パンプスでつくるきれいめなオフィススタイルは私たちの永遠の定番ですが、ここ数年、スニーカー通勤もぐっと勢いを増しています。ラクだし歩きやすいのが最大のメリットだけれど、「今日はあまり人に会わないからスニーカーでいいか」……なんて、ちょっと後ろ向きの理由で履く日もあったりしませんか?
全世界的にスニーカーブームの今、働く女性ももっともっと、自信を持ってかっこよくスニーカーを履いてほしいから――気分が上がる大人のためのアプローチを、Oggi的視点でたっぷりお届けします!
【1】モノトーンのジャケパンスタイル
ラクなのはもちろん、ぺたんこ靴よりあったかいのがスニーカーのいいところ。寒い日だってついつい、会社帰りに寄り道したくなる! 今日は、気になっていた新しいブックストアに行ってみよう。
モノトーンのジャケパンスタイルは白スニーカーでキレのよさを加速
歩いているとなにげに寒気が入り込むフラットシューズに比べて、オールレザーのスニーカーは段違いで暖かいのも大きな魅力。こちらはスリムなフォルムが特徴の名作「SAMBA」の「TOMORROWLAND」別注モデル。アウトソールに至るまで白でまとめた清々しいクールさが大人の女性向け。
スニーカー¥18,000(TOMORROWLAND〈アディダス オリジナルス フォー トゥモローランド〉) コート¥37,000(CELFORD ルミネ新宿1店〈CELFORD〉) ジャケット¥49,000・パンツ¥27,000(Theory) シャツ¥24,000(アングローバル〈イレーヴ〉) バッグ¥54,000(フルラ ジャパン〈FURLA〉) ストール¥26,000(martinique Le Conteルミネ有楽町店〈martinique〉) メガネ¥31,000(MOSCOT Tokyo〈MOSCOT〉) ピアス¥10,000(SILVER SPOON)
【2】スカート×スニーカーをタイツでまとめて
タイツに合わせやすいスニーカーを発見! コーデュロイやスエードなどのファブリック素材&グレーの濃淡カラーがコンサバな通勤スタイルにもすんなりなじむ♪
タイツ合わせを考慮して別注をかけたという話題のモデル。マットなファブリックをグレーの濃淡で組み合わせた一足は、ふだんよく履くチャコールトーンのタイツに美しく調和。スカートも同トーンでつなげば、会社でも浮かない上品なスニーカースタイルが実現する。
スニーカー¥15,000(エミ ニュウマン新宿店〈emmi meets ASICSTIGER〉) カーディガン¥21,000・中に着たニット¥15,000(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ユナイテッドアローズ〉) スカート¥15,000(ユニバーサルランゲージ 渋谷店〈ユニバーサルランゲージ〉) デスクに置いたバッグ¥56,000(ショールーム セッション〈OAD NEWYORK〉) 時計¥37,500(デミルクス ビームス 新宿〈ラーソン&ジェニングス〉) タイツ¥4,200(スピック&スパン ルミネ有楽町店〈ブルーフォレ〉)
【3】ワイドパンツでスニーカーをちら見せ
ワイドパンツを合わせれば、スニーカーが見える分量はチラリとだから、スポーティすぎないのがいい感じ! 上品シンプル派がスニーカー通勤にトライするなら、このバランスで。
センタープレスのきちんと感でスニーカーがより大人顔に
足元にかかるフルレングスのワイドパンツを選べば、スニーカーの全景が見えない分さりげない印象に。スニーカーに慣れていない人も、この組み合わせならドキドキせずに取り入れられる。
スニーカー¥14,800(シシ〈シシ〉) コート¥29,000(ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング ルミネ新宿店〈グリーンレーベル リラクシング〉) ニット¥29,000(Theory luxe) パンツ¥12,962(バナナ・リパブリック〈バナナ・リパブリック〉) バッグ¥18,500(アーバンリサーチ ドアーズ 二子玉川ライズ店〈レン×アーバンリサーチ ドアーズ〉) ピアス¥12,000(リラ バイ スピック&スパン ルミネ池袋店〈リラ バイ スピック&スパン〉) リング¥11,000(スピック&スパン ルミネ有楽町店〈ソワリー〉)
【4】ロングコートは足元のボリューム感がカギ
この冬流行のロングコートはパンプスだとなんだか古臭い……!? 靴とのバランスが悩みだったけどスニーカーがすっきり解決! 今、必要なのは「足元のボリューム感」でした。
ショートブーツ感覚で履ける黒レザーがかっこよさと安定感をもたらして
スニーカー通にファンの多い、「コンバース」のハイカットレザー。細身パンツを合わせてシュッとしたシルエットをつくると、アクティブなおしゃれ感が生きてくる。トレンドのロングコートをバランスよく受け止める力量も文句なし!
スニーカー¥9,500(コンバースインフォメーションセンター〈コンバース〉) コート¥230,000(マディソンブルー〈マディソンブルー〉) プルオーバー¥29,000(Theory luxe) 肩にかけたニット¥39,000(Theory) パンツ¥8,990(PLST) バッグ¥45,000(コード〈VASIC〉) ピアス[片耳]¥17,000(ショールーム セッション〈MARIA BLACK〉)
【5】休日スニーカーこそキレイめに
デニム合わせをお休みしてみたら、今の自分にしっくり。休日のスニーカーがうまくいかない理由はここだったんだ! 無理してカジュアルにしなくたっていい。そう思えたら、もっとスニーカーが身近になる♥
休日スニーカーこそきれいめに。余裕を感じるリラックススタイル
30歳を越えると、休日のスニーカー×デニムがなんだかほっこり、あか抜けないと感じることも多いはず。そんなときはデニムをシンプルなウールパンツにスイッチしてみて。「大人があえてきれいめに、スニーカーのおしゃれを楽しんでいる」……そんなふうに見えたら成功!
スニーカー¥11,000(エミ ニュウマン新宿店〈New Balance〉) コート¥22,000(ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング ルミネ新宿店〈グリーンレーベル リラクシング〉) フード付きニット¥8,800(ミラ オーウェン ルミネ新宿2店〈ミラ オーウェン〉) パンツ¥33,000(Theory) バッグ¥17,000(SENZO TOKYO〈MEZZO〉) ピアス[片耳]¥12,000・リング¥60,000(CHERRY BROWN〈CHERRYBROWN〉) ソックス¥1,800(Blondoll 新丸の内ビル店〈Blondoll〉)
2019年Oggi2月号「冬こそ、スニーカーと仲良くなるチャンス!」より
撮影/生田昌士(hannah/ロケ分)、佐藤 彩(スタジオ静物分) スタイリスト/金子 綾(ロケ分) ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/矢野未希子(本誌専属) 撮影協力/住友不動産 麻布十番ビル デザイン/Permanent Yellow Orange 構成/三尋木奈保
再構成/Oggi.jp編集部