「ブロックチェック」と「ギンガムチェック」の違いって何?
■ブロックチェック
一番シンプルなチェック柄の「ブロックチェック」は、縦縞と横縞を交差させた碁盤の目のような柄。2色以上を組み合わせた、比較的大きなものを指します。モータースポーツのゴールで振られるチェッカーフラッグは、この白黒のブロックチェックですよね。
■ギンガムチェック
「ギンガムチェック」は、基本的に“白”などの淡い色ともう1色からなる格子柄を指します。ブロックチェックよりも小さくて細い格子が特徴的。洋服の他にも、キッチン雑貨やインテリアにもよく使われていますよね♡
2017年秋冬に流行る! 覚えておきたいチェック柄は「ブリティッシュ」がキーワード
■アーガイルチェック
秋冬シーズンになると、靴下やセーターでよく見る「アーガイルチェック」は、連続したひし形と細い斜めのラインを組み合わせた模様。その語源は、スコットランドにあるアーガイル地方で使われていたから由来しています。
■ハウンドトゥースチェック
日本では“千鳥格子”と呼ばれることも多いこの柄は、「ハウンドトゥースチェック」と言います。モノトーンで構成される模様で、ひとつひとつの柄がハウンド(猟犬)のトゥース(歯)に似ていることから名付けられました。これも英国発祥の柄のひとつ。
■タータンチェック
「タータンチェック」は、スコットランドの民族衣装に使われている伝統な柄。赤、黄、黒などの多色使いで構成されたカラフルなチェック柄で、様々な種類があります。バーバリーや伊勢丹の紙袋もタータンチェックですよー♪
■グレンチェック
制服のブレザーなどにも多用されている「グレンチェック」はハウンドトゥースなどの小さな格子を組み合わせてできたチェック柄。写真のようにアクセントに色の付いた細いラインが入っているのもと、入っていないものがあります。
そして、このグレンチェックは今年の秋冬シーズンで最も注目されている柄なんです! GUやZARAの展示会でも、グレンチェックのジャケットやスカートが並んでいました。
▲「GU」2017-2018秋冬 展示会
▲「ZARA」2017-2018秋冬 展示会
2017年の秋冬はタータンチェックやグレンチェックなどの「ブリティッシュ」テイストを取り入れた、マニッシュな着こなしがトレンドの予感!
気分もすっかり秋モードになって秋冬物が急に欲しくなりますよね〜。これからの買い物に、ぜひ参考にしてみて下さい。
初出:しごとなでしこ