通販で服を購入。失敗経験は?
今回筆者は、30〜40代の女性に「通販で服を購入して失敗した経験」について独自に取材を行いました。まずは皆さんの失敗談を紹介します。
◆編み目が荒くて伸び伸びに
「ざっくり編みのローゲージニットだとわかって買いましたが、手元に届いたら想像以上にゲージ(編み目)が荒く、着てみるとニットの重さも手伝って上下にものすごく伸び伸び・ダボダボに。モデルさんが着ているのはいい感じに見えたのに、失敗したなと思いました」
◆手の込んだ装飾がアダに…
「丁寧にスパンコールやビーズが縫い付けられた大判ストールを通販買いしました。商品を手に取った瞬間口から出たのは“重っ!”でした。装飾たっぷりのせいで首に巻くにはとっても重くて、せっかく買ったのに(しかも高かったのに)ほとんど出番がありません」
◆下着が透けて見えちゃう
「通販あるあるなのかもしれませんが、届いたワンピースを着たら下着が透けてしまう生地で一枚ではとても着れませんでした。一枚でさらりと着たいワンピースだったので残念な気持ちに」
通販で失敗しないためのチェックポイント!
◆モデルの身長をチェック
通販で失敗しがちなのが、服のサイズや丈感。最近はモデルの身長を明記しているサイトが多いので、素敵だなと思うアイテムがあればモデルの身長をチェック。身長差を考慮し、丈感がどのくらいなのかをイメージして。
◆モデル以外の着用画像をチェック
商品ページには、スタイルの良いモデルさんが着用し、光の当たり方ひとつまで調整された完璧な画像が用意されています。実際に着用した時の雰囲気とは異なる可能性があるので、ショップスタッフのコーデ画像や購入者の着用画像を見てから購入を。
◆シワをチェック
商品ページのモデル着用画像をチェックし、シワの具合をチェック。商品撮影の状態でシワがついているということは、日常使いではシワがつきやすいor目立ちやすいかもしれません。シワのある服は安っぽく見えますし、ヨレヨレの服を着ているとオシャレとは程遠いですよね。商品ページではシワがなくても、SNSでインスタグラマーや一般の方が着ている画像にシワが目立っているのであれば注意したいところ。
◆素材や生地の厚みをチェック
素材はしっかり確認を。コットン100%やポリエステル混紡など、手持ちの服の素材と比較して、素材の特徴をつかむと実際に届いた時に、イメージと違う! ということが減るかも。
また写真は奥行きを感じにくいので、生地の厚みやボリュームが想像しにくいもの。手元に届いたら生地がペラペラだった… ということがないように、生地の厚みがわかる画像をチェックして。
素材をチェックするのはもちろん、コートなら中綿が入っているのかなどもチェック。厚みやボリュームを確認しやすい動画があれば、動画を参考にしても良いかも。
◆返品可能かチェック
万が一イメージと違った、サイズ感が違った場合には返品できるよう、返品可能商品かどうかをチェック。SNSで人気のブランドやプチプラ通販サイトでは不良品以外の返品を一切受け付けていないこともあるので、購入前に確認しましょう。
◆明るさに注意
アーティスティックな商品画像を掲載しているショップも多いですが、そういった画像は雰囲気を出すために明るさを調整しているので実際の色味がわかりにくいものです。明るい場所で色味をわかりやすく伝えている画像があるかをチェックし、ない場合はInstagramなどでユーザーの着用画像を探してみるのも良し。
TOP画像/(c)Shutterstock.com
ライター/コラムニスト コマツマヨ
WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。