さまざまな役柄を演じる表現力に端正な顔立ち、奇跡の俳優として話題沸騰中の【吉沢 亮】さん。出演情報が発表される度、SNSでは“国宝過ぎて目に毒”、“実写版◯◯”、“美しすぎてしんどい”など、女性達の悲鳴が大量につぶやかれています。待機作が豊富な2018年、さらに目が離せない存在になりそうです。
そんな吉沢さんが3月28日(水)発売のOggi5月号の連載『悪い男』に登場! 写真家・蜷川実花さんがタクシーに同乗、至近距離からの撮影を敢行しました。うっとりするような横顔ショットはぜひ誌面でご確認を!
今月の撮影裏設定は『もしも吉沢 亮とタクシーに乗ったら』です。吉沢さんが職場の先輩で、クライアントの元へ打ち合わせに出かけるタクシーの車中というシーン。ふだんよりも少し親密な会話、空気。吉沢さんとそんなシチュエーションになったら…、リアルに息がとまってしまうかもしれませんね!
しごとなでしこでは、Oggi未収録のお話をちょっぴりお届け!
「本誌インタビューではまだまだ足りない」という全国のしごとなでしこの声にお応えして、Oggi本誌に収録しきれなかったインタビューを公開します。
Q.4月27日(金)から全国公開になる映画『ママレード・ボーイ』では、スポーツ万能・頭脳明晰・人当たりがよくてかっこいい、松浦 遊を演じる吉沢さん。撮影に入る前に台本と原作を読んだ際の率直な感想は?
「設定自体はなかなかぶっ飛んでいる部分もある、と思ったけれど、“主人公ふたりの恋愛”という視点で見れば、とてもまっすぐでピュアな恋愛ストーリー。いち読者としてキュンキュンしました」
Q.読書やマンガを読むのが好き、と、うかがっています。少女マンガも読みますか?
「ふだんはあまり触れないジャンルです。でも、作品で演じることになったときなどに読み込んでみると、勉強になるなって思うことがたくさん。共通して感じるのが、登場人物達の心がみんな純粋で美しいこと。現実で言うには勇気がいるセリフもどんどん言えちゃう、そんな世界に心が洗われます。…いや、ぼくの心がすごく汚れているというわけではないですよ(笑)」
Q.今回出演する『ママレード・ボーイ』で、見逃せないシーンはどこですか?
「保健室のシーンです。保健室でいきなり…! ですから。保健室でキュンキュン。女子にはぜひ観てもらいたいです。廣木監督の描く“キュン”は、すごくナチュラル。“壁ドン”でバーーーーン! きゃー♡ っていうのも恋愛映画の醍醐味ですが、この『ママレード・ボーイ』は“日常にあふれるキュン”が詰まっています。主人公ふたりの仲の良い雰囲気や会話、家族や友人との温かいやりとり。保健室のシーン以外にも、心に響くシーンがたくさん散りばめられているので楽しみにして下さい」
Q.思い出のシーンは?
「ぼくの演じる遊が、海辺で感情を爆発させるシーン。物語の中でも重要なシーンなのですが、そこはカットなしのカメラを長回しした撮影で。感情が切り替わるのを自然に演じるのに苦労しました」
Q.作中では家族団らんのシーンがよく登場しますが、吉沢さんご自身も家族仲は良い?
「昔からひとりで過ごすことが多くて。家族とは仲が良いけれど、ひとりでいるのが好きです」
Q.喫茶店が好き、と、うかがいました。なにをして過ごしているのでしょう。
「なにもしてないこともあります。5時間くらいボーッと(笑)。台本を読んだりすることもあります。あとは、古本屋さんで買い込んだ大量のマンガを一気読みとか。そして、ひとつのお気に入りのお店があるというよりは、いろいろなお店へ行ってみるのが好きです。地方ロケなどで初めての場所に訪れたときは、ふらふらっと歩いて探したりしています」
Q.作中のテニスのシーン、かっこよかったです! スポーツは得意?
「剣道はやっていましたけど、得意なのかなあ…? テニスは今回の作品で初めて練習したのですが、めちゃくちゃ難しかったです。1か月くらい週2~3回ペースでみっちりレッスンをしてもらったのですが、大変だった。もうなんか難しすぎて、シーンを全部吹き替えにしてくれよ、と、思ったくらい。頑張ってる顔だけ撮ってはめてもらってCGで…笑」
Q.ふだん体を鍛えたりとかは…?
「大嫌いです。役とかがなければ絶対やりたくないです。筋トレとかぜんぜん続かない。スポーツは好きなんですけど、ストイックに鍛えるのはダメ、楽しくないと。テニスとかバスケとかゲーム性のあるものが好きです」
Q.犬と猫はどちらが好き?
「実家は犬を飼っていて。めっちゃかわいいんですけど、5分でうっとおしくなる(笑)。最初、わ~~~って駆け寄ってくれるのは嬉しいけれど、5分経つと『ほっといて』ってなっちゃうんですよ。最近、猫とふれ合う撮影があって、猫がいいな、と、思うようになりました。猫の寄り添い方ってかわいいですよね。気付いたらピトって横にいる感じが。かわいいな、かわいいな、ってなっちゃう」
Q.吉沢さんの考える『悪い男』とは?
「“純粋なあざとさ”が、ある人。性別に関係なくいると思うんです。『意識してやっているな~』って、わかった途端に冷めてしまうけど、『無意識でやっているのかな?』っていう人はすごく気になる。純粋さ、無垢さゆえに、とんでもないことをやっちゃう人って、ぼくの周りにもいるし。そういう部分を持っている人は『悪い』と、思います」
Q.吉沢さんは『悪い』?
「ぼくは頭ですべて計算してしまうので『悪い男』にはなれないですね。計算していない感じがいいんですよ、『悪い男』は」
日本中の女性を夢中にさせておいて、『悪い男』ではないなんて言わせないですよ!! と、心の中で叫んだ担当者でした。
4月27日(金)より全国公開の映画『ママレード・ボーイ』の詳細はこちら
【出演】桜井日奈子、吉沢 亮、中山美穂、檀 れい、谷原章介、筒井道隆ほか
【原作】吉住 渉『ママレード・ボーイ』(集英社文庫<コミック版>)
【監督】廣木隆一
【脚本】浅野妙子、廣木隆一
【ストーリー】少女マンガの金字塔でありOggi世代にとって思い出深い人も多いコミック『ママレード・ボーイ』が遂に実写化。お互いの両親がお互いのパートナーチェンジをして再婚したことで、ひとつ屋根の下で暮らすことになり、次第に惹かれ合っていく光希(桜井日奈子)と遊(吉沢 亮) 。けれど、ふたりは好きになってはいけない相手だった!? 同級生との突然の同居、保健室でのキス、すれ違いの初恋や三角関係など、ラブストーリーに欠かせないトキメキと刺激が詰まった本作。ふたりのピュアな恋の行方とは…。
初出:しごとなでしこ
Oggi5月号
アラウンド30歳からの働く女性に向けて、シンプルでセンスのよい、ベーシックなファッションを提案する月刊誌。トレンドを追いかけるのではなく、「着る人が素敵に見える」「本人も周りも心地よい」スタイルを追求している「Oggi」のためし読みと購入ができます。