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FASHION

2017.07.09

【インスタ写真をおしゃれにする方法】CanCamスタイリスト丸林広奈の写真加工テク教えます♡

読者モデルからスタイリストへと活躍の場をさらに広げている「まるちゃん」ことCanCamスタイリスト丸林広奈さん。彼女のaddictなものを紹介する連載コラム「丸林広奈のmy addict…」。まるちゃんがInstagramに投稿するオシャレな写真には「いいね」が殺到! その素敵写真のひと工夫に迫ります。

みなさん、こんにちは! CanCamスタイリストの丸林広奈です。

撮影に向けてのリースが続く今週、蒸すような暑さが体にこたえる…でもこれもかわいいスタイリングをお届けするため! 暑さに負けずに頑張らなくては! と自分に喝を入れる毎日です。

さて、先週・先々週とこれまでの連載とは少し方向性を変えて、ふだん私が撮っている写真のルールや特徴をお伝えしてきました。洋服や小物などの撮影方法について解説した【ブツ撮り編】、OOTD用の全身写真や自撮り写真のマイルールやキーワードについて語った【自分撮影編】ときて、ラストとなる今週は【写真加工編】
撮った写真に「私らしい」ニュアンスに仕上げることは、絶対に欠かせない大切なひと手間です!

透明感のあるオシャレ写真に仕上げるために、インスタで使う加工フィルターとは!?

いろんな場所で、いろんな写真を撮っていますが、インスタにUPしたり連載の中で使ったり…と、自分の世界観を発信するための写真は、なるべく統一感を持たせるようにしたくって。どんな写真でも「あ、なんだか私っぽいな」って自分が感じられる、そして見てくれた人にも感じてもらえるよう心がけています。

その「私らしさ」を取った写真にプラスするためのひと手間が【写真加工】。加工する…といっても、いろいろありますよね。「まるちゃんはどんな加工アプリを使ってるの?」と質問されたりもするんですが、私は特に加工アプリは使っていないんです。インスタの写真編集機能を使うくらいかな。そう、私がする【写真加工】というのは、色調の調整なんです。
そこで私が使っているフィルターは、HUDSON。自撮り、全身、ブツ…といろんな写真があるけれど、使うフィルターはほとんど変えることなくHUDSON頼みですね。

*NORMAL*

*HUDSON*

ノーフィルターの状態から、HUDSONをかけるとこんな変化が。3月にリヨンの川沿いで撮ったものを試しに加工してみました♡
写真全体にブルーの色みがふんわりとかかって、透明感のある写真にしてくれるところが好き。フィルターをかけると肌がくすんで見えてしまうこともあるけれど、そうなりにくいところもポイント。シャープだけど優しく見える。優しげだけど甘くない…そんな絶妙ニュアンスを出してくれます。

これであなたの写真もまるちゃんに!? インスタでの写真加工を中継します♡

さて、そのHUDSONを使って、実際に写真加工してみようと思います!

HUDSONのフィルター率は、100%までは使わずに30〜40%くらいの間に留めて。写真がもともと持っているカラーとフィルターによるオシャレ感がどちらも上手く生かせる最適バランスです(丸林調べ)。

明るさを少しプラスして。

写真によっては、フェードも。といっても0〜10%以内の範囲の微調整です。

使用する加工機能はこれくらいで本当にシンプル。なのですが「もう少し明るく見せたい」「なんか違う」「もう少し雰囲気を重視したい」…とアレコレやっていたら1枚の写真を完成させるまでに10分以上経っていた! なんてときも。こう考えると結構こだわっていますね(笑)。写真の雰囲気に深みを出しつつ、それでいてクリアな印象に仕上げるようにしています。

*加工前*

*加工後*

どうでしょう、私らしい1枚になったかな?♡
夏は楽しい予定がたくさんあって、写真を撮る機会も多いはず♡ 素敵な思い出は、上手に写真に撮って残しておきたいですよね!

毎日のように撮っている写真にも、自分はいろんなこだわりを持っていたんだな〜と実感した今回の試み。日常の何気ない行動も、振り返ってネホハホしてみると新たな発見があって面白いですね!

初出:しごとなでしこ

丸林広奈 CanCamスタイリスト

1992年生まれ、福岡県出身。2012年、CanCamスター読者として誌面に登場すると瞬く間に読者から圧倒的な人気を集め、2013年にはなんとCanCamの表紙モデルに抜擢され大きな話題を呼ぶ。そのファッションセンスをかわれ、現在はCanCamスタイリストとして活躍中。誌面コーディネートはもちろん、本人の私服スタイリングにも多くのファンが。ファッションだけでなく、ビューティやライフスタイルまで注目を集めている。
Instagram→@hironamarubayashi


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