オッジェンヌ 神谷成美さんが【女性らしさのあるリラクシーコーデ】にチャレンジ
「かっちりとした装いから女性らしさのあるリラクシーな着こなしに更新したい!」
▲オッジェンヌ 神谷成美さん(30歳・客室乗務員)
沖縄県出身。NHK沖縄放送局のキャスターから外資系航空会社のCAに転職。フライト休止の現在は、企業の受付として働いている。世界を飛び回る旅好きで、特技は英語。最近は〝radiko〟など耳で聴くメディアにハマり中。
「私の定番は、きれいめなコーディネート。体のラインに沿ったヘルシーな服を選びがちでしたが、最近は少しテイストの違う服装に憧れています。きっかけはオッジェンヌとなり、おしゃれ好きな同期に囲まれるようになったこと。みんな透け感トップスやスリットパンツなど、抜け感がある女っぽい着こなしを取り入れていて。そんな装いに私も挑戦してみたくなりました! どうしたら程よくリラクシーで女性らしい服装に更新できますか?」(神谷成美さん)
BEFORE|神谷さんのいつものスタイル
「モノトーンの服でクローゼットが埋め尽くされています」(笑)
▲服、小物すべて本人私物
AFTER|スタイリスト 兵藤千尋さんのアドバイス!
「落ち感のあるシルエットの『あぜ編みニット』で品よく大人なリラクシーさを手に入れて」
ニット¥28,600(GALERIE VIE 丸の内店〈GALERIEVIE〉) パンツ¥14,300(アンクレイヴ) バッグ¥25,300(DES PRÉS〈DES PRÉS〉) 靴¥44,000(THE GRAND Inc.〈LAURENCE〉) 時計¥48,950(オ・ビジュー〈ロゼモン ノスタルジア〉)) ピアス¥13,200(ショールーム 233〈ニナ・エ・ジュール〉) リング¥13,200(ジュエッテ)
「上品な雰囲気は保ちつつリラクシーな着こなしにトライするなら、ざっくりニットの中でも〝あぜ編みニット〟がおすすめ。シンプルながらも均一に整った編み目がカジュアルすぎず、少し肩の力を抜いた品のよさを出してくれます。今回は女性らしさをプラスするために、トップスにはベージュをセレクト。品があってやわらかな印象を与えてくれるカラーなので、大人の女性にぴったりです。
ボトムスはトップスと同じトーンで繫げると、こなれ感のある着こなしに。センタープレスのテーパードパンツなら、きちんと感は残しつつ、とろみのある素材感で女っぽさをさらに高めてくれます。上下で異なる素材感のものを取り入れてメリハリをつければ、ニット×パンツのシンプルなワンツーコーデも単調さを回避できますよ」(兵藤千尋さん)
神谷さんの感想は…
「ざっくりとしたニットでも、肌なじみのよい色や丸みを帯びたシルエットなら女性らしさが出るとはうれしい発見! ツヤ感があるきれいめパンツも華やかな印象で素敵でした。センタープレスが効いていたので、下半身にコンプレックスのある私でもこれならトライできそう!」
神谷成美さんにインタビュー
Q1. 仕事のモットーは?
「絶対に絶対はない」
「社会や仕事では白か黒かの二択に分けられないグレーな部分が意外と多いことを痛感しています。だからこそ『絶対にこうだ!』と決めつけて頑なになることなく、柔軟に対応できる姿勢を心がけています」
Q2. 最近買ったファッションアイテムは?
〝RYE TENDER〟のニット
「太陽のような明るいオレンジのカラーがお気に入りです!〝RYE TENDER〟は残糸や残布を使って、上質な服をつくるというコンセプトを掲げているECブランド。サステナブルな考え方にも共感して購入しました」
Q3. スタイル維持法は?
地元・沖縄県の特産品を食べること!
「インナーケアにこだわりが! ミネラル豊富な黒糖をおやつの代わりに食べたり、クエン酸やカリウムが豊富に含まれたシークワーサーを大好きなお酒にちょい足し。故郷の味で、不足しがちな栄養を補給しています」
Q4. 最近買った美容グッズは?
〝uka〟のスカルプブラシ
「美容師さんに頭皮が硬くて驚かれることが多かったので、スカルプケアをするべく購入したのが『ウカスカルプブラシ ケンザン』。私は最も硬い『バリカタ』タイプを愛用しています。痛いと気持ちいいの中間の、絶妙な刺激にハマり中!」
Q5. 「宝物」をひとつ教えて!
〝HUG〟をくれたメッセージカード
「コロナ禍でなかなか人と会えない日が続くとポジティブな私もさすがに堪えることも。そんなとき、『このカードをハグだと思ってね♡』と友人からメッセージカードが届きました。イラストも文字も手書きなんです」
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2021年Oggi6月号「月刊オッジェンヌ」より
撮影/谷口 巧(Pygmy Company) スタイリスト/兵藤千尋 ヘア&メイク/秋山 瞳(PEACE MONKEY) 構成/篠﨑 舞
再構成/Oggi.jp編集部