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LIFESTYLE

2021.10.19

「18年間いつも困難ばかり! でも困難はチャンスでした」遅咲き女優・松本まりかさんのブレイクまでのメンタルコントロール【映画公開記念インタビュー】

ドラマ『ホリデイラブ』(’18年・テレビ朝日系)での“あざとかわいい”演技で大ブレイク! 2021年上半期ブレイク女優NO.1に輝くなど、いま最も話題を集める女優・松本まりかさんに、長い下積み時代から学んだこと、現在、そしてこれからを聞きました!

30代になって、子供たちと関わるのが楽しくなった

――『映画 トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』では、雪の国のプリンセス・シャロンを演じられます。声優としては5年ぶりのお仕事だそうですね。

松本:子供たちが夢中になれる作品に関われるということがすごく嬉しくって。私のことを知らない子供も多いと思います。新しい出会いになれたらいいなって。あと、子供たちと関われることが嬉しくて、今日の衣裳も“雪のプリンセス”をイメージして選びました(笑)!

――よくお似合いです(笑)。声優としては、ゲーム『FINAL FANTASY X』のリュックやアニメ『シュガシュガルーン』のショコラ、『Paradise Kiss』のミワコ、『蒼穹のファフナー』の遠見真矢… など、ハマり役が多い印象があります。とくにショコラは子供たちにとって憧れのキャラクター。再び声優をすることは、当時と違う心境なのでしょうか?

松本:そうですね、当時は自分が子供だったので、それほど実感がなかったんでしょうね。いまの方がより強く、子供たちと関わりたいという気持ちがあります。母性本能が出てきたのかな。子供たちに夢とか希望を持ってもらう姿を想像するだけでも、嬉しくなります。

――何かきっかけがあったのでしょうか?

松本:経験を積み重ねてきたからだと思います。今まで、子供の自分が子供を育てられないって思っていたんですよね。与えなきゃとか教えなきゃって。でも、そうじゃなくて、私が子供たちから教えてもらうことって、すごく多いんだって気づいたら、すごく子供たちと関わりたくなったんです。感覚が変わってきましたね、30代になって(と言いつつ、手元に置いてあったプリキュアのおもちゃのリングを指にはめる松本さん)。

――ナチュラルにプリキュアになっています(笑)。

松本:あ! うっかり(笑)。

行けないと思っていたパラレルワールドに、気づいたら行けていた

――「18年間売れなかった」とご自身でもおっしゃっていますが、30代での遅咲きということにも注目が集まっています。今のブレイクぶりをご自身ではどう捉えていますか?

松本:こんな世界が自分にあったんだ、起きるんだと。パラレルワールドでだったら、そういう想像もしていたけど、現世では叶わないのかなとも思っていました。

でも、目の前のことを一生懸命やっていたら、気づいたら想像以上のことが起きていて、あれ、(憧れの世界に)いつの間にか来ている。奇跡って起きるんだな、奇跡ってほんとは奇跡じゃないのかもなって。

今年37才になりましたけど、今がいちばん充実していますし、今がスタートだと思っています。ここから自分がどう成長できるかが大切だなって。

――スタートであってゴールじゃない、と。

松本:まだゴールじゃないです!! たくさんのお仕事を求められるという環境になることは、ある意味ひとつのゴールではあったと思うんですけど。

ここから常に階段をステップアップしていきたいと思いますし、だけど私にはそんなに時間は残されていないとも思う。やっぱり10代でこういう状況になる人たちとは違うから、これからの時間ものすごく早く成長しないといけないなと。

でもそれがすごく楽しいんです。大変なことかもしれないけど、もっともっとやりたいことが明確になってきて、毎日がほんとに輝いています。

――周りの女優さんや俳優さんがどんどん売れていく中、しかも18年間、よく自分を強く保っていられましたよね。

松本:折れそうになったときもあったけど、でも自分の芝居が好きという気持ちだけは、誰からも非難されることじゃないっていうのが強くあったんですよね。「あなたは芝居下手だよ」って言えても、「あなたは芝居好きじゃないよ」なんて誰も言えないじゃないですか。

でも、じゃあどうするかっていう話で。漫然と時を過ごすのではなくて、本を読んだり、勉強したり、踊りを習ったり、中身が詰まった人間でいよう、今、自分は何ができるのか考えようって意識していました。

