コンサバなシンプルシューズが、今また“気分”になった
年末年始の休みを経て気分を新たに。年始はなんだか、お買い物がしたくなりますよね。早いところでは店頭に春物が並び始めていますが、やっぱりお洋服を買うにはまだ寒すぎるので、私の初物買いは小物から。
昨年、久々に展示会にうかがって(展示会自体を数シーズンお休みされていた)気になっていた「COLE HAAN(コールハーン)」で、ローファーを購入してまいりました。
“走れる通勤靴”でおなじみだった「コールハーン」
『Oggi』と「コールハーン」のお付き合いはとても長く。今は流行の変化やニューノーマルの流れの中で少々減った、ばりばりの通勤服コーデの特集や、通勤靴の特集では必ずお世話になっていたブランド。ヒールの高さがあっても、「走れる」「長時間の外出でも疲れにくい」など、働く読者から支持を得ている、超ステディな関係なわけです。
クラシックなデザインのローファーを選びました
▲購入後、即開封して家で履いた
ボリュームのあるブーツやスニーカーなど今季の流行でしたが、シルエットバランスを少し変えたいかも〜と、極めてシンプルなローファーに決めました。
「コールハーン」の靴は今、ベーシックなデザインの「グランドシリーズ」と、最新技術を用いたテクニカルなシューズ「ゼログランド」の2本柱で売り出されているよう。私が選んだのは前者のシリーズなのですが、本当に履き心地がいいんです。
毎日でも履きたくなる快適な設計
ボディはカーフのリアルレザーなのですが、ソールはラバー。
履けば履くほど足に馴染んでフィット感を増していくリアルレザーに、歩きやすくて疲れにくく雨の日は滑りにくいラバーのソールという合わせワザ。私は大抵、革靴を購入するとラバーの底ばりをするタイプなので、これはめちゃくちゃうれしい。
そして、ラバーソールの難点は通気性が落ちることなんですが、すごく快適だからすごい(足裏、ぜんぜんジメッとしないですよ)。グリップ力も素晴らしく、歩いていても常に安定感を感じられます。
独自開発されたインソールはクッション性が高く、履き心地がいいです。
コンフォートシューズなのに、こんなに横顔がきれい。
履くとこんな感じになります
この日はフルレングスのストレートデニムと合わせて、メンズライクに合わせました。上半身にボリュームのある着こなしのとき、足元がすっきり見えていい感じ。平日だったら、黒のスリット入りスラックスとか、春夏に人気が出そうなショートボトムと合わせたいなと思っています。
(お正月休み中に撮影したため、本当にご近所スタイルですみません!)
最後になりましたが、本年もよろしくお願いいたします( ◠‿◠ )。
デスク 村上花名
Oggi本誌のファッションテーマをメインに、写真家/映画監督の蜷川実花さん連載『悪い男』を担当。ストレート骨格。昔からメンズの服をよく着ています。趣味は買い物と酒、好きな食べ物は米とバター。