一年前や秋冬から継続のトレンドが多いこの春。ほんの少しの変化だけど、おしゃれに大きく差がつくトレンドキーワード6つを厳選してピックアップ!「かっこいい私」のマインドに刺さるのはいったい…
【1】真っ先に手に入れたい【最旬ブランド】の新作
【PELLICO】
イタリアの老舗ブランドの靴は、履いたときの圧倒的な美しさに支持が集まる。エレガントな中に旬が効いた一足は、働く女性の強い味方。
【上】センスのいいカラーコンビネーションが光る。「TOMORROWLAND×PELLICO」の靴[ANDREA/6.5]¥57,000・【中】上品なイエローは今シーズンのキーカラー。「ペリーコ」の靴[ANDREA/1]¥48,000・【下】キャンバス使いが足先に程よい抜け感を与えてくれる。「ペリーコ」の靴[BIANCA/8]¥49,000(アマン)
淡色の目を惹く小物を効かせて軽やかさとモードを両立
「J&M デヴィッドソン」の『CARNIVAL』待望の新色は、春の着こなしになじんでくれる絶妙な淡さのパウダーグレー。サイドオープンのデザインが効いた靴は、唯一無二の存在感。
バッグ[CARNIVAL M/21.5×17×17]¥132,000(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉) 靴[LUNETTA/3.5]¥49,000(アマン〈ペリーコ〉) カーディガン¥21,000(クルーズ〈ELIN〉) パンツ¥40,000(ビームス ハウス 丸の内〈サポート サーフェス〉) ピアス¥32,000(flake) バングル¥135,000(ハルミ ショールーム〈コールムーン〉)
【PIPPICHIC】
今の気分にはまる一足が見つかる、と評判の「PIPPICHIC」の靴。どこかにかわいげがある、きちんと見えと女らしさが両方叶うのが魅力。
【上】履きやすさに定評のある3.5cmヒールパンプスの新色は淡さが絶妙なペールピンク。靴[TIP35/3.5]¥30,000・【中】オケージョンはもちろん、カジュアルに合わせるのも素敵。靴[ANNA-V JEWERLY/1]¥36,000・【下】サテンのツヤと赤がしっかり女らしい一足は、あえてクールな装いに効かせたい。靴[ANNA PETITI/1]¥29,000(PIPPICHIC)
【2】通勤にも使える! モード感が漂う【甲深パンプス】
オペラパンプスやローファーの流れから、春は甲深パンプスが旬に。たかが甲、されど甲、このひとさじが洒落感の大きなポイントに!
まずは定番の黒パンプスから甲深にスイッチしたい
【右】歩きやすいという「おまけ」がついてくるのも甲深パンプスが通勤に推しの理由。靴[8.5]¥41,000(THE GRAND Inc.〈LAURENCE〉) 【左】マットな質感の黒が上品。靴[8]¥52,000(CPRTOKYO〈レフラー ランダル〉)
オペラタイプやシューティ風…春色で一気に洒落感アップ
【右】キレイなグリーンで差をつけて。靴[1]¥69,000(ウィム ガゼット 丸の内店〈ニナリッチ〉) 【中】しっかり深めのタイプはパンツ合わせが好バランス。靴[0.5]¥56,000(ウィム ガゼット 丸の内店〈ジョセフ〉) 【左】装飾がないオペラパンプスタイプは、マニッシュなイメージがかっこいい。靴[1]¥42,000(Theory)
ジャケパンのセットアップも甲深な足元があるだけで新しく
適度な甲のボリュームが、全身バランスで見たときのモード感の鍵に。
靴[5.5]¥8,325(マミアン カスタマーサポート〈マミアン〉) ジャケット¥145,000・パンツ¥55,000(マディソンブルー) カットソー¥10,000(ビームス ハウス 丸の内〈チノ〉) バッグ¥38,000(UNIT&GUEST〈レベッカミンコフ〉) ネックレス¥29,000(ハルミ ショールーム〈コールムーン〉) リング¥58,000(タトラス&ストラダ エスト青山店〈TOM WOOD〉)
【3】おさえておくべきキーワードは【PVC】!
この春、本当に多いのがPVC(ポリ塩化ビニル)のクリアな小物。きれいめをキープしながらカジュアルダウンできる注目マテリアル!
クリアな足元でモダンな抜け感を。サンダル[参考色/4.5]¥18,834(銀座かねまつ6丁目本店〈銀座かねまつ〉)
【4】アクセント使いしたい! ベージュの服に【パイソン】でスパイスを
レオパードが流行だった秋冬のNEXTはパイソン。露出が増える肌ともなじみやすく、かつタフなかっこよさが入手できるのが最大の強み。
バックストラップがスカートと好相性。靴[1]¥33,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈バーニーズ ニューヨーク〉)
やわらかい印象で履ける白ベース。靴[7.5]¥69,000(ザ ストア バイシー代官山店〈ネブローニ〉)
スパイシィ靴で「かっこいい私」も難なくフェミニンにアプローチ
フレアスカートをクールに傾けてくれるのもパイソンならでは。こんな甘めコーデから、ストイックなスタイルまで、実は幅広く合わせられる。
靴[1]¥42,000(ビームス ハウス 丸の内〈バルダン〉) 「ハクジ」のカットソー¥14,000・「ストラスベリー」のバッグ¥82,000(ブランドニュース) スカート¥37,000(ニアー〈ニアー ニッポン〉) ピアス¥24,000(flake) バングル¥68,000(エストネーション〈マリアナ ブザード ライフォル〉)
【5】無地の靴を買うなら、春こそ【赤みブラウン】
着回しを考えるとひとつ欲しい無地靴。秋冬になじみ深くなった赤みブラウンを、ベージュの服が増えるこの春は足元で取り入れるのが正解。
ニュアンスカラーだからこそ一足で装いに奥行きが出る
【手前】リボン靴も赤みブラウンならちょうどいい甘さ。靴[8]¥52,000(アマン〈ペリーコ〉) 【中】着回し力と歩きやすさを考えたらプレーンなフラットを。靴[1.5]¥24,000(ツル バイ マリコ オイカワ) 【奥】スエードの質感で、この色の上品な持ち味を発揮。靴[6.5]¥18,000(オデットエ オディール 新宿店〈オデット エ オディール〉)
【6】女らしさを演出するなら、程よい透け感がある【チュール使いの靴】
「透け感」がひとつのトレンドキーワードの今シーズン。春先には、まずチュール使いの靴でさりげなく肌見せを楽しむのが「かっこいい私」の正解。
レースより甘くないから「かっこいい私」も取り入れやすい。靴[1.5]¥40,000(THE GRAND Inc〈. LAURENCE〉)
歩きやすい低反発ソール入り。靴[4.5]¥27,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈バーニーズ ニューヨーク〉)
バーサンダル感覚で合わせて。靴[1]¥21,800(銀座ワシントン銀座本店〈ファビオ ルスコーニ ペル ワシントン〉)
※文中の[ ]内の数字は、バッグのサイズ[縦×横×マチ]、靴の[ヒールの高さ]を表し、単位はcmです(編集部調べ)
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2019年Oggi3月号「春のファッション トレンドJOURNAL」より
撮影/渡辺謙太郎(MOUSTACHE/PART_1人物・ロケ静物) スタイリスト/縄田恵里 ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/矢野未希子 撮影協力/EASE、AWABEES 構成/佐々木陽子
再構成/Oggi.jp編集部