オッジェンヌ 大枝千鶴さんが足元のアップデートにチャレンジ
「冬の足元はいつもパンプス…。今年こそブーツを颯爽と履きこなして、足元から抜け感を出してみたい!」
▲オッジェンヌ 大枝千鶴さん(34歳・IT関連会社勤務)
東京都出身。大手IT関連会社で経験を積んだ後、同業種にヘッドハンティングされサービスの立ち上げに携わることに。Oggi.jpのスナップ企画にもたびたび登場。きれいめなコンサバ服が代名詞となっている。
「夏であればサンダルで洒落感を出すのですが、冬は定番のパンプスを選びがちで、結局コンサバスタイルから抜け出せないのが最大の悩み。きれいめな着こなしを軸にしているとスニーカーにも頼りづらくて…。そこで注目しているのが『ブーツ』。通勤服が以前より自由になった今なら、ブーツもOKなはず。色味や形など微差で印象が大きく変わるアイテムだからこそ、選びのポイントをぜひ知りたい!」(大枝千鶴さん)
BEFORE|大枝さんのいつものスタイル
ニット×タイトスカート、足元はヒールが定番!
▲服、小物すべて本人私物
AFTER|スタイリスト 兵藤千尋さんのアドバイス!
「くすみベージュ&スクエアトゥの一足」さえあれば抜け感のある足元がつくれる!
靴¥23,500(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉) 〝デミルクス ビームス〟のニット¥21,000・スカート¥18,000・〝ジャンニ ノターロ〟のバッグ¥17,000・手に持った〝ジョンストンズ〟のストール¥62,000(ビームス ハウス 丸の内) 時計¥9,800(コモノ 東京〈KOMONO〉) バングル[2連]¥28,000(エナソルーナ)
履いたのはくすみベージュのブーツ!
▲靴¥23,500(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉)
「どんな色にもなじみがよく、品のいい女性らしさを感じさせる『くすみベージュ』ならば、大枝さんのようにコンサバなスタイルを愛する女性でも気負いなく履けるはず。色自体がとても今っぽいので、足元に投入するだけで軽やかな抜け感をつくれるんです。
〝脱コンサバ〟するためにはつま先が四角くなった『スクエアトゥ』のものを選ぶのもポイント。それだけで洒落感が高まります。また、この〝ダイアナ〟の一足は太めなチャンキーヒールなのも見逃せません。着こなしの重心が低くなる冬は、ヒールにボリュームがあるだけでぐっと好バランスに仕上がるんです!」(スタイリスト・兵藤千尋さん)
大枝さんの感想は…
「ふだんならば黒やネイビーを選びそうですが、くすんだベージュなら手持ちの服とも相性がいいので取り入れやすい! 定番に慣れてきた私にとって色や形で冒険するのはハードルが高いけれど、こんな大人っぽい一足ならすぐ欲しい♡」
大枝千鶴さんにインタビュー
Q1|オフの定番の過ごし方は?
毎月欠かさず観劇している『歌舞伎』
「時間がゆっくり流れてゆく歌舞伎特有のテンポの中、美しい役者さんたちを観る…。歌舞伎のそんな非日常感が大好きでハマりました! 観劇した後は、ちょっと贅沢なランチを食べてから読書をする、というのが定番ですね」
Q2|座右の銘は?
「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」
「高校生のころから作家の林真理子さんを尊敬していて、名言集の中でもお気に入りなのがこの言葉。やらない後悔よりもやる後悔、ということでまずは挑戦しなきゃ! といつも背中を押されています」
Q3|スキルアップのために最近始めたことはありますか?
組織マネジメント術についての学習
「異動にともない、より多くのメンバーと仕事をするようになったことで、マネジメントや心理学に関する実用書を手に取るように。休日はカフェの机に本を積み上げて、ひたすら読み込むこともしばしば」
Q4|プライベートで最近ハマっていることは?
『あつまれ どうぶつの森』
「小さいころからドールハウスが大好きで、〝あつもり〟でも家や庭をつくって好きな家具でデコレーションしていく、というのが楽しくてど・ハマリ! かわいいキャラクターも癒やしです」
Q5|最近のビッグニュースは?
実家の引っ越し
「両親が私のひとり暮らしの家の近くに引っ越してきたこと。母娘で遊ぶ機会が増えました♪ 幼少期を過ごした家がなくなるのは悲しいですが、新居には父が木材からこだわった家具が並んでいるので居心地は抜群♡」
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2021年Oggi1月号「月刊オッジェンヌ」より
撮影/谷口 巧(Pygmy Company/人物)、西原秀岳(TENT/静物) スタイリスト/兵藤千尋 ヘア&メイク/川嵜 瞳(PEACE MONKEY) 構成/正谷優貴、篠﨑 舞
再構成/Oggi.jp編集部