CanCamスタイリスト 丸林広奈が選ぶ「パワーをもらえる」最新映画4選 | Oggi.jp
Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

line instagram TikTok X facebook search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. ファッション
  3. feature(fashion)
  4. 丸林広奈
  5. CanCamスタイリスト 丸林広奈が選ぶ「パワーをもらえる」最新映画4選

FASHION

2017.04.02

CanCamスタイリスト 丸林広奈が選ぶ「パワーをもらえる」最新映画4選

みなさんこんにちは! CanCamスタイリストの丸林広奈です。

早いものでもう4月。暖かな日差しが増えてきて、お休みの日のお出かけも楽しくなりますね〜♡ 外でアクティブに過ごすことも好きですが、映画館に行くことも多くって。以前の連載の中でも、私の映画アディクトに少し触れたことがあるのですが、ここ1か月くらいだけでも映画館に足を運んで4本の映画を観てきました。

映画を観ることは、私にとって欠かすことのできない大切な時間。
「自分の気持ちを見直す時間」「頑張ろうと勇気や元気をもらえる時間」なんです。

maru

【addict 映画_1】『ラ・ラ・ランド』

公開が楽しみで楽しみで仕方なかった映画『ラ・ラ・ランド
大好きな『セッション』と同じデイミアン・チャゼル監督の作品です。公開が待ちきれなくて、公開当日に映画館へ。予告映像の中でも流れている印象的なダンスシーンからはじまって…スタートから完全に心を持っていかれました! 大好きなライアン・ゴズリングも素敵だったし(『君に読む物語』も良かったな〜♡)、音楽もよかった(見終わってすぐにサントラをダウンロード!)。

夢を追いかけて下積みから頑張っていく主人公ふたりの姿に、励まれっぱなしの2時間でした。ラストは、単純なハッピーエンドではない幕引きにびっくり。ネタバレになっちゃうので詳しくは語れませんが、人生ってただまっすぐに続くわけじゃない。人それぞれの生き方が交差するドラマチックさを感じました。

話題作『ラ・ラ・ランド』は、公開前から作品の見どころがたくさん報道されていましたよね。私も「多くのシーンをワンテイクで撮影することに監督がこだわった」という情報を事前にインプット。意識して観ていると、確かに途切れることなく長く続くシーンが多い…。そしてそれがとても印象的で。一発どりだからこそ生まれるリアルな臨場感や表情ひとつひとつが、また観る人の心をぐっと惹きつけるんですよね。映画の醍醐味をまたひとつ学んだ気がします。

【addict 映画_2】『素晴らしきかな、人生』

そしてもうひとつ大きく心動かされた作品が『素晴らしきかな、人生』
最愛の娘を亡くしたことで仕事への意欲も生きる気力も喪失してしまったウィル・スミス演じる主人公を、同僚たちが優しく見守りながら支え助けていくストーリー。ほんのわずかだけど希望の詰まった小さな一歩を主人公が踏み出すところで映画は終わります。
どうしようもない哀しみの中で、自己嫌悪に陥ってもがき苦しむ主人公の姿は、どんな気持ちで観ていたらいいのかわからない程に、重く悲痛なものでした…。生きている限り必ず直面してしまう、愛する人の死という苦しみ。でもそこで落ち込んで立ち止まってしまったら生きてはいけない。生きて、歩き続けていくために、何をしなくちゃいけないか…深く考えさせられました。
そして自分の周りにそんな辛い現実と闘う人がいるとき、何をすべきか? ということも。抜け殻になってしまった主人公に対して、「彼と向き合って対話をしたい」「彼のために」と同僚たちはさまざまな行動を起こします。ですが哀しいことにその行動は逆に主人公の気持ちを追い込んでしまう結果に。悪気がないとはいえ、自分を責め立てるような行動をした同僚たち。でも主人公は決して怒ったりはしませんでした。周りにいてくれる人が、自分に対してどれほどの愛情を持っているかを改めて知ることが出来たから…。
苦しい状況の中でしか気づけない、苦しい状況にいるからこそより深く感じることが出来る“人の優しさ”があるんですよね。周りもただ「頑張って!」と励ませばいいわけでもない。そっと見守る優しさも含めて、大切な人の気持ちにどう寄り添うことが正解なんだろう? と考え直すきっかけを与えてくれた作品でした。

【addict 映画_3】『SING/シング』

実写だけじゃなく、アニメ映画もチェックします。
この間は映画『SING/シング』『モアナと伝説の海』を同じ日に連続して観ました。USJ→ディズニーと、夢のリレー状態。でもこうして2作品を連続してみると、それぞれの違いがよくわかりますね。『SING/シング』はユニバーサル・スタジオっぽいし、『モアナと伝説の海』はやっぱりディズニーらしさが。それを明確に言葉で説明する……ことはできないんですけど(笑)!

『SING/シング』は明るくて可愛くって、とにかくハッピー感が漂ってくる映画。小さなお子さんと観に来ている親子づれのお客さんも周りにたくさん! 子供も大人も楽しめる映画です。経営困難に陥った劇場オーナーが、愛する劇場を守るために奮闘するストーリー。はじめはお金目的で集まってきた仲間たちが、次第に損得勘定を忘れて「みんなで夢を叶えよう」と主人公を支えてくれるように。それは主人公が苦しみながらも前向きに頑張る姿を見ていたから。毎日頑張っている人のことって、周りはちゃんと見てくれているんですよね。私も仕事ひとつひとつ手を抜かずに、自分なりの努力を重ねていきたいなって改めて思いました。

【addict 映画_4】『モアナと伝説の海』

そして、途中で思いがけず涙してしまったのが『モアナと伝説の海』
「見たことのない世界を見たい」、「生まれ育った大切な島を守りたい」という決意を胸に海へ飛び出して冒険を繰り広げる、強いパワーを持った女の子のお話です。自分の力で船を漕いで、どんなにピンチの状況に陥っても意思を曲げずに冒険を続けていく。ただひたむきに自分の気持ちを信じて行動するモアナの力強さ。父親に反対されても、「夢は叶わない」って自分の気持ちを否定されても、諦めることなくズンズン前に進んで行くモアナの姿は、観ているだけで勇気をもらえます! 自分が持つ憧れや夢、そして大切な人を守るんだという気持ちから生まれるパワー…なんて表現したらいいのかわからないけれど、とにかくハッとさせられました。

映画って、私にすごく大きな影響を与えてくれるもの。落ち込んでしまったとき、目標を見失ってしまっているとき…そんなときこそ、自分自身を保つために映画を観ます。お気に入りの映画には観るたびに励ましてもらっているし、新しい映画からは今までにないパワーを吹き込んでもらっているし…単なるエンターテイメントではなくて、頑張る自分を支えるための軸のような存在なんです!

みなさんがパワーを分けてもらったおすすめ映画もぜひ教えてください♡

初出:しごとなでしこ

丸林広奈 CanCamスタイリスト

1992年生まれ、福岡県出身。2012年、CanCamスター読者として誌面に登場すると瞬く間に読者から圧倒的な人気を集め、2013年にはなんとCanCamの表紙モデルに抜擢され大きな話題を呼ぶ。そのファッションセンスをかわれ、現在はCanCamスタイリストとして活躍中。誌面コーディネートはもちろん、本人の私服スタイリングにも多くのファンが。ファッションだけでなく、ビューティやライフスタイルまで注目を集めている。
Instagram→@hironamarubayashi


Today’s Access Ranking

ランキング

2024.03.19

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。