1|身長の低いSサイズにこそ、ビッグサイズが効く!
「低身長ゆえ、普通のサイズのバッグを持つとこぢんまりしてしまい、スタイリングに面白味がなくなってしまうんです。だからバッグはサイズでメリハリを利かせるのが信条。たとえば、大きい車の運転席から小柄な女の人が出てきたら、そのギャップにハッとさせられませんか? その感覚と似たような発想です(笑)」(スタイリスト・川上さやかさん)
BAG:THE ROW
OUTER:HARDY NOIR
KNIT:MUSE de Deuxième Classe
KNIT[SHOULDER]:AURALEE
DENIM PANTS:Curensology
SHOES:PELLICO
SUNGLASSES:EYEVAN
PIERCED EARRINGS:Enasoluna
NECKLACE:MARIE-HÉLÈNE DE TAILLAC
RING:hum,de Jaegher
2|「角」フォルムバッグで冬のふんわりシルエットを引き締める
「オーバーかつ、ゆるっとしたサイズの服が多い今シーズンは、丸みのあるバッグを持つとなじんでしまうので、『角』のあるバッグを効かせるように持つのがこだわり。それと併せて、布地タイプのものは冬服と合わせるともったり感が増してしまうから、ツヤのあるレザーがベスト。女らしさも足せるので一石二鳥なんです」(スタイリスト・渡辺智佳さん)
BAG:GUCCI[VINTAGE]
OUTER:uncrave
CARDIGAN:HARDY NOIR
SKIRT:Plage
BOOTS:FABIO RUSCONI
SCARF:J.CREW
PIERCED EARRINGS:FARIS
BRACELET:HERMÈS
RING:CHANEL
3|ショルダーバッグの持ち手を短くして斜め掛けに!
「マスクの登場でリップや顔周りのアクセサリーで外しを加えるスタイリングが自由にできなくなった去年から、その役割がバッグにシフト。大きなものも小さなものも、ショルダーバッグは斜め掛けにして胸元位置で持つようになりました。プレーンな服のアクセントにもなるので、半ば無理やりなものもありますが… その違和感も含めて、私の『正解』!」(スタイリスト・高木千智さん)
BAG,KNIT:JIL SANDER
PANTS:THE ROW
T-SHIRT:Hanes
BOOTS:ZARA
PIERCED EARRINGS:AFTER SHAVE CLUB
4|冬こそあえてのかごバッグで軽やかさをプラス!
「冬はマットな素材のアイテムが多いので、テクスチャー違いのバッグでアクセントをつけたくなります。そこで、よく手に取るのがかごバッグです。籐でできた構築的なものだと、冬の厚手のアイテムにも負けない存在感で合わせやすい。中でもスクエアフォルムはシャープなシルエットだから、都会的な仕上がりを叶えてくれます」(スタイリスト・兵藤千尋さん)
BAG:宮本工芸(Curensology)
OUTER:GALERIE VIE
SHIRT:LOEFF
KNIT:Totême
DENIM PANTS:Levi’s
SHOES:J.M.WESTON
NECKLACE:Spick&Span
PIERCED EARRINGS:Enasoluna
5|ガジェットバッグとビッグトートの2個持ちが最近の定番
「最近はもっぱらキャッシュレス生活。お財布を持ち歩かなくなった代わりに、カード入れが付いたガジェットバッグが手離せなくなりました。携帯やちょっとした資料なら入るので、プライベートではこれひとつで出かけることも。一方仕事は、大きなトートバッグとの2個持ちがお決まりです。トートはシンプルなコーディネートのポイントにもなる柄や派手色しかセレクトしません!」(スタイリスト・縄田恵里さん)
SHOULDER BAG:Maison Margiela
TOTE BAG:A VACATION
OUTER:TELA
KNIT:LE PHIL
PANTS:Room no.8
BOOTS:TSURU by Mariko Oikawa
PIERCED EARRINGS:Whim Gazette
RING:HERMÈS
2021年Oggi3月号「Oggiスタイリストの小物センスを磨くワザ36」より
撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/桑野康成(ilumini./縄田さん、川上さん、兵藤さん分)、小松胡桃(ROI/渡辺さん、高木さん分) 構成/大椙麻未、福本絵里香
再構成/Oggi.jp編集部