それで、はっと気づいたら、いつの間にか行きたかった世界にいた、みたいな感じなんです。好きなこと、やりたいことは誰かも批判されないことだし、それを自分自身で守ることが大事なんじゃないかなって思います。

困難を乗り越えた方が、もっと素晴らしい世界につながってる

――松本さんと同じ30代の働く女性として、Oggi読者も恋愛や仕事などで思い通りにいかないことをたくさん経験しています。そういったままならないことが起きた場合に、その困難にどう向き合い、乗り越えるか、ヒントをいただきたいのですが。

松本:それでいったら私は、いつも困難ばっかりです(笑)。でも困難はものすごいチャンスなんだって捉えるようにしています。これを乗り越えたら、これを簡単に手に入れた人よりも、もっと成長できるんだって思っています。

たとえば恋愛。この人と結婚すると思っていたのにうまくいかなかったとしても、この失恋を乗り越えた方が、もっといい未来が待っているからなんだって考える。やりたかった仕事ができないってなった場合は、ぐっと堪えて、自分でどう成長できるか、求められる人になるかをふまえて生きていけば、もっと素晴らしい世界が待っているって切り替える。

とにかく、自分を信じ切ることだと思います。自分の“やりたい”という思いは、汚さなくていい。今は望んだ形になっていないかもしれないけど、それを大切に思い続けていれば、ちゃんと自分で自分のことを信じ切ることができたら、それはいつか気づいたら叶っている。私がそうでしたから。

――ふて腐れたり、逃げたりではなく、そこに向き合うんですね。

松本:そうです。もちろん突き進むだけじゃなく、やめるという選択もあるし、もっというと逃げるのだっていいと思うんです。ただ、甘えとか怠惰で逃げるんじゃなく、これは逃げるべきだって、自分が本当に感じるんだったら、直感を信じて逃げるという“選択”をすることですよね。自分の人生は自分で決断していくべきって思うんです。そうするとどんな結果でも後悔がないですから。

人に依存しない生き方と言ったらいいのかな。たとえば男の人に依存しないとか。旦那さんとか彼氏がいたら、好きだとつい依存したくなりますよね。でも、私は自立した人同士の方が恋愛とか結婚って、うまくいくと思うんです。ひとりでも生きていけるけど、自立して、そのうえであなたと手を繋ぐっていうのが素敵だなって思うんです。

『映画 トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』10/23ロードショー

©2021 映画 トロピカル~ジュ!プリキュア製作委員会

プリキュアシリーズ18作目『トロピカル〜ジュ!プリキュア』(ABC・テレビ朝日系)の劇場版。今作では、プリキュアが初めて雪の王国・シャンティアへ。物語の鍵を握る、映画オリジナルキャラクター、シャンティアのプリンセス・シャロン役に松本まりかさん。10月23日(土)全国ロードショー。

* * *

女優・松本まりか
まつもとまりか/1984年9月12日生まれ、東京都出身。’00年に『六番目の小夜子』(NHK)で女優デビュー。’18年に『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)の井筒里奈役を怪演したことで、“あざとかわいい”が流行語に。’21年はテレビドラマだけでも『教場II』、『最高のオバハン 中島ハルコ』(ともにフジテレビ系)、『向こうの果て』(WOWOW)、『東京、愛だの、恋だの』(Paravi)、『それでも愛を誓いますか?』(ABC)に出演(うち3作品は主演)。その他、舞台や映画、ナレーション、声優、CMと多方面でも活躍。オリコンニュースの『2021年 上半期ブレイク女優ランキング』で1位に輝くなど、いま最も熱い注目が集まる女優のひとり。

衣裳/トップス¥13,200・スカート¥30,800(フィルム〈ダブルスタンダードクロージング〉) リング[右手人差し指]¥132,000・リング[中指]¥220,000(ベルシオラ) イヤーカフ[左耳上・真ん中]各¥5,700(ロードス〈ルメル〉) [左耳下]¥13,200(ジュエッテ) 靴¥18,150(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉)

撮影/中野修也(TRON) ヘアメイク/秋山 瞳(PEACE MONKEY) スタイリスト/コギソマナ(io) 取材・文/辻本幸路


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