煮干し大好き! ニボラー続出中! 仕事で疲れた体に、煮干し出汁のうまみがじんわり染みる…。心と体がほっとできる、極上のレシピをご紹介。
旬野菜の具だくさん味噌汁
「煮干し出汁は味噌汁と相性抜群です。具だくさんにすれば栄養たっぷりのおかず汁に! 味噌は夏は赤味噌、冬は白味噌と季節に合わせて替えますが、教室で通年人気は麦味噌の『長崎みそ』です」(引頭さん)
材料(2人分)|
煮干し出汁…400ml
味噌…40g
新さつまいも…50g
オクラ…2~3本
とうもろこし…1/4本
みょうが…2個
つくり方|
1 さつまいもは、皮つきのまま2cm幅の輪切りにし、水に10分間つけてアク抜きする。
2 とうもろこしは皮をはぎ、5cm幅(1/4本分)に切る。
3 鍋に1が浸るくらいの水を加えて火にかけ、沸騰したら2を入れ約15分間茹でる。とうもろこしは実をはずす。
4 オクラはがくの部分を切り、表面に塩(少々/分量外)をふって指先で産毛をこすり取り、熱湯で色よく茹でて斜め切りにする。
5 みょうがは2mm幅の小口切りにする。
6 鍋に煮干し出汁を入れて中火にかけ、沸騰したら3、4を入れ、ひと煮立ちさせる。味噌を加えて溶き、最後にみょうがを入れ、椀によそう(みょうがを入れたら煮立てない)。
おすすめの味噌「長崎みそ」
1kg¥700/チョーコー醤油(095-826-6118)
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出汁をとったあとの煮干し活用法! 出汁がら応用レシピ
<ピーマンと出汁がらのきんぴら>
「フライパンにごま油を熱し、半分に縦割りし1cm幅にせん切りしたピーマンと出汁がらを炒め、みりんとしょうゆを入れひと混ぜする」
<オリーブ油と塩和え>
「煮干しにEVオリーブ油をまわしかけ、塩を少々振りかけるだけ。ワインのおつまみにもなる、即席のひと品としておすすめです」
<しょうゆとレモン汁和え>
「ポン酢と相性のいい煮干しですが、即席でつくるならしょうゆとレモン汁を大さじ1ずつ合わせても美味しい。さっぱりいただけます」
Oggi9月号「素敵なソロ自炊は煮干しのお出汁から!」より
撮影/よねくらりょう(今すぐ出汁をとりたくなる7つのこと)、柏原真己(煮干しリセットご飯レシピ) 取材・文/三村路子 構成/宮田典子(HATSU)
再構成/Oggi.jp編集部
引頭佐知さん
いんどう・さち/広告制作の仕事を経て、日本料理や中華料理を学ぶ。現在は自宅で日本料理教室、だしとり教室を主宰。各地で出張だしとり教室も行う。著書に『引頭佐知さんのだしとり教室-だしのとり方と定番の和食-』(アノニマ・スタジオ)ほか。