diptyque(ディプティック)、その存在自体が好きすぎて…♡
20代前半で出合ってから今日まで「いちばん大好きなブランドは?」と、もしも聞かれたら、迷わずdiptyqueディプティックと即答するだろう。
いきなりヘンな自分語りをしてすみません、聞かれたこともないのに。でも今日は、語らせてください。私の“推し”ブランドについて!
ブランドを象徴する、オーバルの中にさまざまな書体や植物や風景が描かれたデザイン。ひとつひとつが芸術的で、シンプルで、奥深くて、見入ってしまいます。香りだけでなく、それを生み出す、発信する、届ける、あらゆるツールがセンスに満ちたdiptyque。たとえばそのキャンドルがお部屋にあるだけで、その人の暮らしの豊かさやセンスのよさが垣間見られるような、そんな存在感があるのです。
限定コレクションは、世界5都市をイメージした香りで展開
そんなディプティックから、60周年記念コレクションの第4弾として8月26日に発売される「Le Grand Tour(ル・グラン・トゥール)」は、メゾンにインスピレーションを与えた5つの主要な目的地を巡るコレクション。旅を好むアーティストたちが想像をめぐらし、称え、夢見た都市としてセレクトされたのはParis(パリ)、Venise(ヴェネチア)、Miliès(ミリエス)、Kyoto(京都)、Byblos(ビブロス)。我が国の京都がラインナップされているのも光栄ですね♪
中でも私が心を射貫かれたのが、この香りのオーバル Milièsです!
ギリシアの街ミリエスを冠した香りは、イチジクやイモーテルの軽やかな甘さ。そこにどことなくスモーキーな奥行きも感じられるのが、さすがディプティック。深いな~。
デザインは、海辺と波しぶきをイメージしたセラミック製オーバルに、大理石模様のビーズ&たっぷりとしたフリンジ。ギリシアの趣を感じられて夏のインテリアにもピッタリ。オシャレだな~。
ディプティックの新しい香りを堪能しつつ、思い立ってこれまで集めてきた芸術的なラッピングやカタログ、リリースなどを改めて引っ張り出してみました。
コレクションごとに美しいこだわりが感じられる世界観。パリへ、世界へ…、こんなご時世にうってつけの妄想トリップを楽しむ、盛夏の午後でした…。
<Le Grand Tour(ル・グラン・トゥール)限定コレクション – 8月26日(木)発売予定>
副編集長 安藤奈津
主にファッション担当。お笑い、魚卵、本なんでも、アロマキャンドル、が大好物。プライベートでは一男一女の母。よって洋服は「動きやすさ・洗いやすさ」が優先になるため、小物で自己主張を試みる日々です。