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LIFESTYLE

2019.10.14

【King & Prince】平野紫耀「ジャニーさんの思いを伝えたい」ジャニーズ・アイランド制作発表|14,000字完全レポート

先日行われたKing & Princeの平野紫耀さん、永瀬 廉さん、髙橋海人さん、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者が出演する舞台『ジャニーズ・アイランド』の制作発表の様子を14,000字にわたり完全レポートします!

【King & Prince】ジャニーズ・アイランド制作発表【14,000字 完全レポート】

10月8日に舞台『ジャニーズ・アイランド』の制作発表が行われ、King & Princeの平野紫耀さん、永瀬 廉さん、髙橋海人さん、HiHi Jetsの髙橋優斗さん、井上瑞稀さん、猪狩蒼弥さん、美 少年の岩﨑大昇さん、佐藤龍我さん、那須雄登さん、浮所飛貴さん、藤井直樹さん、金指一世さん、7 MEN 侍の中村嶺亜さん、本髙克樹さん、佐々木大光さん、今野大輝さん、矢花 黎さんが出席。

この舞台は、ジャニー喜多川氏が「自身のエンタテインメントの集大成」として2012年の初演から作・構成・演出を手がけてきた作品。2019年12月、1月に帝国劇場で上演する『ジャニーズ・アイランド』の最新作では、King & Princeの平野紫耀さん、永瀬 廉さん、髙橋海人さんを中心にフレッシュ・ジャニーズが総出演し、最高のエンタテインメントを盛り上げる。

ジャニーズ・アイランド制作発表

◇(司会者)ではまず、平野さんからご挨拶いただけますか?

平野紫耀:皆さま、お忙しい中お集まりいただきましてありがとうございます。今日は新しく始まる『ジャニーズ・アイランド』の会見ということで。まだ詳しいことは決まっていないですが、僕たちの意気込みをなるべくたくさん話していこうと思っています。よろしくお願いいたします。

永瀬 廉:皆さん、おはようございます。永瀬 廉です。今日はお忙しい中お越しいただきありがとうございます。新たなジャニーズ・ワールドの発表です。今日はよろしくお願いします。

髙橋海人:皆さん、今日はわざわざ足を運んでくださりありがとうございます。King & Princeの髙橋です。今日はよろしくお願いいたします。

◇2019-2020年の『ジャニーズ・アイランド』を力強く引っ張ってくださるキャストの皆さんです。さあそれでは、本邦初公開となるポスターお披露目させていただきます。那須さん、中村さん、ベールをお願いします。

那須雄登・中村嶺亜:せーの!

◇華やかなポスターがお目見えとなりました! いちばん上の部分をご覧ください。さあ、今回は平野さん、永瀬さん、海人さんの心強いリードのもと、本当にフレッシュな皆さんが心を合わせて、そして力を合わせてステージを行います。

改めて皆さんにエールの拍手お送りください。「最も多くのエンタテインメントショーをプロデュースした人物」、「最も多くのチャー1位シングルをプロデュースした人物」そして、「最も多くのチャート1位のアーティストをプロデュースした人物」。

この3つのギネス世界記録に認定された現代最高のプロデューサー・ジャニー喜多川さんの集大成としてこれまで1作品ごとに上演を重ねてまいりました『ジャニーズ・アイランド』の最新作でございます。それではおひとりずつご挨拶をしていただきましょう。

平野紫耀:King & Princeの平野紫耀です。新たなジャニーさんの舞台ということですが、ジャニーさんが亡くなってから初めてのジャニーズ・アイランドということで、ジャニーさんが思い描いているメッセージだったり、世の中がこうあってほしいと思い描いていた世界観を僕たちが代弁して、皆さんに伝えていける舞台にしたいと思ってます。

永瀬 廉:ジャニーさんがなくなって初めての、ジャニーさんがいちばん大好きな舞台。そしていちばん大事に思っていた舞台。それを改めて僕たちが演じれることを大変うれしく思います。頑張ります。

髙橋海人:はい。ジャニーさんが亡くなられて初めてのジャニーズ・アイランドということで、ジャニーさんがいない中での公演にプレッシャーを感じます。その分、ジャニーさんに「頑張れ」って背中を押していただいているような気もします。ジャニーズイズムを皆さんに頑張って伝えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

髙橋優斗:HiHi Jetsの髙橋優斗です。やっぱり、このジャニーズ・アイランドというのはジャニーさんがプロデュースした、たくさんの舞台の中でも最も力を入れていた舞台なんじゃないかなと思っています

