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LIFESTYLE

2019.02.26

ゆるリッチなクルーズで驚愕! レストランやバーが35ヶ所以上も!? 美食家も太鼓判!

今、大注目のアジアンクルーズの乗船記第2弾の今回は、船内レストランで食べられるグルメやスイーツをご紹介します♪

武田麻衣子 『ゲンティン ドリーム』乗船記#2

船内のお楽しみNO.1はエスニック〜ファインダイニングまで充実のグルメ・ホッピング♡

夢のように刺激的だったアジアンクルーズ!

前回記事:船旅デビューしませんか? アジア初プレミアムクルーズ、ここがスゴい神ポイントを解説

シンガポールから乗船して3泊4日の乗船は以下のような日程でした。

飛行機でシンガポールのチャンギ空港に降り立ち、タクシーで約20分の港、マリーナベイクルーズセンターから乗船して船内3泊4日、トータル5泊6日のフライ&クルーズ旅。2カ国に寄港するエキサイティングな旅なのに、夜間に移動してくれるからのんびり、ゆったり。

船内で過ごす時間も、たっぷりあるように感じるスケジュール。ですが、何だか3泊でも足りない! そのぐらい、この船には魅力的な施設がいっぱいです。

まず特筆すべきは、バリエーション豊かな35ヶ所ものグルメスポット! レストランやカフェ、バーのラインナップがすごすぎて、寄港地に立ち寄っても食事は船内でという方が多数いるくらい♡

朝昼晩と楽しめる無料レストランが3ヶ所!

船内には、無料のインクルーシブレストランが3ヶ所あります。

メインダイニング「ドリームダイニングルーム」

こちらは2階建てで、ひとつはロウワーデッキのインターナショナル料理、もう一方がアッパーデッキの中華料理、などと就航エリアや乗客層へ向けて臨機応変に対応。

たとえば今回ロウワーの朝食は、メインを選べるインターナショナル料理と中華料理のセミビュッフェ。ランチとディナーでは中華のコースメニューか洋食のセミビュッフェを選べました。

▲アッパーデッキのある日の中華ディナー。メニューは、フライドダック、蟹の卵入りシーフードスープ、レモングラス風味の蒸し魚、フレッシュな茹で海老・紹興酒と生姜風味、スパイシーオレンジソースのスペアリブ、麻婆豆腐、ナマコとマッシュルームの煮込み、温かい黒米とココナッツミルクのデザート。全8品。これ無料ってホント? 豪華で美味♪

ビュッフェレストラン「リド」

こちらはインターナショナル料理が頂けるカジュアルなビュッフェレストラン。本格的なシンガポール料理やインド料理、中華料理、ハラール料理と驚きのラインナップ。アジア各国の料理がこんなにもバリエーション豊かなのはアジア船ならでは。知られざる料理に好奇心がムクムク!

▲朝から蒸籠が何種類も。蒸し立てだからふっかふか。ピンクのバンズの中身はあんこ。

▲ベジタリアンエリアのカレーたち。朝からスパイシーなカレーをあれこれ頂きます。甘酸っぱいタマリンドスープと、やはりタマリンドを使用したマレー料理エリアにあったレンダンチキンが甘辛味で美味しい!

▲ランチやディナーではもっと種類が増えて楽しさ倍増。特にインド料理、すごーく美味! いちばん人気です。

経験豊富なシェフたちが腕をふるう有料スペシャリティレストランの数々♡

通常、ほかの一般的なクルーズでは船内の食事は全て無料で、食事の時間もお席もフォーマルなどのドレスコードもある程度決まっていることがほとんどです。でも、こちらは、過ごし方や旅のメンバーによって自由に楽しめるよう、レストランの多くは有料で、予約も好きな時間にできるのが大きな特徴。

カジュアルに済ませたい日や、ドレスアップしてディナーを摂りたい日、遅くから食べたい日。その日の気分でお好きなように。自由度が高い、それが『ゲンティン ドリーム』です。*1SGD(シンガポールドル)は約¥80です。

<私的偏愛レストランLIST>

1.アジアの屋台料理を24時間頂ける『ブルーラグーン』!

アジア船らしさが光るのは、ホーカー(シンガポールの屋台)を思わせる24時間営業のレストランがあること。メニューは全部で約60種以上! ラクサだけでも、シンガポールラクサ、マレーシア流のアッサムラクサ、ジョホールラクサと3種類も。

ランチにがっつりでも、深夜に軽くつまんで飲んで、でも、いろいろな場面で楽しめるのがイイ。深夜のハッピーアワーでは、なんと1SGDメニューが7種ほど登場。しかもどれもめちゃくちゃ美味しい!

特筆すべきは、おつまみにぴったりの塩卵で味付けしたフライドフィッシュスキン。魚の皮なんて、と言わずにぜひトライ。クリスピーで塩卵の風味が最高。いまアジアで大流行しているのだそう。フライドポテトよりずっとヘルシーです♡ どれも1皿¥1,000前後。ここが好き過ぎた♡

▲遅いランチで頂いたのは、香港や台湾でよく見る煮卵(ハーバルエッグ)とアッサムラクサ。マレーシアを代表するスープヌードルで、魚の出汁が効いています。お野菜もたっぷり! シンガポールの甘辛いラクサとは全く違うクセになるお味♡

▲お夜食の1SGDメニュー。お腹に優しいフォーやお粥、白キクラゲとロンガン(ライチのようなフルーツ)入りのデザートスープなら深夜でもヘルシー(な気がする…♡)。

▲24時間通しで営業し、早朝からでもこんなメニューが! シンガポールなどアジア各国を代表するローカルB級フードがズラリ。シンガポールチキンライス、シンガポールラクサ、ナシゴレン、肉骨茶(バクテー)、チキン&ビーフサテ。

2.『プライムステーキハウス by マーク・ベスト』&『シーフードグリル by マーク・ベスト』でドレスアップディナーを!

