オッジェンヌ 力丸莉帆さんが【シックで女性らしいデニムコーデ】にチャレンジ
「デニムをはく日はカジュアルな印象になりがち。女性らしくきれいに着こなす方法を知りたい!」
▲オッジェンヌ 力丸莉帆さん(30歳・不動産関連会社勤務)
福岡県出身。2018年まで宝塚歌劇団に男役として9年間在籍していたという華やかな経歴の持ち主。現在は、不動産関連会社で主に広報を担当している。趣味は「舞台鑑賞」で、休日の定番の過ごし方はミュージカルを観劇すること。
「ボトムスに迷ったときに頼りになるデニム。なかでも私はスキニーを愛用しています。トップスにはオーバーサイズの服を合わせて、メリハリのある着こなしにしていたのですが… 最近ボーイッシュすぎるかな、と悩み中。デニムを女性らしくきれいにはきこなすことに憧れます。そんな私の理想を叶えてくれる、デニム選びのコツと着こなしのポイントを教えてください!」(力丸莉帆さん)
BEFORE|力丸さんのいつものスタイル
お尻まですっぽりと隠れるくらいの長め丈のトップスが定番
▲服、小物すべて本人私物
AFTER|スタイリスト 兵藤千尋さんのアドバイス!
「きちんと顔の『ストレートデニム』に、シックな色味の『レースブラウス』で大人の華やかさを盛って!」
コート[共布ベルト付き]¥36,000・時計¥21,000(ビームス ハウス 丸の内〈デミルクス ビームス〉) ブラウス¥46,000(オットデザイン〈ルーム エイト ブラック〉) デニムパンツ¥16,364(ノーク〈ノーク バイ ザ ライン〉) バッグ¥33,000(ヴァジックジャパン〈VASIC〉) 靴¥29,000(フィルム〈ダブルスタンダードクロージング〉) インナー/スタイリスト私物
「きちんと感のあるデニムスタイルを目指すなら、インディゴのストレートデニムがおすすめです。黒パンツの感覚ではけるシックな色と、すとんと落ちる美しいシルエットが、程よいラフさと端正な印象をキープ。
ヒップを包み込むしっかりとしたハイライズなら、デニムスタイルの鮮度をさらに押し上げてくれます。トップスには、レース素材のブラウスを合わせて大人の色気をプラス。シルエットやカラーで甘さを足さず、素材で女性らしさを取り入れつつ辛口な色味でメリハリをつけるのがポイントです。小物はフェミニンなパステルカラーを効かせて、春らしい軽やかさを演出することも忘れないで!」(スタイリスト 兵藤千尋さん)
力丸さんの感想は…
「トップスとの合わせ方やデニムのシルエットによって、こんなにも今っぽく女性らしい着こなしに更新できるとは目から鱗! 『女らしく、スタイルよく見せたいから』という理由でスキニーを長年はき続けてきましたが、今日でピタピタサイズのデニムから卒業します(笑)」
力丸莉帆さんにインタビュー
Q1. 仕事内容を教えて!
不動産関連会社で広報を担当しています
「主に社内報や、取り扱い物件などのパンフレットの作成をしています。最新の情報をわかりやすく伝えることを目標に、日ごろから社内外の方と積極的にコミュニケーションをとって、情報収集をしています」
Q2. スタイル維持法は?
「健康のためにジョギングを始めました。まだ体力が追いつかず、すぐに歩いてしまうのですが、あきらめずに続けて走る距離をのばしていきたい!」
Q3. 印象に残っている宝塚時代の演目は?
『エリザベート』
「宝塚時代の新人公演での作品で、私は〝少年ルドルフ〟という役を演じました。初めて舞台上でひとりで歌うシーンがある役どころだったので、とても思い出深い作品です。重要なキャラクターを担当できることがうれしく、必死に練習したあのころが懐かしい!」
Q4. 最近買ったファッションアイテムは?
〝KNOWHOW〟のチェーンネックレス
「今年前厄なのですが、『長いものを身につけるべし。人からもらったものだとなおよし』と聞いて、両親に買ってもらいました。ほぼ毎日つけています!」
Q5. 最近ハマっていることは?
Netflixで海外のTVドラマを見ること!
「『ブリジャートン家』『LUPIN/ルパン』などのヒューマンドラマにハマり中。作中でありえないことがたくさん起こるので、それに比べたら私の人生めっちゃ楽しいじゃん! とポジティブになれておすすめです(笑)」
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2021年Oggi5月号「月刊オッジェンヌ」より
撮影/谷口 巧(Pygmy Company) スタイリスト/兵藤千尋 ヘア&メイク/秋山 瞳(PEACE MONKEY) 構成/篠﨑 舞
再構成/Oggi.jp編集部