そしてですね、僕たちジャニーズJr.のグループはたくさんありますけど、今までSixTONESさん、Snow Manさん、Travis Japanさんといった先輩もいらっしゃったんですが、今回からは僕たち世代がもっとがんばってKingさんと一緒につくっていく舞台になっています。

今回はジャニーさんの教えを知らない子たちもいるということですので、ぜひジャニーさんの遺志をどんどん次の世代に伝えていけるように出来ればと思っています。よろしくお願いします。

井上瑞稀:井上瑞稀です。このジャニーズ・アイランドというのは「ジャニーズとは?」と聞かれたときに、この舞台を見ればわかるようなそんな舞台だと思いますので、皆さんが思っている期待を超えていけるよう精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

猪狩蒼弥:HiHi Jets 猪狩蒼弥です。よろしくお願いします。9月の末までドリームボーイズで帝国劇場に立たせていただいて、それから3か月くらいでまたこの舞台に立たせていただけるのは間違いなく普通ではないこと。気を一層引き締めていきたい気持ちです。

皆さん、ポスターの2列目の一番右側を見ていただければわかるように、僕は少年忍者に負けじとね、体を張ってます! 少年忍者に負けず劣らずの大迫力でやらせていただいてます。フレッシュな心を忘れずに、これからも一生懸命頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

永瀬 廉:ポスターの猪狩の顔ムカつくなあ、なんか(笑)。

猪狩蒼弥:ムカつくってことはないんじゃないですか(笑)

永瀬 廉:ははははは(笑)

猪狩蒼弥:ただ、ものすごい臨場感です!

平野紫耀:なんか、ああいうダーツの投げ方する人いるよね(笑)。

猪狩蒼弥:いないっす! ただ、俺この写真を撮った記憶がいまいち思い出せないんですよね(笑)

岩﨑大昇:美 少年の岩﨑大昇です。よろしくお願いします。そうですね、僕たち美少年から僕と佐藤龍我と藤井直樹の3人が9月のドリームボーイズに出演していたのですが、またこうして帝国劇場のステージに立たせていただけるということで。今回は6人で、そしてKingの皆さまたちと素晴らしいものをもっと近くで見せていけたらと思います。よろしくお願いします。

佐藤龍我:美 少年の佐藤龍我です。このジャニーズ・アイランドは12月の終わりから2020年の始めまでやります。2020年は東京オリンピックがあるので、それよりも遥かに盛り上げていきたいと思います。よろしくお願いします。

那須雄登:美 少年の那須雄登です。よろしくお願いします。今年は僕と浮所(飛貴)にとって高校生活最後の年なので、そのような節目にジャニーズ・アイランドという素晴らしい舞台に携わることができてすごいうれしいなと思っています。精一杯頑張っていくのでよろしくお願いします。

浮所飛貴:美 少年の浮所飛貴です。よろしくお願いします。僕としては1年ぶりにまた帝国劇場でパフォーマンスができます。1年ぶりにまたこのジャニーズ・アイランドという舞台に出演できるというのがすごくうれしいです。そして先ほども言ってましたけども、僕たちより先輩のJr.グループが今回は出演しないので、僕たちがジャニーズJr.を引っ張っていけるように頑張りたいと思います。ぜひ応援のほどよろしくお願いします。

藤井直樹:美 少年の藤井直樹です。今年は(金指)一世が高校生になったということで美 少年6人で出演できるので、よりパワーアップした姿を見せられるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

金指一世:美 少年の金指一世です。また新しいジャニーズ・アイランドができて本当にすごい光栄です。出演できるのがすごくうれしいです。ジャニーズ・アイランドのリハーサルはいつも皆の気が引き締まっていて緊張する場面もたくさんあるんですけど、高校生になったのでちょっと背伸びできるように頑張るのでよろしくお願いします。

中村嶺亜:7 MEN 侍の中村嶺亜です。ジャニーさん自身も名前を付けてくださったあとにいつもいつも「かっこいいグループ名だよね」って言ってくださったので、このグループ名に負けないようにかっこいい姿を見せられたらなと思っています。よろしくお願いします。

本髙克樹:7 MEN 侍の本髙克樹です。実はですね、7 MEN 侍というグループはジャニーさんに最後にコンサートを見ていただいたグループなんです(※2019年6月『ジャニーズ銀座』)またジャニーさんに「YOUたち、すごいよ」言ってもらえるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

佐々木大光:7 MEN 侍の佐々木大光です。お願いします。僕と嶺亜はHiHi Jetsさん、美 少年と一緒に9月のドリームボーイズに出演させていただいて。また12月・1月と帝国劇場に立たせていただけるという感謝を忘れず、気を引き締めてこの舞台を頑張りたいと思っていますのでよろしくお願いします。

矢花 黎:ファンの皆さんから「やばやば矢花」と親しまれています。矢花 黎です。お願いします。

永瀬 廉:うそつけ!(笑)

矢花 黎:本当ですよ!

