野間和香奈さんってどんな人?
日本で初めてポテトチップスの量産化に成功し、「のり塩」や、「カラムーチョ」など、人気商品を世に送り出してきたスナック菓子メーカー「湖池屋」。
昨年2月のリニューアル後、わずか4ヵ月で20億円を売り上げた「プライドポテト」は、2020年を代表するヒット商品となった。このリニューアルを手掛けたヒットメーカーが、今回ご紹介するマーケティング部の野間和香奈さん。
ーーこの仕事をすることになった理由とは…?
広島県出身の野間さんは、「クローン技術を学びたい」と東京の大学に進学し、遺伝子工学を学んだ。そしてもっとも興味のあった「食」に携われる湖池屋に入社。
大学で培われた“物事を理論的に捉える”思考で、マーケティングについて勉強を重ね、湖池屋の商品全17ブランドを任されるまでに。
若手スタッフからは「背中を見ながら、いつかはこうなりたいと思いながら仕事をしている」と慕われるなど、人望も厚い。
野間和香奈さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 出社後は真っ先にSNSパトロール
彼女が出社後真っ先に行う日課、それはSNSパトロール。お客さんの生の声をすぐに確認できるため、マーケティングの参考になるのだとか。
■2. ポテトチップスは「お菓子」ではなく「料理」
ポテトチップスは、「お菓子」ではなく「料理」だという彼女。じゃがいも本来の味や食感をいかにおいしくアレンジできるかということに注力。
■3. パッケージは「2秒」で心奪うデザインに
パッケージのデザインを決めるのも、彼女の仕事。その際、お客さんに手に取ってもらえるように「2秒」で心奪うデザインを心掛けている。
■4. 休日は必ず家族3人一緒に行動
平日は仕事と向き合っていることが多い彼女。その分休みの日は、必ず夫・息子と一緒に行動するのが定番。
■5. 夫と自宅で仕事の話はしない
実は、彼女の夫は同じ職場で働く同期。そんな二人のルールが、ヒートアップしないように自宅で仕事の話をしないこと。
■6. 大事なプレゼンは若手に任せる
会長や社長へ向けて行うプレゼンなど、大事なプレゼンは若手に任せる。若手の成長のためにも、経験を積ませながらヒントを与えるのが彼女のスタイル。
■7. 毎週新商品を出す
毎週のように新商品を出している湖池屋。彼女はいつも、お客さんに楽しい時間を過ごしてほしいという思いを商品に託しながら作っている。
* * *
次回の「7ルール」の放送は、2月23日(火)よる11時00分~。話題の新人小説家・新川帆立さんをご紹介。東大卒、元プロ雀士、現役弁護士という異色の経歴を持つ彼女の7つのルールとは…?
Oggi.jpでは、番組を振り返りながら仕事をする女性たちへのヒントを見つけていきます! ぜひチェックしてみてくださいね♡