こんなに美味しくてボリュームがあって、しかも安いって信じられない!
コロナ禍による緊急事態宣言が延長され、外食がしにくい状況が続いていますので、みなさん自宅での食事にちょっと飽き飽きしてるのではないでしょうか? 我が家もご多分に漏れず同じなのですが、ウチの奥さんが偶然見つけた素晴らしいお店をご紹介したいと思います。
中目黒駅近くの目黒銀座商店街の中ほどに、ちょっとオシャレな店構えの八百屋さんがあります。『Mercatino(メルカティーノ)』というこのお店、軒先に並ぶお野菜はどれも1つから買えて、しかも価格もかなり安い! ところが、ここはただの八百屋さんではないのです。お店の中に入ると、いろいろな調味料が立ち並ぶ中、目に入るのは色とりどりの美味しそうなお惣菜の数々。
プレートには何やらオシャレで凝った名前が添えられていて、お惣菜というよりは「デリカテッセン」というほうがピッタリな雰囲気。しかも、その価格を見てください! こんなに手の込んだデリなのに、400円前後で売られているんです。
こちらの写真に写っているものは、メイン料理たち。どれもレストランで食べれば、この2〜3倍はしそうなメニュー&ボリュームです。今回は、手前に写っている牛ホホ肉をメインにして、前菜を2つ買ってみました。
前菜1品目が、こちらの「ローストポークとトマト、青菜のジェノヴェーゼ」。パックで売られてる状態だとよくわからないと思いますが、お皿に出してみると、このようにかなりのボリュームになります。余裕で2人前はありますが、なんとこれで420円!
ジェノヴェーゼのバジル、ニンニク、チーズの香りが食欲をそそり、新鮮なトマトや青菜の甘みと相まって、箸がどんどん進みます。ローストポークは少なかったのですが、この後も肉料理が続くのでちょうどいい塩梅でした。
前菜2品目は「イベリコ豚とキノコ、ネギのバター風味」で、こちらも420円。シメジやマイタケがどっさり入っていて、イベリコ豚も惜しみなく入っています。さらに、バターでソテーされているので香りがよく、これもまた食欲が増幅されパクパクいっちゃいました。
メインディッシュは「牛ホホ肉の赤ワイン煮」で950円! ゴロッとした塊肉が3つも入っていてこの価格って、安すぎませんか? 安いだけじゃなくて、もちろんお味も最高。箸で簡単に割けるくらい、とろっとろに柔らかく煮込まれていて、口当たりも濃厚でした。
夫婦2人で充分すぎる量でしたが、全部合わせても1770円! 八百屋さんのはずなのに、レストランで食するようなご馳走の数々がこんなに安く食べられるのはなぜ? と思って調べてみたら、都内各所でイタリアンレストランを展開している「東京食彩株式会社」という会社が経営元でありました。
こちらの『Mercatino(メルカティーノ)』は、ほかにも目黒、学芸大学、広尾、曙橋にもあるようなので、近くにお住まいの方はぜひとも食べてみてください。系列のイタリアンレストランにも行ってみましたが、こちらもボリュームたっぷりでコスパも味も最高でした!
編集長 藤井敬也
Oggi.jp編集長。入社以来、ずーっと女性向け雑誌&WEBメディアの編集者。高校の部活から始めたテニスは現在も継続中、一番ハマってる趣味のゴルフはベストスコア74。最近は、小学生の息子たちと行くキャンプ(主に焚き火)が楽しくて仕方ない。