歴史ある銘茶といただく佐賀グルメ『佐賀の恵み×うれしの茶』フェア
東京・赤坂にある「ANAインターコンチネンタルホテル東京」では、2020年2月1日(土)から2020年5月31日(日)の期間、日本料理「雲海」にて佐賀の旬の山海の幸と、500年以上の歴史を誇る銘茶「うれしの茶」を味わえる、『佐賀の恵み×うれしの茶』フェアが開催されています。
九州・佐賀県の南西部に位置する嬉野市は、なだらかな山間で霧深く昼夜の温度差があり、日照量などの条件が茶の栽培に適した銘茶地です。そんな嬉野の地で500年以上の歴史を誇る銘茶「うれしの茶」と、佐賀県の食材を伝統的な会席料理で堪能できる『佐賀の恵み×うれしの茶』フェアについてご紹介します。
◆茶葉生産者によるティーセレモニー
特別賞味会では、茶葉生産者によるティーセレモニーが行われました。
高温の釜で茶葉を炒る「釜炒り茶」の発祥の地として知られている嬉野で育った「うれしの茶」は、丸みを帯びた葉の形状が特徴。淹れる茶葉にあった最適な湯温と抽出時間で特別な一杯を淹れるティーセレモニーも披露され、その凛とした佇まいは美しいの一言。
▲雨水（食前茶）お茶の出汁（うれしの濃厚氷出し茶）
『佐賀の恵み×うれしの茶』フェアでは、ランチコースとディナーコースが用意されており、いずれも食前茶として氷出し茶からスタートします。
茶葉の穂先のみで作られた浅蒸し茶を、氷だけで2時間抽出したという食前茶は、まさにお出汁を飲んでいるかのよう！ 旨味がたっぷりで甘みも感じられ、体に染みわたる味わい。
◆佐賀の恵みを懐石料理でいただく
▲茶時（八寸）立春升盛り
季節の野菜が彩り豊かに盛り付けられた「立春升盛り」は、一つひとつ手の込んだお料理が並び、まさに春の訪れを感じさせてくれる味わいばかり。
▲春寒（御椀）みつせ鶏すーぷ 笋羹仕立て
低温調理でしっとりと仕上げられたみつせ鶏には、香ばしい米粉のアクセント部分があり、これが焼き餅でつくられたお雑煮のような味わいが楽しめて、途中で味変が楽しめるニクイ演出が！ うれしの茶の玄米茶に使われている米を焙煎しているんだそう！ 吉安料理長のこだわりが感じられます。
▲東風（造り）南からの恵み 芽ものいろいろ
お造りには、本鮪や玄海真鯛や筍などが美しく盛られています。新鮮な刺身の美味しさはもちろんのこと、添えられたつまの大根がキューブ状になっていて、とても食べやすかったのも感動ポイント。
▲伝統（焼物）佐賀牛炭火焼きと雲丹 柚子胡椒
表面を香ばしく焼かれた一口サイズの佐賀牛には、たっぷりの雲丹とさつまいものチップスがトッピングされています。カリットロとした食感の違いも楽しみながら、佐賀牛の旨みも口いっぱいにジュワっと広がります。
▲名物（豆腐）嬉野温泉湯どうふと佐賀の野菜
佐賀の肥前吉田焼で作られた、ひょうたん型の素敵な器で登場したのは、嬉野名物の嬉野温泉湯どうふ。彩り鮮やかな佐賀の旬の野菜も添えられています。
日本三大美肌湯・嬉野温泉水を使用した湯豆腐は、トロっとした食感で口どけ滑らか。まろやかな味わいで、そのままでも美味しいですが、特製のゴマだれと絡めるとさらに美味しい！
▲春霞（食事）竹崎蟹のおこわ 雲海自家製唐墨 白石蓮根のかすみ餡掛け
おこわの上に、カリっと揚げられた竹崎蟹、雲海自家製のからすみをのせ、蓮根の餡を掛けた一品。佐賀県太良町の特産物である竹崎蟹が、濃厚な旨味でとっても美味！ 都内で食べられるのは貴重なので、この機会に是非味わってほしい一品。自家製のからすみの程よい塩気もアクセント！
◆佐賀の魅力がつまった絶品デザート
▲夢（水菓子）うれしの挽き茶の五倍あいすくりーむと佐賀の果実 濃茶そーす
デザートも素敵なんです！ 食べる前に、急須からたっぷりと濃茶を注ぐと、パリッサクとしたメレンゲのような茶菓子が割れて、うれしの挽き茶のアイスが顔を出します。深い濃茶の風味と、添えられた柑橘や苺の酸味が交じり合い、最後の締めにふさわしい一品。
佐賀県の食材とうれしの茶のマリアージュが存分に楽しめる会席は、至福のひととき。より深くうれしの茶の魅力を堪能したい方は、オプションとなりますが、うれしの茶3種のティーペアリングを一緒に楽しむのがオススメです。
昼と夜でそれぞれの会席コースが用意されているので、ぜひこの機会に佐賀県の食材とうれしの茶の味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。
『佐賀の恵み×うれしの茶』フェア
開催場所：ANAインターコンチネンタルホテル東京 3F 日本料理「雲海」
開催期間：2020年2月1日(土)～5月31日(日)
開催時間：ランチタイム 11:30～14:30LO、ディナータイム 17:00～20:30LO
価格：
（昼）会席コース「佐賀の空」 8,500円
（夜）会席コース「佐賀の宵」 16,000円
うれしの茶3種のティーペアリング 3,000円
5種の日本酒ペアリング 5,000円
※表示価格は消費税・サービス料別となっています。
ANAインターコンチネンタルホテル東京
住所：東京都港区赤坂 1-12-33
チョコレートアドバイザー 西村裕子
学生時代からアルバイトで稼いだお金で、海外ブランドの菓子類につぎ込むなど、ショコラ愛好歴は20年以上。2011年よりチョコレートに関する情報ブログを運営。
2014年、チョコレート鑑定家クロエ・ドゥートレ・ルーセル氏が講師をつとめた、日本コネスール デュ ショコラ協会認定のシニアアドバイザー（チョコレートアドバイザー）の資格を取得。
