時計、指輪、ブレスレット…それぞれ人生の転機に、自分を励ますアイテムとして迎え入れるものだったりしませんか? そう、働く女性の手元には、おしゃれ心と人生が現れるんです!
今回は、働くアラサー女性向けの雑誌『Oggi』編集部の加藤真実の手元をスナップしてきました。
20代で買ったピンクゴールドコンビの“カルティエ”の「タンクフランセーズ」が復活
「ステンレススチールとピンクゴールドがコンビになった時計は、10年近く前に買った当時の限定モデルです。ピンクゴールドのコンビなら、王道なモデルでありながら、変化球としても効いてくれそうだなと思ったこと、そして少し甘めの顔立ちを引き締めてくれる黒文字盤に惹かれて購入しました。その後は、色白なタイプではない自分の肌には、イエローゴールド系のアイテムの方がなじむのかなと感じるようになった時期があり、少し出番が減っていました。
ところが、『Oggi』の企画で自分に似合うパーソナルカラー診断をしてもらったところ、意外にもシルバーやホワイトゴールド、プラチナなどのホワイト系アイテムがはまる“プラチナ肌”だったことを知り、またこの時計をよく身につけるようになりました。ジュエリーもホワイトゴールドなどでまとめることが増えましたね。
左手の薬指に着けている細い方のリングは、マリッジリングです。これを買った当時は、自分がプラチナ肌だと気づいていなかったので、そのときに好きだったイエローゴールドにしました。イエローゴールドのジュエリーをメインで使うことはなくなりましたが、ホワイト系の時計やジュエリーとミックスすると、今も気分に合う手元になるので、ファッションジュエリーとしても役立ってくれています。
ちなみに、このマリッジリングは“ティファニー”の『メトロ』シリーズのリングなのですが、一般的にはマリッジリングとして買う人よりも、ファッションアイテムとして買う人の方が多いかもしれません。私の場合は、夫にマリッジリングはつけないからいらない、と言われたので(笑)、自分の好きなものを選びました」(加藤)
時計の黒文字盤と靴の色をリンクさせてコーディネート
コーディネートを全身で見てみましょう! 時計の文字盤と靴の色をリンクさせているのが、さりげないけれど、装いの統一感を生んでいる秘訣ですね。時計やジュエリーだけでなく、グレーのニット、ラベンダーカラーのパンツなど、洋服も“プラチナ肌”に似合う色でまとめているのもさすがです。
「以前は、茶系の洋服が好きなのに、なぜか決まらないなぁと感じていました。自分が“プラチナ肌”だと知ってからは、自分の肌色に似合わないから、そう思っていたのだと気づけました。グレーの服を試してみたときのしっくり感は、本当に驚きましたね」(加藤)
【左手】
時計・薬指のリング[太]/カルティエ
薬指のリング[細]/ティファニー
【右手】
薬指のリング/ティファニー
カジュアルコーデの日は、クラシカルな時計&ジュエリーで大人っぽさを投入
「ピンクゴールドの“ベダ&カンパニー”のトノー型の時計と大ぶりのイヤリングのクラシカルなセットは、スエットなどを着るカジュアルな日に。薬指のリングは、先ほども紹介したマリッジリングにしている“ティファニー”の『メトロ』。そこに“ブシュロン”のキャトルをレイヤードしています。このマリッジリングは、こんな風にレイヤードしやすいのも便利です」(加藤)
時計/ベダ&カンパニー
薬指のリング[細]/ティファニー
薬指のリング[太]/ブシュロン
イヤリング/ADORE
PROFILE/加藤真実
小学館に入社後、ファッション雑誌『AneCan』、『Oggi』の編集部員を経て、『Oggi』のデスクに。スタイリストからも認められるおしゃれな私服コーデも注目の的。
高橋香奈子
一般企業に勤めた後、アシスタントエディターとして愛読誌だったOggi編集部へ。Oggiのエディターとして独立し十数年、ファッション・時計・ジュエリーページを中心に担当。プライベートでは、7歳男の子の母。Instagramは、@takahashi_kanako_