庄司夏子さんってどんな人?
今回紹介するのは、予約の取れない「幻のケーキ」を生み出すシェフ・庄司夏子さん。
マンゴーを花びらのようにあしらったフルーツタルト「フルール・ド・エテ」は、1つ1万5000円。高額にもかかわらず予約開始数分でたちまち売り切れる人気ぶりだ。
現在ではデザートだけでなく1日1組限定でフルコースも提供している。
été オーナーシェフになった理由とは–?
東京出身の彼女は、友人に手作りお菓子を褒められたことをきっかけに調理科のある高校へ入学。バイト代はすべてミシュラン店での食事につぎ込んだ。
高校卒業後は星付き店で修業。24歳の若さで独立し、マンションの1室を借り、たった1人で「été」をオープンさせた。
料理の世界で名をあげるために作り上げたのが、フルーツが宝石のようなきらめきを放つ「幻のケーキ」。
そして彼女は2020年い日本人女性として初めて「ヴァローナ社 アジアのベスト・パティシエ賞」を獲得した。
庄司夏子さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. タルトは月に100台まで
一つひとつこだわって作るため、タルトは月に100台まで。予約できた人しか味わえないことでさらに話題を呼んでいる。
■2. レストランの接客は1人でやる
厨房でシェフとして料理を仕上げながらも、1人で接客をこなす。これが、お店を始めたときから心に決めているルール。
■3. 仕事以外で料理はしない
仕事以外では一切料理をしないのが鉄則。培ってきた料理の技術は、お客さんに提供するためのものだから。
■4. 母の日手当と父の日手当を渡す
ともに働くスタッフへの感謝を忘れない彼女。臨時ボーナスに加え、母の日・父の日は手当を渡すのがルール。
■5. 季節に合わせて庭の模様替えをする
季節やコラボ作品を発表する際、庭の模様替えをするのがこだわり。お客さんに時間を忘れて楽しんでもらうための工夫。
■6. 年に1回母校で授業する
6年前から年に1回、母校で授業をしている彼女。料理の技術はもちろん、起業するうえで大切なことも教えている。
■7. 迷ったときはエテ子さんに聞く
常に斬新なアイデアを求める彼女は、周りから孤立することも多いという。だからこそ料理人として選択に迷ったときは、自分の中のもう一人の自分〝エテ子さん〟に聞く。
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「7ルール」は、カンテレドーガで無料配信中!
次回の放送は、2月15日(火)よる11時00分〜。主人公は、AIベンチャー「シナモン」代表取締役社長兼CEO・平野未来さん。
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