海外のショップやヴィンテージ家具店から好きなモノだけを集めて「自分空間」で暮らしている実例をご紹介。ネイリスト 倭 雅江さん(30歳)の部屋のインテリア。
Date|30m²/世田谷区/1LDK
駒沢大学駅から徒歩1分という好立地に建つ築50年のアパートは外観、室内共にかなりレトロ。
「駅近で平米数の割に家賃が安かったので入居を決意。構造は古いのですが、押入れにはフェスで使用するテントなどアウトドアグッズがたっぷり入るし、欄間には手づくりのキャンドルを並べられるし、と、気に入っています。私好みのヴィンテージ調の家具や雑貨とも相性がいい。白っぽいかわいいインテリアの時期もあったけれど、25歳で上京してから今のようなテイストが好きになりました。東京はおしゃれな古着・家具店がたくさんあるから楽しくて! オブジェやタペストリーは旅行先で購入したものがほとんど。ポートランドやサンディエゴ、実家の岐阜へ帰る道すがらの道の駅など、思い出と一緒に部屋へ連れ帰っています。自身の経験とともに、部屋も変化していくから飽きがこないんです」
海外のショップ、ヴィンテージ家具店から好きなモノだけを集めた自分空間
『GO OUT』や『POPEYE』などメンズ雑誌のインテリア特集を参考にすることが多いとか。
ウォールアレンジメント
ベッド脇の壁は北米を旅した際のオブジェを中心に。
友人にネイルアートを施すこともあるダイニングキッチンの壁にはドライフラワーを飾って。
収納がわりのインテリア
「ふたつのトランクは笹塚のリサイクルショップで購入。書籍や化粧品をしまっています」
DIYでつくった棚
テレビ脇にある棚にもお気に入りのものが並ぶ。「この棚はDIYしたもの。昔から手先が器用なので物をつくるのは得意です」
コレクション
「好きなものはとにかく集めてしまう性格です」。玄関には色違いのコンバースが並ぶ。
Profile|倭 雅江さん
〝Wish Nail原宿店〟にてサロンワークを行う。繊細なキャラクターデザインなども得意。自宅のダイニングキッチンで友人たちにネイルアートを施すことも。そのため来客は多め。
Oggi4月号「お部屋だってシンプル主義!」より
撮影/フカヤマノリユキ 構成/門司紀子、村上花名(本誌)
再構成/Oggi.jp