永瀬 廉:初めて聞いたわ、俺。

平野紫耀:初めて聞いた!

矢花 黎:まあ、実はそうなんです。

永瀬 廉:やばやば矢花? ほぅ。

矢花 黎:僕はですね、7 MEN 侍の初期メンバーではなくて途中から加入したんですけども、初めてメンバーとして舞台に立ったのが去年のこのジャニーズ・アイランドでして。そのときはもう、「矢花劇場」だなんてファンの方に名前をつけてもらったくらい僕の演技をすごく楽しんでくださって。今年もいろいろ「矢花劇場」を進化させたいと思いつつ、ジャニーさんが残してくださったこの魂をしっかりと受け継いでいきたいなと思います。よろしくお願いします。

永瀬 廉:ほんまか? それは。

矢花 黎:本当です(笑)

平野紫耀:劇場の中でもう一個劇場つくるの?

永瀬 廉:それやばいな! どっちの劇場でやるん?

矢花 黎:In THE、In THE 矢花劇場で!

会場:爆笑

永瀬 廉:はははは。ふたつの劇場でね?

矢花 黎:それでお願いします(笑)

今野大輝:7 MEN 侍の今野大輝です。よろしくお願いします。ほかのグループの皆さんが出ている中で、このグループも負けないように頑張るのでよろしくお願いします。

◇では質疑応答にまいります。質問のある方いらっしゃいますか。

記者:平野さん、永瀬さん、髙橋海人さんにお伺いします。ジャニーズ・アイランドというとジャニーさんのすべてが詰まったショーステージだと思います。ジャニーさんは惜しくも亡くなられてしまいましたが、きっと今日もいつものようにこの会場の後ろで見ていらっしゃるんではないかと思います。そこで、今年のショーはどんな思いを届けたいかを是非ともジャニーさんに決意表明をお願いします。

平野紫耀:ありがとうございます。やっぱり(ジャニーさんが)来ている感じはありますよね。「もう僕が死んじゃった話なんてどうでもいいよ」って言ってる感じもしなくもないですけど。でも、ジャニーさんが初演から描いていた争いや悲劇、戦争、災害、そういう世の中がなくなって皆が笑顔で暮らせる、子供たちが笑顔で暮らせる世の中にしたいという強い思いがあるんです。今回も初心を忘れず僕たちがその思いを受け継いでいきます。

戦争とか悲劇が起こっていいと思っている人なんてひとりもいないんですよ、この世の中に。僕たちがそれを代表して、ジャニーさんの思いを継いでひとりでも多くの方々にそういうメッセージを伝わればいいなと思います。

永瀬 廉:このジャニーズ・ワールドは初演のころからやっぱり「世界に向けて」という意識はあったと思うんです。なのでそこは絶対に保ちつつ、今まで以上に2020年はオリンピックイヤーでもあるので海外の方に向けてもパフォーマンスしていこうと思います。

髙橋海人:そうですね。この帝国劇場で今まで積み上げてきたジャニーズ・ワールド、そしてジャニーズ・アイランド作品の、ジャニーさんがやりたかった大事なこと、ジャニーさんが好きだったこと、ジャニーズイズムを世の皆に発信できたらいいなと思います。そしてやっぱアイドルとして「人を幸せにしなきゃいけない」というのを僕たちにずっと教えてくれていたので、観に来てくださった方が見終わった後に「幸せだったな」と言いきれるようにKing & Prince、そしてキャスト一同、誠心誠意を尽くして臨んでいきます。

◇ありがとうございます。この決意表明、ジャニーさんがお聞きになったらなんて答えるでしょうね、平野さん。

平野紫耀:なぞなぞですか?

会場:爆笑

永瀬 廉:いや、大喜利ですよ。

平野紫耀:こわいなあ。だとしたら、振る人間違えてるんですよね。

永瀬 廉:大正解やぞ。

平野紫耀:どうなんですかね。でも、うーん…。

永瀬 廉:ジャニーさん近づいてきてるで、紫耀のほうに。

平野紫耀:んー「あ、おはようございます」っつって。(おじぎする)

髙橋海人:冷たくない? ジャニーさんに対して。

平野紫耀:ジャニーさんでしょう。ちょっと堅苦しかったかもしんないですね、今の回答は(笑)。まあ、でもどうですかね?やっぱりこのジャニーズ・ワールドから始まってジャニーズ・アイランドになってるんですけど、ジャニーさんにしかわからない世界観もやっぱりあります。僕らじゃ本当に追いつけないような世界観や考え方があって、僕たちが必死に追いついてもジャニーさんはまたポーンっとスキップされるので。そこに僕らも追いついて、同じような考え方ができたらいいなと思いますけどね。

