DRAGON GATEのYAMATOだ。
ひさびさの登場(しかも裸エプロン)で失礼するが、そろそろ俺のレシピが恋しくなってきたころじゃないか?
そんなわけで満を持して今回紹介するのは【牛丼】だ!
女性にとってはたかが牛丼かもしれないが、男にとってはされど牛丼!
牛丼には男のロマンが詰まっているからこそ、絶対においしくなければならない食べ物のひとつ。
某有名チェーン店の牛丼は俺も好きなんだが、あの牛丼を超える味を作ってみたくて、試行錯誤してみたぞ。
旨味を凝縮させつつも簡単に作れるレシピを考えてみたので、ぜひとも作ってみてほしい。
では材料からいってみよう。
■材料(4人前)
牛こま切れ肉…… 350g
玉ねぎ……大1個
和風だし…… 600cc(市販粉末だしを分量通りに作ったものでも可)
赤ワイン…… 大さじ4
みりん …… 大さじ1
砂糖…… 大さじ2
しょうゆ ……大さじ1
みそ…… 大さじ2
しょうが、にんにくのすりおろし……各小さじ2
牛脂…… 大さじ2
ご飯…… 適量
紅しょうが、七味…… お好みで
強靭な肉体……随時
ポイントは赤ワインとみそと牛脂だ。これでグッとコクが出て、一気に“プロっぽい味”に仕上がるぞ。では作ってみるぞ。
■作り方
1/常日頃からトレーニングし、強靭な肉体をキープしておく。
2/牛こま切れ肉は食べやすい大きさに切る。玉ねぎはくし形切りに。牛脂を溶かしたフライパンでしょうがとにんにくを中火で炒め、香りがたったら玉ねぎを加え、その後牛こま切れを入れる。玉ねぎが透明になるまで炒める。
どうだ、美しいくし形だろ
普通の油ではなく、牛脂を使って炒めるのがこのレシピ最大のポイントだ。牛脂はスーパーでもらえることが多いので、肉売り場をチェックしろ!
3/2のフライパンに赤ワインを加え、アルコールをとばしたら火を止める。
赤ワインで味に深みを出すぞ!
4/鍋にだしを沸かし、3の具を加える。砂糖、みりん、しょうゆ、みそを加えて味を調整する。
みそがミソ!
5/丼にご飯を盛り、4をのせる。お好みで紅しょうが、七味などをふる。
完成だ。
どうだ、食欲をそそる見た目だろ。実際に作ってみるとニオイもたまんないぞ。
牛丼は外で食べるもの、と思い込んでいる男が多いだろうから、彼女や奥さんからこんな牛丼を作ってもらった日には、感動すること間違いなし!
男に作る絶対に失敗したくないとき用の鉄板レシピとしてストックしてみてくれ。
次回もコク旨レシピを紹介するから楽しみにしていろ!
撮影/廣江雅美 取材/吉田奈美
【YAMATO】
★【レスラーYAMATOの筋肉キッチン】連載一覧
1981年9月10日生まれ。B型。調理師学校を経て、和術慧舟會で総合格闘家となる。2006年、プロレス団体DRAGON GATE所属のプロレスラーに転向し、人気実力とも兼ね備えた選手として活躍中。試合予定はDRAGON GATE公式ホームページを参照。調理師免許、フードコーディネーター3級を持ち、料理のできるプロレスラーとしても注目が集まっている。
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