コロナ禍の影響で私たちの生活にすっかり定着したマスクでの生活。日本だけでなく、世界中で人々はマスク姿で出歩くようになりましたよね。
だけど、このところすっかり日差しが強くなってきて、真夏のような陽気の日も増えていますよね。そうなるとツラくなってくるのが、感染対策のために着用しているマスク。特に陽気がいい日ほど、気になってくるのが「マスク焼け」。気がつけば、顔の上下で肌の色が違うなんて恥ずかしい事態になってしまうかも!?
そこで時短美容家の並木まきが、手軽にできるマスク焼け対策についてお伝えします。
「マスクをしていればUV対策できる」は間違い!
蒸れなどによってマスクをしている部分のメイク崩れが気になることから、マスク下はすっぴん肌にしている女性も多いですよね。使い捨ての不織布のマスクや、手作りのマスクをしていても、紫外線は防げないことが多いため「マスクをしているから、UV対策もできている」と考えるのはNG。
不織布や普通の布は紫外線を通してしまうものも多いので、マスクをしているだけでは日焼け対策にならない場合も少なくありません。
というわけで、日差しが強くなってきた今は、マスク焼け対策のお手入れも重要に!
マスクをして時短でUV対策をする2つの方法
マスクをしながら紫外線対策をするなら、毎日のことだけに時短が便利です。そこで、簡単にできる2つの方法をご紹介します。
【1】紫外線カット機能のある布マスクを使う
最近では、機能性を備えた布マスクも多く出揃ってきていますので、これからの季節には「UV対策」をうたっている布マスクを使うのも簡単な方法です。
紫外線カット機能があれば、マスク下には日焼け止めを塗る必要がないので、蒸れが気になる人でも使いやすいでしょう。ただし、マスクをしていない部分は日焼け止め効果がないので、顔の上半分には、忘れずに日焼け止めをオン。また、マスクの境目は動作によってマスクが擦れるので、日焼け止めが落ちやすいリスクも。丁寧に日焼け止めを塗るだけでなく、こまめに塗り直すと安心です。
【2】不織布マスクの下にも日焼け止めを塗る]
不織布マスクを使用する際には、マスクの下にも日焼け止めを塗っておくほうが安心です。ただし、気温が高い日にはマスク内の呼気によってメイク崩れが起きやすいので、日焼け止めも落ちやすくなるリスクが否めません。
そこで、外出前にはこまめに塗り直すのが、マスク焼けを防ぐコツに。日焼け止めを塗ったマスク下のベタつきが気になる人は、UV対策機能のあるパウダーをはたいておくと、サラリとした肌をキープしやすいでしょう。
布マスクの場合も同様にマスクの境目は摩擦によって日焼け止めが落ちやすいことから、境目には丁寧に日焼け止めを塗っておくと、より安心です。
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顔の上半分と下半分の色が微妙に違う! となれば、困っちゃいますよね。日差しが強くなってきた、この時期こそ感染対策だけでなく、マスク焼けも考慮したお手入れを心がけましょう♡
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。