NYで話題のClean Eating(クリーン・イーティング)って?
Clean Eating(クリーン・イーティング)とは、添加物を一切使わず、素材そのままを丸ごと料理して食べることで、体の中から綺麗になる、痩せる、美肌になる、健康になる、元気になるといった、現代人が必要とする素晴らしい効果を与えてくれると、美容にうるさいニューヨーカーの間で話題の食べ方なんです。
そこで、そのClean Eating(クリーン・イーティング)を実践しているNew YorkスタイルのクッキングクラスKD Kitchenの人気のレシピから2つのメニューを紹介します。
キヌアクラストのチキン&ハニーわさび(Quinoa Crusted Chicken & Honey Wasabi)
まずひと品目は、日本でも注目を集めている「キヌア」を使った一品。
キヌアはタンパク質を15%も含み、その他アミノ酸、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル、ビタミンがバランス良く含まれていることから「栄養完全食」と呼ばれており、ヘルシーブームの熱冷めやらぬNYでも大人気となりました。
キヌアはお米のようにそのままでも楽しめますし、サラダのトッピングやリゾットなど様々な料理にアレンジ可能。
▲キヌアは栄養価が高く、白米や小麦のように精製していないホールフード(そのままの食品)で、体にも負担を与えない“穀物”(厳密には種)として注目を集めています。マグネシウム、リン、鉄分、ミネラル、ビタミンB類を多く含み、特に葉酸は緑黄色野菜に匹敵する量を含んでいます。
【キヌアクラストのチキン&ハニーわさび】4人分
「衣用キヌア」材料
・キヌア 125g
・水 125cc
・オリーブオイル 小さじ1
・シーソルト 小さじ1/2
●作り方
1.キヌアを目の細かいざるに入れ、水で軽くすすぎ洗う。
2.1と残り全ての材料を鍋に入れ、強火で炊く。
3.2が沸騰したら弱火にし、フタをして約15分炊く。
4.鍋を傾け、水が出てこないのを確認したら火を止めて20分蒸らす。
5.フォークで4を軽くほぐし、皿に広げて冷めたらできあがり。
「わさびハニーソース」材料
・粉わさび 小さじ1
・はちみつ 大さじ3
・水 小さじ1
●作り方
全ての材料を小さめの容器の中で混ぜ合わせたらできあがり。
「キヌアクラストのチキン」材料
・鶏胸肉 2枚(1枚200~220g)
・キヌア(衣用キヌアレシピ参照)
・ごま油 大さじ4
・シーソルト 適量
●作り方
1.鶏胸肉を2枚にスライスする。皮と脂があれば包丁で切り落とす。
2.1の両面に衣用キヌアをしっかり付ける。
3.フライパンを強火で熱したらごま油をしいてチキンを焼く。チキンを焼き始めたら中火にし、少し高めの位置からチキンの片面に塩を適量振りかける。チキンはキヌアの衣が剥がれやすいので、調理中はなるべく触らないようにする。
4.チキンを片面につき約2-3分ずつ焼くか、またはキヌアの衣がこんがりきつね色になるまで両面焼き、チキンに火を通す。
5.4をお皿に移し、5分置く。そうすることで鶏肉の肉汁が閉じ込められる。
6.5を一口大の大きさにカットし、皿に盛り付けたらできあがり。
衣用に炊いたキヌアとチキンは冷蔵庫で3日間、わさびハニーソースは冷蔵庫で1週間保存ができるので、常備おかずにもおすすめです。
ぜひ、お試しあれ♪
初出:しごとなでしこ