。時間と気持ちに余裕がある日だけ(主に休日)、ほかのバッグでのコーディネートを楽しんでおります。
通勤用シーズンバッグは、デ・プレで購入した【Vangi】のメッシュトート
2021年夏の「シーズンバッグ」は、丸の内のデ・プレで購入したフィレンツェのファクトリーブランド「Vangi」のメッシュバッグです。ライトグレーという色名ですが、角度によってはシルバーっぽくも、白っぽくも見えるなんとも絶妙なカラー。色違いの黒やベージュとも迷いましたが、手持ちの服との相性を熟考した結果、こちらに決定。
白やベージュの服とワントーンコーディネートで、黒やネイビーの服の差し色として。6月中旬に購入して以来、通勤する日は九割九分このメッシュバッグを使っております。それくらいお気に入りです。1万円台というお値段も素晴らしい♡
細部まで「使いやすさ」が詰まっています!
メッシュの網み目が程よく詰まっているので、中身があらわにならないのも、気兼ねなく持てるポイント。ギュッと編まれているので型崩れもしにくく、ときどきiPadを入れたり、エコバッグを忘れた日はスーパーで買った牛乳を入れたりしながら約2ヶ月ヘビロテしてますが、元々の形をしっかりキープ。素材表記がどこにもなく「?」なんですが、シャリッとしたナイロンのような素材。とにかく軽いです!!
持ち手部分はクリーンな白レザー。細めのストラップが、きれいめな雰囲気を後押ししてくれるので、展示会やクライアントとの打ち合わせでも臆せず持てます。肩掛けできるのが便利です!
休日は、3年選手のAetaのレザーバスケットをヘビロテ
ちなみに、休日のヘビロテはAetaのレザーバスケット、Sサイズ。今年で3シーズン目! 底が丸く、マチもしっかりあるのがサイズのわりに荷物のおさまりも良く、ストラップで肩掛けもできる優れもの。牛革を細かく編み上げてあるAetaの定番バッグです。白は汚れやすいかな~と思っていましたが、レザー素材なので少しくらいのくすみも「味わい」になってくれています(笑)。
副編集長 小森智子
主にファッション、ライフスタイル読み物担当。趣味は、韓流ドラマ鑑賞と料理教室通い。「いい」と言われるものはとりあえずすぐに試す、フットワークの軽さと財布の紐のゆるさも特徴です。最近は、出勤前にYouTubeを見ながらラジオ体操 第一と第二を通しでやると調子いいです。