飯豊まりえの「6つのベーシック」
Oggi専属モデルの飯豊まりえが、私物MIXのセルフスタイリングを披露! Oggiチームが誇る「センスの天才」の軸となるものを、教えてもらいました♡
1|PETIT BATEAU(プチバトー)の白Tシャツ
「〝白T選手権〟を開催できるぐらい(笑)たくさん持っている中でも、最近は〝プチバトー〟の白Tシャツがお気に入り。
体に程よくフィットするシルエットとやわらかなコットン地で、着心地が抜群なんです。
ボトムはデニムかスラックスを合わせるのが定番。今回は黒のスラックスを選んで、大人っぽくハンサムにまとめました」(飯豊まりえ)
Tシャツはオーガニックコットンを使用した「ライトジャージー半袖Tシャツ」を指名。アクセサリーは〝カルティエ〟の時計のみ。この潔さもまりえらしい。
〝プチバトー〟のTシャツ・〝J.M. WESTON〟の靴・〝ザ・ロウ〟のベルト・〝カルティエ〟の時計/本人私物 パンツ¥92,400(OLD ENGLAND 銀座店〈OLD ENGLAND〉)
2|J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)のローファー
「足にぴたりと合う、私にとって運命の一足! フォルムの美しさにも胸が高鳴ります。
革靴が好きで、今までいろいろ試してきましたが〝J.M. WESTON〟がいちばん好き♡ 足の形に合うみたいで、履いていてすごくラクなんです。
この黒いローファーは3年程前に購入したもの。革が上質でシルエットがきれいなので、単なるベーシックでは終わらず、エレガントにきまるのがうれしくて。ベストを一枚で着たりと、ちょっと肌見せをしたコーディネートに合わせて、上品で軽やかなバランスを目指したいです」(飯豊)
まりえが愛用しているのは、1946年に誕生した「シグニチャーローファー#180」。ブラウンも活躍中。
〝J.M. WESTON〟の靴・〝カルティエ〟の時計/本人私物 ベスト¥44,000・パンツ¥49,500(THIRD MAGAZINE)
3|10 eyevan(テン アイヴァン)のメガネ
「ファッションアイテムとして、メガネは中学生のころから大好き。目が悪いわけでもないのに、制服にメガネをかけて通学していました(笑)。〝10 eyevan〟は形が自分の顔に合うのと、パーツのひとつひとつまでこだわってつくられているので、かけたときに〝上質な顔〟になれるような気がして、何本も持っています。
最近はこんな軽やかなものが気分。これ、一見シンプルなんですけど、よく見るとリム(レンズ周りのフレーム)の下半分がないという、若干クセ強めのデザイン(笑)。顔なじみがいいようにノーズパッドは白を選びました。
メガネをプレーンなオールインワンの引き締め役に」(飯豊)
10種の特別なパーツで構成されるメガネは、毎日に欠かせない相棒。
〝10 eyevan〟のメガネ/本人私物 オールインワン¥74,800(ボウルズ〈ハイク〉) リング¥9,680(ノーム)
4|Ernie Palo(アーニーパロ)の白シャツ
「シャツはバサッとラフに着たいので、メンズのものを選ぶことが圧倒的に多いです。シルエットがたっぷりしている分、袖をまくったときや裾をタックインしたときに、自然と空気を含んだシルエットになるのが好きで。そこに、大人ならではのゆとりや洗練性みたいなものを感じるのかもしれません。
ボタンの留め方や袖のまくり方ひとつで、雰囲気が変えられるのも楽しい。今回は、お気に入りの犬柄スカーフでひと盛りしてみました」(飯豊)
日本のユニセックスブランド〝アーニーパロ〟の白シャツも、メンズサイズをセレクト。
〝アーニーパロ〟のシャツ・〝トッズ〟のバッグ・〝Domenica More Gordon for A&S〟のスカーフ/本人私物 ハーフパンツ¥31,900(ハルミ ショールーム〈ヴェニット〉)
5|Levi’s®(リーバイス)のブルーデニム
「自分の動きのクセみたいなものをデニムが覚えていって、なじんだり、跡がついていくのがたまらなく好きなんです。なので、デニムを買うときは、加工がされていないリジッドデニムを選ぶことが多いかも。
それからストレートシルエットで、くるぶしが隠れるフルレングスが好み。ヒップラインがしっかり出て、上がって見えるとかっこいいと思うので、後ろ姿もくまなくチェックします。
いつもは黒タートルに合わせるところを、今回はピンクにアップデート。たまに着るきれい色って、やっぱりウキウキします!」(飯豊)
デニムは〝リーバイスⓇ〟501のシンチバック(ウエスト後ろのベルト)付き&ビッグEでツウな雰囲気。
〝リーバイスⓇ〟のデニムパンツ・〝J.M. WESTON〟の靴/本人私物 ニット¥25,300(フィルム〈ソブ〉)
6|HERMÈS(エルメス)のバッグ
「祖母から譲り受けたりして触れてはいた〝エルメス〟のバッグ。5年程前に初めて自分で購入したのが、この『バーキン』です。
祖父から『暗い色はいつでも買えるから、明るい色を選びなさい』と教えてもらっていたので、明るい茶色を選びました。白ステッチとシルバー金具で、軽やかに持てるのが自分らしいかなと。ジェーン・バーキンのように、気負わず使って、味を出していきたいです。
ペガサスのチャームはつい先日母が買ってきてくれたもので、とても気に入っています」(飯豊)
バッグは小さめのサイズがキュート。
〝エルメス〟のバッグ・チャーム/本人私物 ニット¥11,000(ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店〈スローン〉) リング¥682,000(ハルミ ショールーム〈オー〉)
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2024年Oggi3月号「飯豊まりえのMyスタイル、Myベーシック」より
撮影/Yusuke Miyazaki(SEPT) スタイリスト/高木千智 ヘア&メイク/中山友恵 モデル/飯豊まりえ(Oggi専属) 構成/今村紗代子
再構成/Oggi.jp編集部