◇ありがとうございます。きっとどこかで聞いてらっしゃるでしょうね。では続いての質問にうつらせていただきます。

記者:Kingのお三方にお伺いします。ドリームボーイズでは岸さんと神宮寺さんが大変評判になったんですがそのおふたりをご覧になってどんなご感想をお持ちですか? そして帝劇のバトンをお三方はじめJr.の皆さん引き継がれるのですがここだけはふたりに負けないということを教えてください。

平野紫耀:んーやっぱり、めちゃめちゃかっこよかったなあっていうのは思いますね。同じメンバーで褒めあうのもおかしいですけどね、やっぱりすごく刺激をもらいましたね。(ドリームボーイズは)一番後ろの席で見ていて、僕たちも早くそっち側に立ちたいなと思いましたし。

ジャニーさんがKing & PrinceをつくってくれたときにJr.のころから6人でやっていたりしたのですが「仲良しこよしじゃやってらんないよ」ことを言ってくださったんです。なので、本当に切磋琢磨ってこういうことだなと再確認もできましたね。でもやっぱり、負けたくない気持ちはありますけどボクシングしないので・・・どうしようかなって。

会場:爆笑

永瀬 廉:わからんで。入るかもしらん。

平野紫耀:うそでしょ?

永瀬 廉:何があるかわからんのがジャニーズ・ワールドやから。

平野紫耀:まあまあ急にね、演出が変わることもあるけどジャニーさんでもたぶんそれはないな。「YOU、ボクシングしなよ」ってなんないでしょ。

永瀬 廉:紫耀しかできへんよな。体型的にさ。

平野紫耀:あの、体型で決めるやつじゃないです。

永瀬 廉:ははははは。

平野紫耀:わかんないですけど、でも臨み方としては「ひとりでも多くの方に幸せになって帰ってもらいたい」っていう思いは負けたくないですね。

永瀬 廉:僕ら3人もドリームボーイズには出させていただいたことがあって。そのドリームボーイズの素晴らしさをやっぱり演じながらも感じていたので。それをふたりが演じている姿を見て素晴らしくて。リハも少ない時間で素晴らしいものをつくるという姿勢が本当にしすごく見直したし、僕らも焦りました。

そういう部分では負けたくない気持ちもすごくうまれたので、どこで負けないように頑張るかと聞かれたら・・・難しいですけど、紫耀も言ったとおりお客さんがどう感じるかという部分がいちばん大事やと思うんです。

大袈裟ですけど、限りある人生の中で僕らに時間を割いてくださって、お金も払って観に来て下さるわけですから、比べるところではないかもしれないですけどやっぱりそこはお客様がどのくらい楽しんでいただけたかという部分では、ちょっと意識しちゃうものがあります。そこはしっかり満足した気持ちで帰っていただけたらいいなと思います。

髙橋海人:ふたりの舞台を観に行って、もう久しぶりに泣きわめくくらい泣いたんですよね。8回、9回くらい? 数数えてないですけどそれくらい泣いちゃって。ふたりがいちばん最初にバンっと登場したときに「うわ、俺らのメンバーってこんなに輝いてるんだ」ってすごい自信がわいてきちゃって。涙が止まらなくなって、脚本も素晴らしいのですが舞台中もふたりが頑張っている姿を見て、親目線というか兄弟目線になっちゃってるんです。

2時間半の中でたくさん心を動かされて、僕の中ですごい爪痕を残されてしまって。たくさん刺激を受けました。という意味ではこの2か月間でどれだけ人の人生、感情、心の中に僕らが爪痕を残せるか。それが勝負だと思ってます。僕たちの舞台も楽しみにしていただけたらなと思います。

◇岸さん、神宮寺さんからすごく影響を受けたのですね。では次の質問です。

記者:Jr.の皆さんにお聞きします。ジャニーさんがつくられたジャニーズ・アイランドですが今までご出演されていた皆さんにご自身で思い入れのあるシーンについてぜひここで語りつくしていただきたいと思います。

平野紫耀:語りつくす?(笑) 5~6時間かかっちゃいますけど。

永瀬 廉:髙橋優斗とか10時間くらいかかっちゃうっすよ。

髙橋優斗:いやいや! そんなない(笑)

平野紫耀:そのうち泣きながら語りますよ(笑)

髙橋優斗:いや、そんな語りはしないっす(笑) 去年ちょうどJOHNNY’S King & Prince IsLANDで平野紫耀くんとふたりで毎回トークするシーンがあったじゃないですか? あ、覚えてます?

