ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』で注目の的! 川上洋平さんの気になる恋愛観
ドラマオンエア後、SNSで川上さん演じる橘 漱石の行動など一挙手一投足に沸いている女性がたくさんいるのはご存じですか?
川上さん(以下、敬称略):そうなんですか? いや、全然そんなことないと思うんです(照笑)。
いや、話題です
川上:いやいやいや! 全然、全然。モブキャラのひとつなんで。
そういった現象をご自身はどう捉えていらっしゃるのでしょうか
川上:本当に自覚ないです。マジでないんですよ。
ドラマでは水無瀬碧さんとの関係にどんな結論が出るのか気になるところではありますが、ご自身の恋愛観についてぜひお聞かせいただきたいです。ご自身は恋愛に対して、攻めていくのか守っていくのか、様子を見ながらなのか…。
川上:ははは(笑)、なんか怖いんですよね、こういう質問(笑)。どうなんですかね、その時々によるのかもしれません。仕事がやっぱり一番好きなので。だから恋愛一番に走るというよりは、気づいたら好きになっていたというか、気づいたら惹かれてたりすることが多いのかな…うん。
例えば、女性のどんなところに惹かれるとかありますか?
川上:やっぱり何かに一生懸命な方は素敵だなと思いますね。それはでも、女性に対してだけでなく人間的にカッコいいなと思うんですよね、男女問わず。まずそこがあって、(恋愛が)始まるのかもしれないですね。一生懸命になっていることはどんなことでもいいんです。仕事はもちろんそうだし、趣味を頑張っているとか。
なにか熱中しているものがあると自分も尊敬できるし、リスペクトし合いながら、会話が成立するじゃないですか。ああ、そういう世界もあるんだなとお互いを理解できるし。まず、そこからなのかな… と思いますね。
3/17発売のベストアルバムはなんと33曲収録の豪華版!
全部で33曲というのは超豪華ボリュームだと思うのですが、この33曲の中で、特に聴き所があれば教えてください
川上:昔からずっと曲を作るとき基本的には、通勤・通学される方のことを想像して書いているんです。それは僕が以前サラリーマンだった経験も関係していて、唯一じっくり音楽を聴ける時間って通勤時間だと思うんですよ。
「仕事するぞ」とか「学校で」とか「試験で」とかいろいろなことに挑むときに、自分を盛り立ててくれる、気持ちを盛り立ててくれるような曲を作りたいという思いが根底にあるような気がします。応援ソングとして捉えてくれる方が多いのはそんなこともあるのかなと。自分自身も会社に行くとき、そういう曲で盛り立てていました。
そういう意味での聴きどころと言うと、基本的にどれも当てはまるんですが、そうだなぁ、僕は「city」([C]盤に収録)とか好きです。Oggi読者の方にはなじみが少ないかもしれない、激しめなロックソングですが、聴いたら新鮮な気持ちになるんじゃないかと思います。
あとは「Kick&Spin」。〝笑われたなら笑い返せば良い〟という歌詞は盛り上げてくれる気がしますね。盛り上げてくれるというか、背中を押すんじゃなくて蹴ってくれるような曲になっていると思います。
コロナ禍で変わったこと、変わらないこと
コロナ禍で、活動に制限がある暮らしがもう1年ぐらい続いていますが、川上さんにとって、〝変わったこと〟と〝変わらないこと〟はありますか?
川上:変わったことはあんまりないかもしれないです。生活様式が変わったっていうのはそうなんですけど、そうじゃなくて個人的なことですもんね。変わったことは… ないです。どう思います?(とスタッフの方に尋ねる)
なくない? あります? なんか、優しくなったね、とかないでしょ?(スタッフ一同笑う)残念ながら、ないようです(笑)。
あ! でもよく眠れるようになったかもしれないです。少し眠りが深くなった気がします。ライブツアーがあると緊張した日々が続くので、ライブがないとよく寝られるっていう(笑)。健康になったかもしれません。どんだけバンドマンが不健康なんだって話ですけどね。
では、逆に変わらないことは?
川上:変わらないことは… そうですね、全部です。相変わらず料理は下手だし。
料理下手なんですか?