もっともエレガントなレストランがこちら。オーストラリアのセレブリティシェフ、マーク・ベスト氏率いるシグネチャーレストランでドリーミングな夜を。洋上でのレストラン展開はこちらが初だそう。

コースとアラカルトがあり、写真のコース(セレクション オブ コールドカット、カリフラワースープwithキャビア、ポーターハウスステーキ、バニラパンナコッタ)は48SGD(シンガポールドル)。グリルドシーフードプラッターはアラカルトで168SGD。ワインも豊富!

3.和食と鉄板焼きの『ウミウマ』ではお寿司も♡

日本人に嬉しいのは日本食レストランがちゃーんとあること。目の前でシェフが焼いてくれるパフォーマンス鉄板焼きコーナーは大人気。和牛コースは、サラダ、焼き野菜、味噌汁、ガーリックライスが付いて38SGD〜(選べるメインでお値段が変わります)。和食コーナーや寿司カウンターで軽くつまむのもアリ。

4.『ホットポット』でアジアン鍋♪

テラスで風に吹かれながら辛い四川鍋を頂くのもまた一興! シーフードやお肉をしゃぶしゃぶしながらワイワイ頂きます。4人前の2色鍋セットに1ドリンク付きでSGD138。こちらはクルーたちからも大人気♡

5.シンガポール名物の絶品カヤトーストを『ロビーカフェ』にて。

シンガポールに来たらコレを食べなくちゃ。ココナッツのカヤジャムと厚切りバターをはさんだ禁断のカヤトースト! 薄切りトーストが定番ですが、最近はこのような厚切りバージョンも人気だとか。なぜかポーチドエッグとお醤油が付いて、甘いトーストを浸しながら甘じょっぱい味を楽しむのがロコ風。

ハイナンカヤトーストセットはコーヒーまで付いて7SGD。グリーンのパンダンリーフ入りカヤジャムをはさんだパンダンカヤトーストやチキンカレー、ビーフン、ナシレマック(マレーシアの定番朝ごはん。ココナッツミルクで炊いたご飯に小魚やチキン、ピーナッツなどのおかずを混ぜて頂く)も。朝7時から夜中の1時までオープン!

6.『シルクロードチャイニーズレストラン』で北京ダックを堪能!

異国情緒満点の店内にてモダンチャイニーズをアラカルトまたはコースで。目の前で仕上げてくれる北京ダックがシグネチャー。

▲プラムソースのチェリートマトマリネ13SGD、3種のエビの炒め物28SGD、酢豚19SGD、北京ダック29SGD、金華ハムと魚の骨の白菜煮13SGD、牛肉と黄ニラ、もやしの焼きそば19SGD、ブンタンとタピオカのマンゴークリーム11SGD。

7.ヘルシー派には『クリスタルライフ キュイジーヌ』

大好評のスパの横に位置する明るいカフェ。海を眺めながらフルーツやヘルシーご飯を。静かで落ち着く空間なのでのんびりできる女性に人気の場所。

▲フルーツwithヨーグルト7SGD、アヴォカドチキンロール7SGD、ミックスナッツパイ9,5SGD、フレッシュスムージー「リキッド サンシャイン(パイナップル、りんご、レタス、レモン)」、「ウーマンズケア(メロン、ビーツ、バナナ、プレーンヨーグルト)」各6SGD

8.甘党には『ブレッドボックス』&『ジェラテリア』!

店内でていねいに焼かれるデニッシュやクッキー、ケーキが並ぶ『ブレッドボックス』。目にも美しい杏仁豆腐や金木犀のゼリー、チョコレートムースなどのカップデザートはどれも3SGDと驚きのコスパ。

▲ジェラートも上品な甘さで美味しい!

食の充実は、楽しい旅を彩る必須事項。これだけ美味しいものがバリエーション豊かに揃っていたら、どんなフーディーたちも納得ですね。私も美味しいものをお目当てに、また早く乗船したいっ♡ 次回の短期連載第3回目は、これまた充実のバー&ラウンジをご紹介します。

☆数々の賞を受賞している『ゲンティン ドリーム』の船旅プランはこちらから。

航空券つきツアー(クルーズプラネット):2019年10月まで

クルーズ単体購入(ベストワンクルーズ):2019年3月末まで2019年4月から

ドリームクルーズ日本語ウェブサイトはこちら

武田麻衣子/Maiko Takeda ファッションエディター

大学在学中よりファッション雑誌の編集者としてキャリアをスタート。以降、Oggi、Domani、Precious、和楽などで活躍。ゴルフ、歌舞伎鑑賞、ドライブ、クッキングなど、趣味を生かしたカルチャーなページづくりにも定評あり。遊びや仕事で訪れるたびにハワイ愛が膨れ上がり、2012年ついにオアフにコンドミニアムを購入。行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイ中。
instagram: @maikotakedaogawa

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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