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FASHION

2019.10.10

【2019秋冬トレンド】定番8アイテムはこう変わった! ショッピングに行く前にチェックして

【発売中のOggi11月号をチラ見せ!】今までの定番アイテムの、シルエットやサイズ感、素材感を〝バサッと〟に更新することで、結果今年らしい雰囲気が生まれます。ベーシックこそディテールの進化が大事と心得て!

私たちのステディアイテムは、こう変わる!

■定番アイテム1|トレンチコート

PAST|今までは…

とろみ素材の着流し系がきれいめ通勤の定番でした
しなやかに落ちる素材感、ボタンなしでさらりとはおる女性らしいタイプが今までの定番。

NOW|今年はこう変わる!

POINT
・大きく落ちた肩、太めの袖もマニッシュなかっこよさの象徴に
・ふくらはぎが完全に隠れるくらい、思いきった長め丈がポイント

地厚なコットン&オーバーサイズで〝バサッと〟を表現。袖周りもぐっと太く
トレンチは年々丈が長くなっていたけれど、今年はシルエット全体がいっそう大きくバサッと進化。流行の長めスカートとのバランスを考えると必然な更新と考えて。素材は地厚なコットンが主流だけれど、表面感がスムーズなものならきれいめニュアンスもあり使いやすい。

コート¥68,000(ヴェルメイユ パー イエナ 日本橋店〈ヴェルメイユ パー イエナ〉)

■定番アイテム2|シャツ

PAST|今までは…

襟を大きく抜いて着る「抜きシャツ」が数年前大ブームに
テロンとした素材感と抜き襟のゆるっとしたニュアンスは、今やひと昔前の印象かも…。

NOW|今年はこう変わる!

POINT
・第一ボタンを留めた状態で、襟立ちがすっきりきれいなものを選んで
・パリッと上質な薄手コットンなら、大きめでもルーズに見えない

ゆるすぎない適度なゆとりとシャープな襟。モード感ある〝バサッと〟が今のシャツの役割
過去のゆるくこなれすぎた反動で、今、シャツは再びクリーンな方向へ。シルエットは大きめだけど、パリッとした薄手コットン&襟は抜かずにボタンを留めて着るモード感で、かっこよくストイックな立ち位置に。大きめアウターやボリュームボトムをピリッと引き締めてくれる。
シャツ[参考価格]¥37,000(アマン〈フィナモレ〉)

■定番アイテム3|パンツ

PAST|今までは…

くるぶしがのぞく、とろみ素材のすっきりタックパンツ
女性らしい上品さが人気だったけれど、今年の服に合わせるならパンチ不足は否めない…。

NOW|今年はこう変わる!

POINT
・ハイウエストなら着心地の安定感と今っぽさをいいとこ取り!
・クロップドよりもかっこよさの出せるフルレングスがおすすめ

大人の迫力を醸す太めストレートは、ドライなチノ素材でタフなかっこよさを補強
〝バサッとベーシック〟に欠かせないのが、太めストレートのマニッシュパンツ。従来のとろみ素材ではなく、地厚なコットンチノなどシルエットを重めに形づくってくれる素材が肝心。この秋は大人女性のために、ハイウエストで立体的な美フォルムも多いのでぜひチェックを。

■定番アイテム4|ジャケット

PAST|今までは…

ここ数年で着丈長めが浸透したけれど全体の印象はきれいめ
長めといっても腰骨に届くくらいが去年までの定番。襟は細めでV開きは深く女っぽさも。

NOW|今年はこう変わる!

POINT
・ウエストを絞らないことで、ロング丈のバサッと感が引き立つ
・丈は今までよりぐぐっと長く。ここが今っぽいマニッシュさの要!

腿を覆うほどの今までにないロング丈&直線的なシルエットが〝バサッと〟に直結
今年また大きな変化を見せたのがテーラードジャケット。腿を覆うくらいのロング丈とダブルブレスト、ウエストを絞らないボクシーシルエットが基準に。その分肩はややコンパクトなつくりで、ダボッとではなく、〝きれいにバサッと〟着られる適正バランスが保たれている。
ジャケット¥32,000(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店〈ビューティ&ユース〉)

■定番アイテム5|ニット

PAST|今までは…

ふんわりモヘアのゆるっとニットが数年前大ブームに
一枚で映えるジェニック感が人気だったけれど、今年はもっと辛口な方向へ更新を!