川上:下手ですね。下手っていうかしないです、もう全部デリバリーだし。でもやっぱり「何かをしていたい」っていう気持ちがずっとあります。一度ツアーが延期になって、その瞬間に休みになるわけですよ。スケジュールが真っ白になって。それで、ステイホーム中にリラックスして聴けるような曲をセルフカバーした『Bedroom Joule』(メンバーがそれぞれの自宅からリモートで制作)というアルバムを作りました。
こういう(アルバム制作)ことを提案したり、配信ライブもやろうと話したり…。どうしても受け身になれないんですよね。もちろん、受け身なことでも面白いことはあるとは思うんですけど、やっぱり自分から何か働きかけていくってことが好きなんです。
元々映画を観るのが好きなんですけど、去年は観た映画の本数が少なかったんです。毎年自分で記録していて、年間平均130本近く観ているんですけど、去年は103本くらいでした。(ステイホームで)時間があるしたくさん観れそうじゃないですか。でも普段は仕事をしていて能動的な動きが8割だから、残り2割が「映画を観る」という受動的なことをするのがいいバランスだったんですけど、受け止めるだけの生活になってしまうとすごくもどかしくなっちゃうんですよね。
やっぱり普段わぁーっと駆動してるから、駆動した分の冷却として(受動的でいられる)映画を観ているんだなってわかりました。動いていないのに冷却するとクールダウンしすぎちゃうんでしょうね。だから働けば働くほど映画を観るっていうことですね(笑)。
でも働けば働くほど映画を観ていると、休む時間が…。もちろん映画を観ている時間も休息にはなると思いますが。
川上・編集部:ねぇ。(思わずハモる)
川上:本当に早く寝ればいいんですよ(笑)。そこは自分でもそう思いますね。休むのも大事なんだけど、でもやっぱり何かしていたいっていう性分なんですよね。
そんな仕事が大好きな川上さんから、働く女性に、今生きづらく苦しい中で、元気になるようなメッセージをお願いします。
川上:僕もそうだし、みなさんもそうだと思うんですが、こういった時期だからこそ、頑張らなきゃいけないのかなと。移動中にふと街を見ると、みなさんマスク姿で男女問わず仕事に向かっていて、そんな姿を見ると励まされますし、自分も頑張らなきゃなと思います。
そういう方を見ると本当にカッコいいなって思うんです。普通だったら、やっぱり(通勤することも)怖いだろうし。一生懸命仕事をしている方って、それだけで本当にカッコいい! 僕は「カッコいい」が人生の一番のテーマだと思っているんですよ。ロックバンドを目指したきっかけもそうだし。僕が言うカッコいいは、イケメンを意味するカッコいいじゃなく、何かに熱くなることで、そのひたむきさや一生懸命さの部分で、男女問わず働く人間ってすごく魅力的に映ります。
本当に仕事が好きな人も、生活のため、家族のために仕事をしているという人も、目的は何であれカッコいい。だからまさに働く女性であるOggi読者のみなさんのことを心からカッコいいと思っていますし、尊敬しています。僕も負けてられないな! と。お互い刺激しあえたらいいなと思います。ロックバンドという、Oggi読者からしたらなじみのないジャンルかもしれないんですが、お互いに「仕事」という素敵なものを頑張る身として、切磋琢磨してやっていけたらいいなと思います。そしてたまに、[Alexandros]の曲を聴いて頂ければ(笑)、嬉しいです。
川上洋平さんのサイン入りポラを1名さまにプレゼント!
◆応募期間
2021年3月14日〜3月26日PM12:00まで
◆応募方法
1. OggiのTwitter @oggi_jp をフォロー
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[Alexandros]ベストアルバム「Where’s My History?」
2021年3月17日(水)発売!
【通常盤】(2CD)3,000円(税抜)+税
【初回限定盤】(2CD+DVD)4,300円(税抜)+税
【初回限定盤】(2CD+Blu-ray)4,700円(税抜)+税
〈初回限定盤特典〉
・特典映像
「The Rest Is History」
メンバー4人が、それぞれ自身のルーツから10周年を迎えた今、バンドへの想い、音楽への想いを赤裸々に語るロングインタビューで構成。[Alexandros]のHistoryを紐解く60分超の貴重なドキュメンタリー映像。
・BOX仕様ケース・歌詞ブックレット・セルフライナーノーツ
川上洋平(かわかみ ようへい)
6月22日、神奈川県生まれ。ロックバンド[Alexandros]のボーカル&ギター。3月17日に初のベストアルバム『Where’s My History?』をリリース。さらに1月期のテレビドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ系・毎週水曜よる10時放送)では主人公の担当編集者・橘漱石役を演じ、話題となっている。
撮影/田中麻以