セレクトにこだわり、ひと手間加えるだけで、おしゃれにランクアップする「白T×デニム」コーデ
夏カジュアルの定番とも言える「白Tシャツ×デニム」を、大人が素敵に着こなすコツをOggiで人気のスタイリスト兵藤千尋さんにレクチャーいただきました!
●手抜きではなく、あえての「白T×デニム」とわかるように着こなす
♯ootd
Tシャツ/SLOANE
ジャケット/STEVEN ALAN
デニム/Shinzone
バッグ/BLOOM&BRANCH
靴/JIMMY CHOO
ベルト/HERMES(Vintage)
サングラス/EYEVAN 7285
「夏の鉄板である”白T×デニム”のコーディネートは、個人的に大好きな組みわせなんですが、気を抜くと野暮ったく、古くさくなりがちなのも確か」と兵藤さん。どんなことに気をつけて着こなしているのでしょう?
●大人でもおしゃれに見せるコツは、クラス感のあるブラック小物でピリッと引き締めること
「上品なベルトや、華奢なポインテッドトゥパンプスを効かせることで、“白T×デニム”の女っぷりを上げることを意識しました。いわゆる“パックT”のようなヘビーウェイトのカジュアルTシャツも大好きですが、デニムなどのカジュアルなボトムを合わせるときは、仕立ての良い上質な素材のTシャツを選ぶことがまず重要。それだけで、見た目もクラスアップしますし、着心地がいいので着こなしにも自信が宿る気がするんです。その上で、小物には黒を選んだり、刺繍入りのジャケットを重ねるなどして、コーディネートに立体感を出すと、ひと手間かけた感じが際立つと思います」(兵藤さん)
今回着用したTシャツは、メイド・イン・ジャパンならではの丁寧なものづくりに定評のある“SLOANE”のもの。
やわらかな風合いと、上品な光沢のある超長綿を使用した“SLOANE”のTシャツ。カジュアルなデニムに合わせても品よく女性らしく決まる!
▲“SLOANE”のTシャツ 各¥7,800(SLOANE/税抜)
「ニットは以前から持っていたのですが、“SLOANE”のカットソーには、昨年の展示会で鹿の子素材のノースリーブにひとめ惚れしたのが出合いでした。首の詰まり具合やボックスシルエットがきちんと感があって使えそうなので、色を絞り込めず黒とチャコールグレーの2色買ったほど(笑)。今回ご紹介したTシャツは、折り返し部分が太めになっているそでのデザインや、 短すぎないそで丈など、細かいディテールが品良く見えるポイント。夏にさらっと1枚で来てもサマになるのが何よりうれしいんです」(兵藤さん)
撮影/坂根綾子(静物)