平野紫耀:毎回チョーク・・・?

髙橋優斗:トークです!

平野紫耀:ああ、トークね。あったね。

髙橋優斗:それが毎回考えるのが・・・。ウケないとジャニーさんにも言われるし、ウケても褒めてくれないしで。トークのネタを考えようと思ってたんですけど、紫耀くんは「いけるぜ!」みたいな感じでいつも言っていたのを覚えてますね。

平野紫耀:そうですね。

永瀬 廉:あのシーンよかったー!

髙橋優斗:絶対ちがう(笑)毎公演はけて来たら廉くんがいて、「なんやそれ。つまんないやろ」って言うんすよ(笑)マジで毎回言われてましたから。

永瀬 廉:ぜんっぜん覚えてないわ(笑)

会場:爆笑

髙橋優斗:覚えてないすか!? やっぱやられた側は覚えてるもんすね(笑)

平野紫耀:辛口評論家だから(笑)。

永瀬 廉:いやいやいや(笑)ドリボでもやってたよな? そういう掛け合い。だから今年そういうのがあればレベルあがってるんじゃない?

平野紫耀:じゃあ廉がやったらいいじゃん!

永瀬 廉:ううん。ううん。

髙橋海人:そうだよー。

平野紫耀:おもしろい、つまんないっていうのがいちばん敏感じゃない?

髙橋優斗:あっ確かにそれはアリですね。

永瀬 廉:いや、見てたからこそ言えたんや。

平野紫耀:急にビビるのやめて(笑)

永瀬 廉:見てたからこそ言えるから、そういうのは。

髙橋優斗:ドリボも岸くんと似たような掛け合いをやってたんですけど、岸くんは天才ですよね。「もう考えなくてもいける」っつって、笑いの・・・あ! 紫耀くん

永瀬 廉:待って! ディスられとんで!

髙橋優斗:いや、紫耀くんも天才ですけど! 岸くんがやっぱりすごすぎるというか。

平野紫耀:そうだよね。それは自覚してます。

髙橋優斗:岸くんに「そろそろ考えないとやばいっすかね?」て聞いたら「いや大丈夫だよ。今日笑いの神降りてくるから」って言われて、本当に笑いの神降りてきたんですよ。

平野紫耀:ははははは。

髙橋優斗:神業発揮していて。

平野紫耀:すごいね~。笑いの神と待ち合わせしてるからね。

永瀬 廉:そうやね(笑)

髙橋優斗:そういう意味では結構大変だったなって。

◇美 少年の皆さんは何かありますか?

那須雄登:那須です。JOHNNY’S King & Prince IsLANDの第二次世界大戦の空襲から逃げ惑う兄弟役のお兄ちゃんを演じていたんですが、もともとKing & Princeの岸くんがやられていた役でして。岸くんの演技が本当にうまかったのでプレッシャーを感じたのが、すごく思い出に残っています。

永瀬 廉:やたら岸くんの名前出てくる。永瀬、髙橋、平野やで、出るのは。まずいなあ。

平野紫耀:まずいね。

髙橋海人:(Jr.たちに向かって)この舞台のフロント、俺らだからね!

永瀬 廉:一応ね(笑) 言っとくけど。

◇他の皆さんはありますか?

中村嶺亜:僕はジャニーズ・ワールドで結構前からオリンピックのシーンがあって。オリンピックの開催が決まるかどうかっていうところを演じていたんですけど、その中で僕は得意なスケボーをやらせていただいたんです。で、そのころはまだ新しくオリンピックの種目にスケボーが入るって決まっていないころで、それが今決まってどんどん2020年のオリンピックが近づいているというのが感慨深いなあと思います。

井上瑞稀:僕は初演のジャニーズ・ワールドに当時小学生ながら出演させてもらっていたのですが、13月目を探すというのがそのときのテーマで。小学生の僕には13月目というのが全く分からなくてジャニーさんに「13月目ってどこにあるの?」って聞いたら「YOUの心の中だよ」って言われてものすごく混乱したのを覚えてます。

平野紫耀:あれ、混乱するよね。

永瀬 廉:紫耀に関してはマジで13月あると思ってたから(笑)

平野紫耀:違う違う! なんかうるう年的なやつなのかと思ってた。

井上瑞稀:4年に1回13月くるみたいな?

