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LIFESTYLE

2018.05.30

アロハウエディングは、ハワイの精霊たちが見守るヒストリカルな教会で♡【女子欲ハワイ64】

歴史深いオアフの教会挙式が素敵♪ハワイ(オアフ島ワイキキ)と東京、ふたつの都市に自宅をもち、旦那さんと行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイするエディター武田麻衣子さんがレポートします。

趣きたっぷり♡ 本物志向のオトナ女子から人気が高まるハワイの教会挙式!

愛が育つ島。私にとってハワイはそういう印象の場所。優しい癒しの自然に包まれ、人を幸せな気持ちにさせるアロハスピリッツでいっぱいのハワイ。

小さな子供から高齢の祖父母の方まで、幅広い世代がのんびり楽しめるハワイなら、家族一緒の挙式&新婚旅行先としてやっぱりとっても安心だし、みんなが喜んでくれる!

そういった人気の高いハワイ挙式で、とくに最近評判なのは、歴史深い教会でのウエディングです。

教会

▲青空と芝生に映えるセントラルユニオン教会。

書き割り的な挙式用のつくりものとはまったく異なる、本物ならではの厳粛な雰囲気とアロハなオーラに包まれて、心から、粛々と感動できるハワイの教会挙式。とくに私がおすすめするのが今回ご紹介するふたつです。

1.純白の大聖堂と芝生のガーデンに圧倒されるセントラルユニオン教会

白亜の御殿のようなコロニアルな大聖堂のドアを開けると、そこに広がるのはアーチ型の高い天井と、35メートルもの真紅のバージンロード。

エレガント!!!

セントラルユニオン教会

こちらは1924年、英国人によって建てられた、歴史のあるヨーロピアンスタイルの教会。正面の十字架に刻まれた“LOVE NEVER FAILETH(愛は永遠に尽きず)”の言葉が心に響く空間です。

この教会には、長いトレーンのエレガントなドレスが絶対お似合い。真紅のバージンロードに広がるトレーンを引いて、静々と歩く花嫁の佇まいは、まるで高貴な姫君のように美しく見えるはず。

バージンロード

挙式の後は、広々とした芝生のガーデンでフラワーシャワーや写真撮影ができるのもこちらの大きな魅力。ガーデンにはパームツリーが並び、青空に心地よく揺れて祝福してくれるのです。

教会が位置する街プナホウは“新しい泉”という意味を持つ場所。近くにはハワイ屈指の名門校がある文教地区で、新郎新婦の新たな人生のスタートにふさわしいエレガントな地域。ワイキキからは車で約15分ほどと、ワイキキのホテル群からも近く行きやすいのもオススメの理由。心が癒される華やかな教会です。

教会

2.ハワイ王朝ゆかりのオアフ最古の教会、カワイアハオ教会

もうひとつおすすめなのは、ハワイ王朝時代の1842年、カメハメハ3世の指揮により、オアフ島に初めて建立された由緒正しき石の教会、カワイアハオ教会。

カワイアハオ教会

かつては王族が結婚式を挙げた神聖な場所で、今もなお、高貴な雰囲気を漂わせるオアフ最古の特別な教会です。

こちらのチャペルには、2,500本ものパイプを誇る格式高いパイプオルガンや、王族だけが座った椅子など、昔のままの風情が残されており、伝説のシンガーがハワイアンウエディングソングを歌ってくれるのも評判。ちなみに、アロハオエを作曲したリリウオカラニ女王は、こちらの教会のオルガニスト兼音楽プロデューサーだったそうです。すごい!

私もハワイで挙式をしましたが、ハワイアンのウエディングソングは、心にじんわりくる本当にいい曲♪ プロのシンガーがこんな聖なるチャペルで歌ってくれたら、心が震えるほど感動すること間違いありません。

教会

由緒正しい歴史的な教会なのに、敷居が高いというより温かさが感じられる空間。永く丁寧に使い込まれた重厚な木のインテリアや、壁に飾られた王族の肖像画、王家のシンボルなどが印象に残ります。

教会教会

またこの教会の外観の石は、14,000ものサンゴの岩盤からつくられたもの。教会敷地内にある噴水は、ハオ王女が利用していたという神聖な湧き水。ガーデンにはハワイらしいパームツリーも。ハワイの精霊たちを味方にできるかのような、この特別な教会は、新郎新婦ふたりをいつまでも温かく守ってくれることでしょう。

不思議なエネルギーが宿るヒストリカルな教会でのハワイ挙式。一生に一度の特別な1日にふさわしい場所です。

ウエディングではなくても、一度足を運んでみたいスポットです。

ハオ王女の噴水

▲敷地内にあるハオ王女の噴水。カワイアハオ教会はハワイの史跡が集まるダウンタウンに位置します。ワイキキからは車で約15分。こちらも比較的ホテル群から近いので安心。

フレッシュなお花を髪に飾る

▲フレッシュなお花を髪に飾るウエディングスタイルがハワイらしくて素敵!

夕陽

▲いつかの夕陽。雲の多い日ほどハワイの空の色がドラマティックに美しく変化して。

初出:しごとなでしこ

武田麻衣子/Maiko Takeda ファッションエディター

大学在学中よりファッション雑誌の編集者としてキャリアをスタート。以降、Oggi、Domani、Precious、和楽などで活躍。ゴルフ、歌舞伎鑑賞、ドライブ、クッキングなど、趣味を生かしたカルチャーなページづくりにも定評あり。遊びや仕事で訪れるたびにハワイ愛が膨れ上がり、3年前、ついにオアフにコンドミニアムを購入。行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイ中。
instagram→@maikotakedaogawa

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