泉 里香がナビゲートする、エルメス(HERMÈS)の世界
憧れブランドへのモチベーションは、いつか手に入れる、ではなく「欲しいなら今がタイミング」が正解。一緒にセンスを育んでいくパートナーとして、新たに私たちの〝エルメス〟を考えます。
1|センスと品格が宿る、バッグ&腕時計
ヴィンテージのミリタリーウェアなどに多用されているバックサテン生地に、コーデュロイの襟を配したセットアップ。カジュアルな素材の春の服に〝エルメス〟を。クリーンでパーフェクトなフォルムが絶品の新作バッグは着こなしにさりげなく、かつ圧倒的な品格。
軽やかなナイロンクロスのApple Watch Hermès用ストラップは、ブラック×ライトブラウンの大好きな配色。バッグの色にリンクさせつつ手元にボーイッシュな表情を効かせて、最高峰のブランドを程よくカジュアルに身につけて。
バッグ[プティ・アルソン/15×26×2.5]¥748,000・腕時計[ツイル・ジャンプ/Series9ケースとのセット価格]¥188,800(エルメスジャポン〈エルメス〉) ジャケット¥63,800・ベスト¥41,800(マディソンブルー)
2|パワフルでチャーミングなネックレス&ペンダント
シルバーの太いチェーンがこんなにもエレガントなんて! 身につけるたび息をのむ、強さと美しさの共存。メゾンを代表するモチーフ、ロープに着想を得た唯一無二の存在感を、クラシカルなツイードジャケットの襟元に。さらに不朽の名品バッグ「ケリー」をかたどったペンダントを重ねづけ。遊び心に満ちたモチーフもまた〝エルメス〟らしさを感じさせる。
ネックレス[トルサード]¥1,027,400・ペンダント[アミュレット/ケリー]¥137,500(エルメスジャポン〈エルメス〉) ジャケット¥41,800(アルアバイル) Tシャツ¥20,900(サザビーリーグ〈フランク&アイリーン〉)
3|スカーフは「纏うアート」として楽しむ
メゾンの第一号店、パリのフォーブル・サントノーレ店を大きな帆船に見立てて、世界中の海と風、神話と夢を創造性豊かに描き出したシルクスカーフ。一枚一枚の柄に息づく豊かなストーリーと繊細な配色は、まさに身に纏うアート。いつものシャツの襟元にラフに巻き、ちらっとのぞかせるだけで、顔周りに奥行きと華やかなニュアンス、センスの高さが備わる。
スカーフ[カレ 90/エルメス・フラッグシップ]¥78,100(エルメスジャポン〈エルメス〉) シャツ¥20,900(ビームス ハウス 丸の内〈エーケー ワン〉) 肩に掛けたニット¥34,100(サザビーリーグ〈デミリー〉)
エルメスジャポン〈Hermes〉 TEL:03-3569-3300
◆文中の[ ]内の数字はバッグのサイズ[縦×横×マチ]を表し、単位はcmです。
◆この特集で使用した商品の価格はすべて、税込価格です。
2024年Oggi4月号「かっこいいお姉さんのネオベーシック考」より
撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT) スタイリスト/高木千智 ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/泉 里香(Oggi専属) 構成/須藤由美
再構成/Oggi.jp編集部