平野紫耀:そうそう。だからいろんな人に聞いたよね。

永瀬 廉:4年に1回1か月伸びてたら大変やん。

平野紫耀:マジで信じてたなあ。

永瀬 廉:でも確かにそれはジャニーさんだからこそ浮かぶようなアイディアよね。

本髙克樹:この舞台は結構長期間になるので、体調を崩さないことも大事で。ジャニーさんが「YOUたちは絶対に体調を崩しちゃいけないんだよ」って言って、渡してくれたのがせんべいだったんですよ。なんで?って思ったエピソードがありました(笑)

◇まだまだ話は尽きないですが、続いてのご質問です。

記者:皆さんにお伺いします。先ほど世界に向けて発信していきたいといいお話もありました。外国人観光客の方が多くいらっしゃっているのでこの舞台を外国の方々にアピールするとしたらどんなところか教えていただけますか。

永瀬 廉:僕らは慣れてると言ったら変かもしれないですけど、海外でバク転とかするとすごい喜ばれるんです。それだけですごい歓声が上がるとも聞きました。そういう部分ではジャニーズ・ワールドはすごいたくさんのことをやるので、もしかしたら外国の方が観に来られていたらだいぶエキサイトしてもらえるんじゃないかなと。目でわかるようなパフォーマンスが多いと思うので、日本語が分からんくても十分楽しんでいただけるのがこのジャニーズ・ワールドのよさのひとつだと思います。

浮所飛貴:ジャニーズ・アイランドという舞台には毎年日本ならではの「和」のコーナーがありまして。美 少年は「和」を意識したパフォーマンスが多いのですが、日本特有の素晴らしい文化だと思います。もし、今年も「和」のコーナーがあれば、僕たちができたらなと思います。観光客の方にも「和」の素晴らしさをもっともっと知っていただけたら、日本人としてうれしいなと思ております。頑張ります。

高橋優斗:外国のお客さんの多くは日本の「和」が好きなのかなと思っていたんですけど、パッと後ろを見たらポスターに侍も忍者もいるんです。だから「侍も忍者もいるよ」って言えば来てくれるような気がします(笑)。最後に「侍も忍者もいなかったけど、パフォーマンスよかったね。あの子たち覚えて帰ろう」っていうパターンがひとつパッケージ化されていいんじゃないかなと。

永瀬 廉:そういう忍者とか「和」のグループの名前の子がさ、大根おろしとかつくってたらおもろいよな。

髙橋優斗:大根おろし(笑)

永瀬 廉:帰りにプレゼントとかしてな。絶対覚えてもらえるよな。舞台観に行ったら大根おろしもらえたみたいな。

髙橋優斗:大根おろしもらえたって(笑)。大根おろしタダでもらえても喜ばないですけど。

永瀬 廉:いろんな見せ方があるよね。だからこそ今回はまだ詳細全然聞いてないし、決まってないと思うけどそういう方向性で、海外の方々にも楽しんでいただける、そして注目していただける舞台にするのはひとつの課題ですね。

◇現に毎公演海外からたくさんのお客さんがいらしているということでこういったパフォーマンスにますます期待が高まりますね。では続いてのご質問の方。

記者:演出家としてのジャニー喜多川さんからかけられて忘れられない言葉とかあれば教えてください。あと、今回ドリームボーイズに続いて滝沢秀明さんがプロデュースをお手伝いされますが、滝沢さんとのエピソードがある方教えてください。

平野紫耀:ジャニーさんにかけられた言葉・・・んーそうですね。やっぱりジャニーさんには怒られることがめちゃくちゃ多いんです。「あそこよくない」「YOUのあそこダメだよ」って怒られるんですけど、それを自分でガラッと変えてまたやってみたときに、ほめてくださるんです。

あと僕が印象に残っているのは、前回やったときにキャメロンっていうちっちゃいJr.の子が出ていたんですけど、その子は日本語もあんまり喋れなくて、会話はほぼ英語。その子や海外の方、あと外国人の振付師さんに僕とジャニーさんで挨拶に行くと、僕のことを説明してくれるんです。で、僕には直接言わないんですけど毎回「この子はスターだよ」って紹介してくれるのが印象に残ってます。スターと思ってくれてるのか、それか本当に僕の名前がわかってないか、どっちかですよね。

会場:ざわざわ笑いが起きる

平野紫耀:失笑ありがとうございます。

永瀬 廉:英語でジャニーさんが説明してくださるの?

平野紫耀:そう。英語で。

永瀬 廉:それを紫耀が理解したの? 「彼はスターや」って言うてるって?

平野紫耀:(頷く)

永瀬 廉:間違えてるかもしらんやん、その解釈が。

平野紫耀:(目を丸くして)マジで!?