NOW|今年はこう変わる!

POINT
・タフさのあるニットが今年の王道。ドライなタッチを吟味して
・身幅は広め、裾はリブ留めのない直線ショート丈をバサッと着たい

ドライな風合いで、みっちり編まれたジェンダーレスなタイプが最新の人気
この秋、ニットの主流は「ふんわりゆるっと」から、「みっちりドライ」へ移行。太めの糸をギュッと編んだ凹凸のある風合いが、今どきのユニセックスなおしゃれ感を表現。裾をアウトしても着られるショート丈のほうが今年のボリュームボトムと相性がよく、あとあと便利。

ニット¥32,000(オーラリー)

■定番アイテム6|タイトスカート

PAST|今までは…

程よい長め丈が今までのスタンダード
5年前まではひざ上も多かったが、ここ数年でひざ下~ふくらはぎまでの長さが一般的に。

NOW|今年はこう変わる!

POINT
・素材やディテールにひとくせあるタイプで、ロング丈を今っぽく
・ふくらはぎをカバーするくらいのロング丈が今シーズンらしさのツボ

着丈はさらに長く進化。タイトすぎない直線シルエットも大人顔
去年のものでも短く感じるかも? というくらい、今年もさらに長くなったタイトスカート。ほかのアイテムがバサッとタフな方向へ進化しているから、受け止めるボトムにも重量感が必要に。写真のツイードのほかコーデュロイなど、ドライで表情のある素材でメリハリを。
スカート¥13,000(SNIDEL ルミネ新宿2店〈スナイデル〉)

■定番アイテム7|フレアスカート

PAST|今までは…

つるんとツヤのある上品フレアがフェミニン派に人気
ひざ下丈の光沢フレアは好感度抜群だけど、コンサバすぎな印象もぬぐえない…。

NOW|今年はこう変わる!

POINT
・マットウールやチノなどの、しっかりした厚手素材をセレクト
・長ければ長いほうがおしゃれ度が高い。去年より5cm長く、を基準に

バサッとダイナミックに裾を揺らしてタフな女っぽさをアピール
今年はサテンスカートも人気だけれど、バサッとベーシックの主役に据えるなら地厚でマットな素材を推奨。ロングフレアが〝なよっと〟じゃなく〝バサッと〟揺れる様子が、かっこよく新鮮な女らしさを約束する。カーキやベージュなど、色味もドライなトーンで辛口に攻めて。
スカート¥76,000(マディソンブルー〈マディソンブルー〉)

■定番アイテム8|プルオーバー

PAST|今までは…

通勤で支持されたのはとろみ素材やベルスリーブの甘め系
きちんときれいに見せたい日に活躍。が、今どき感を重視するならそろそろ見直しどきかも。

NOW|今年はこう変わる!

POINT
・ふくらみ感とハリのある地厚素材が今どきのビッグフォルムを演出
・大胆なボリューム感が、ヤワじゃない都会的な女っぽさにつながる

立体フォルムでモダンな華やかさを追求。甘めでも〝バサッと今っぽい〟はつくれる
きれいめのプルオーバーは、もともと甘いアイテムだからバサッとは無理? いいえ、ダンボール素材などハリのあるしっかりした生地を、立体フォルムに仕立てたものなら今どきのモードに昇華。生地をたっぷり使ったボリューミィなフォルムでバサッと感を生かして。
プルオーバー¥24,000(ebure〈ebure〉)

発売中のOggi11月号では、今年らしいコーディネートも掲載中! ぜひチェックしてみて!

Oggi11月号「私たちのステディアイテムは、こう変わる!」より
撮影/佐藤 彩 スタイリスト/兵藤千尋 イラスト/Masaki Nakamura デザイン/Permanent Yellow Orange 構成/三尋木奈保
再構成/Oggi.jp編集部

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

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