中田 莉沙さんってどんな人?
今回ご紹介するのは、今後急激に成長を期待されているベンチャー企業(スタートアップ)のために優秀な人材を探し出し、転職に導くヘッドハンター・中田莉沙さん。
2019年の転職成約数などの成果が認められ、「ヘッドハンター・オブ・ザ・イヤー」のIT・インターネット部門で日本一に選ばれた。
−−ヘッドハンターになった理由は?
子どもの頃から曲がったことが大嫌いだった中田さん。大学卒業後、大手証券会社に就職。保守的な体質や効率の悪い業務に納得がいかなかった彼女は、たびたび「なんで?」と声を上げ、上司ともぶつかった。
理解しようと努力したが、ついたあだ名は革命家。入社1年で大企業の安定を捨て、スタートアップのために生きる道を決断し、フォースタートアップス株式会社に転職。
同社には80人の社員が在籍するが、「経営者自身も気づかない“会社の課題”を提言し、“火の玉ガール”として飛び込んでいく」彼女に対し、上司や同僚からの評判は上々だ。
中田 莉沙さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 提案するのは3社まで
スキルやキャリアよりも大切なのは、人と人との相性。そのため彼女は人を見極め、むやみに提案しないのがポリシー。
■2. 年収だけにこだわる人は断る
年収や安定だけにこだわる人は断ることも。企業の未来を変えられるような、意思をもった人たちを引き合わせるのが彼女の役目。
■3. ペットは買わない
ペットは購入せずに知人から譲り受ける。動物も人間と同じように、年齢や性別で区別したくないという思いから。
■4. 予定は先着順
秋田在住の夫と会うのは、月に2回ほど。それでも彼女が予定を決めるのは先着順。夫婦は一緒にいるという結婚の当たり前にも縛られない。
■5. 春夏秋冬クリスマスソングを聴く
彼女の誕生日は、街がクリスマス一色の12月。小さい頃から世界中が自分を祝福しているように感じていた。そのため、一年を通してクリスマスソングを聴く。
■6. 気合は髪の色で入れる
気合いは、髪の色で入れるのが中田さん流。髪の色を派手にすることで、自らを追い込む。
■7. “密”の良さを忘れない
コロナ禍のいま、その場に居合わせたことで偶然話が弾み、ビジネスが生まれるという機会が減っている。だからこそ、彼女は“密”の良さを忘れない。日本の未来のために、チャレンジできる人を少しでも増やすことが使命。
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次回の「7ルール」の放送は、11月10日(火)よる11時00分~。主人公は、最高品質の国産ワインの証である「日本ワイナリーアワード」で、今年3つ星を獲得した都市型ワイナリー「BookRoad」の責任者・須合美智子(すごう・みちこ)さん。
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