永瀬 廉:ははは。もしかしたらな(笑)

平野紫耀:明らかに指をさして「Star」って言ってたんだよ。(指を指す仕草)

永瀬 廉:ははははは。それスターやわ。間違いなくスター。

平野紫耀:「He is star」みたいなの言ってたんすよ。

永瀬 廉:ははは。中1の文法やないか。

平野紫耀:だから俺は、わかってないふりをしていながらも、内心はすごいうれしかったですね。

永瀬 廉:そうね、たしかに。

◇ありがとうございます。そして、ジャニーさんは7 MEN 侍のコンサートを最後にご覧になったと先ほどもお話がありましたがどうでしょうか。

中村嶺亜:ライブが1週間ほどあって、最終日の本番前に僕とジャニーさんのふたりで20分くらい話していていたとき、僕たちのパフォーマンスのことをかっこいいって言ってくれて。「君たちは僕が選んだ人だから、もっともっと自信もっていいよ。かっこいいよ!」っておっしゃってくださって、そこからすごい自信がつきましたね。本当に自画自賛ですけど「グループ名すごくかっこいい」といつも言ってくれていたので、ずっと大事にしていこうと思ってます。

高橋優斗:ジャニーさんがつくる物語っていうのは「絶対にハッピーエンドじゃないといけないんだよ」っていつも言われていて。なので、ジャニーさんのその考えを聞いてからは、物語を観て「あ、確かに」って思うことが増えて。ジャニーさんイズムとして僕も継いでいけたらなと思います。ジャニーさんの名前がついているものは絶対バッドエンドはだめ、必ずハッピーエンドじゃなきゃなとひとつ決意にもなりましたし、すごく大事にしている言葉ですね。

永瀬 廉:ジャニーさんらしいな。誰よりも平和を願っているからな。

那須雄登:滝沢さんと美 少年でつい最近、一緒にお食事で焼き肉に行かせてもらって。ジャニーズJr.の黄金期の話だったり、昔のジャニーさんの話だったり、貴重な話を伺えて僕たちにとってもすごく刺激的な時間でした。ジャニーズJr.の黄金期を経験されている滝沢さんと一緒に初めて舞台をつくっていけるのは、僕たちにとってもすごくうれしいことです。

浮所飛貴:しかもグループの方向性の話も一緒にさせてもらえたよね。僕たちはジャニーさんから「王道のグループになりなよ」って言ってもらっていて。滝沢さんに相談しに行ったときも「道を恐れずにジャニーさんが言ってくれたように、君たちは王道の道に進んでいくのがいいと思う」ってアドバイスをくれました。これから真面目に頑張りたいと思います。

永瀬 廉:そうですね。お仕事でご一緒させていただいたことはあまりないんですけど、それこそ紫耀と滝沢さんが話していて。その近くで僕はおにぎり食べてたんですよ。で、結構滝沢さんが昔のJr.のころの話とかをしていて。で、僕はそのおにぎりを食べながら聞いてたんですけど、まあ言うたら盗み聞きですよね! それがエピソードです。

平野紫耀:うっすー!(笑)

永瀬 廉:ちゃうねん、人見知りやから入っていかれへんの。

平野紫耀:まじでさっきじゃん。15分前くらいの前の。そこが初エピソード?

永瀬 廉:初エピソードやね。

高橋優斗:何のおにぎりだったんですか?

永瀬 廉:え?

高橋優斗:具は何ですか?

平野紫耀:いや、そこいいよ!(笑)

高橋優斗:気になりません?

平野紫耀:そこいいわ。

永瀬 廉:むっちゃ脂がのった鮭!

高橋優斗:鮭!

永瀬 廉:うまかった~! まだまだ僕らのことを知らんと思うから、せっかくいただけたこの機会に人柄を知ってもらって。そしていろんな話し合いを重ねて、より良いものをつくれたらなと思います。

◇ほやほやなエピソードをありがとうございました。

永瀬 廉:はい。あったかいです。

◇さあ、それでは次の質問にまいります。

記者:今、ラグビーがすごく盛り上がってると思いますが、ラグビーワールドカップと来年の東京2020オリンピックのちょうど間に今回の帝国劇場でのジャニーズ・アイランドがあるんですけど、今年から来年にかけて東京でのアツい3つのイベントに素敵なバトンをつないでくださると信じています。

キャスト陣:・・・ありがとうございます。

永瀬 廉:すいません、ちょっと反応遅れて。なんかすべったみたいで本当すいません。

平野紫耀:すいません。

記者:それで質問です。ジャニーズ・アイランドで、皆さんは何の種目の金メダルを取りたいですか?

永瀬 廉:何の種目?

平野紫耀:まあ色々ありますからね。

永瀬 廉:俺ら選手登録してたっけ?

平野紫耀:一応まあ・・・うん。

永瀬 廉:ははは。そうね、色々あるからね。んー難しいな。

平野紫耀:僕は毎年ジャニーさんから「YOUはフライングがうまい」って評価をいただいてまして。フライングの種目ではやっぱり金メダルいきたいですね。芸術的にもスピード的にもハイセンスなところ目指していきたいなと思ってますね。・・・これ大丈夫ですか? 僕すべったみたいになってません?

永瀬 廉:ははは。大丈夫よ。それはガチ競技じゃなくていいんですよね、もちろん。500メートル走とかではないですね。

平野紫耀:いや、急にステージ上で?(笑)

永瀬 廉:なんやろうな。じゃあ僕もフライングになっちゃうんですけど、唯一ジャニーさんに褒められたのがあって。壁を逆さになりながら歩く姿を、今までにないくらいすごく褒められて。「YOUキレイ! まじで歩いているみたいだよ」って言ってもらったのでオリンピックとかけるとすると、一番早く歩いて下がる速度を世界記録出したいと思います。きれいな状態で。その金メダルを狙いたいと思います。

髙橋海人:僕もジャニーさんから唯一褒められたのが去年のジャニーズ・アイランドで。ダンスを自分で振付つくって曲も選んで僕がプロデュースしたんです。それまで1回も褒められたことがなくて悔しくて、絶対に認めてもらおうって思ってつくったら、「YOUのあのダンスのパート、本当最高だよ」って言ってもらえたからダンスですね、僕は。スポーツも全世界共通で熱狂できますが、ダンスとかジャニーズのこの舞台のパフォーマンスも外国人の方だったり、どの世代が見ても熱狂できるものだと思います。皆さんを喜ばせるものをつくりたいと思います。

◇ありがとうございます。じゃあ、今日はHiHi Jetsが金の衣装なので金メダルつながりでお願いします。

髙橋優斗:瑞稀めっちゃ金だな。

井上瑞稀:そうですね、髪の毛もお仕事で初めて金髪に染めて。僕たちはやっぱりローラースケートになるんですかね。オリンピックも盛り上がってますし、ジャニーさんが大好きだったローラースケートでなんかいいパフォーマンスが舞台上でできたらいいなと思います。

髙橋優斗:いっそのこと、ラグビーやっちゃうとかもありですよね?(笑)

永瀬 廉:盛り上げってるけども!

髙橋優斗:普通にビクトリーロードとかやって。実写化みたいな感じで。

永瀬 廉:実写化?(笑)

髙橋優斗:紫耀くんがリーチマイケル選手やって、俺が田村選手みたいな。そういうかんじで日替わりで。

永瀬 廉:それは全部一人でやっていただけたらええわ。

髙橋優斗:全部一人で!? それ帝劇で許されるんですか? すいません、てきとうにしゃべりました。

◇じゃあ、ぜひラグビーで金を。

永瀬 廉:応援って意味で金メダルやな。

髙橋優斗:そうですね、最後に買ったら井上瑞稀を贈呈するみたいな。

永瀬 廉:いやいや、贈られる瑞稀の気持ちは?(笑)

井上瑞稀:俺がすべったみたいになってるから。

平野紫耀:巻き込み事故だよね。

髙橋優斗:はい。すみません。(中村嶺亜に向かって)どうぞ!

中村嶺亜:いきづらいよ。

永瀬 廉:これのあと!?

中村嶺亜:そうですね、皆さんジャニーさんに褒めてもらったことを頑張りたいと言っているので、僕たちはバンドやスケボーももちろん金メダル取りたいですが、個人的にジャニーさんに「お肌きれいだね」と褒められていたのでアイドルで大事なスキンケア賞を頑張りたいと思います。

平野紫耀:大切っしょ。

永瀬 廉:いちばんいいと思う、それ。

◇ありがとうございます。では質疑応答はここまでとさせていただきます。ありがとうございました。

キャスト陣:ありがとうございました!

ジャニーズ・アイランド制作発表

【注目の舞台情報はこちら】

『ジャニーズ・アイランド』
作・構成・演出=ジャニー喜多川
2019年12月8日(日)~2020年1月27日(月) 帝国劇場 全72公演

出演:平野紫耀・永瀬 廉・髙橋海人(King & Prince)
髙橋優斗・井上瑞稀・猪狩蒼弥(HiHi Jets)
岩﨑大昇・佐藤龍我・那須雄登・浮所飛貴・藤井直樹・金指一世(美 少年)
中村嶺亜・本髙克樹・佐々木大光・今野大輝・矢花 黎(7 MEN 侍)
少年忍者/ほか、ジャニーズJr.

『ジャニーズ・アイランド』公式サイト

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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