【濵田崇裕】出演ドラマ「恋の病と野郎組」会見全文レポート
BS日テレで7月20日(土) 23:30スタートのドラマ「恋の病と野郎組」の取材会が行われ、高橋優斗(HiHi Jets)[※高ははしごだか/以下同]、佐藤龍我(美 少年)、中村嶺亜(7 MEN 侍)、織山尚大(少年忍者)、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、岩﨑大昇(美 少年)、作間龍斗(HiHi Jets)、正門良規(Aぇ! group)、濵田崇裕(ジャニーズWEST)が出席しました。爆笑に包まれた会見の様子をどこよりも詳しく全文レポートしちゃいます!
このドラマの主人公は、同じクラスの8人の男子高生。共学の高校に通う彼らは、男女比の都合で男子しかいないクラス、通称『野郎組』の生徒。冴えない日々を送る8人の男子生徒、そして、担任の熱血天然教師の、毎回主人公が変わる一話完結のオムニバスコメディドラマ。
―皆さん、役名と意気込みをお願いします。
高橋:皆さん、本日はお忙しい中、お集りいただきありがとうございます。一条大地役を演じます、HiHi Jetsの高橋優斗です。そうですね、意気込み。一条は野郎組の中では割と中心人物です。
ある意味ムードメーカーではあるのですが、クラスの誰とでも分け隔てなく仲良く接することのできるところが、ポイントだと思います。ぜひ、皆さんにこういう生徒になりたいと思ってもらえるようにやりたいなと思いますのでよろしくお願いします!
佐藤:二葉桜太郎役の佐藤龍我です。よろしくお願いします。二葉は、とても天然でバカっぽくて結構かわいいキャラなんですけど、頑張って演じたいと思います。楽しく、全力で力を入れていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
中村:三村 蓮役の中村嶺亜です。三村はとても毒舌で、僕もプライベートで毒舌と言われることがあるので、それを活かせたらいいなと思います。あと、僕はドラマのお仕事が初めてなので精一杯やり切りたいと思います。お願いいたします。
織山:四谷 翼役の織山尚大です。えっと、今回大先輩のえーっと…えーなんだっけ…(ひらめいた様子で)濵田くん! 濵田くん!
(ズッコケる濵田)出演者&記者大爆笑。
織山:大先輩の、濵田くんが…(騒然とする会場に)いや、今のなかったことにしてください。
濵田:(立ち上がって)僕は、なかったことにはできないかもしれない…。
織山:裏でちゃんと謝ります! 濵田くんの背中を見て、今回はちょっと個性的なオタクの役を演じますのでよろしくお願いします!
濵田:ありがとう!
猪狩:五島 律役のHiHi Jetsの猪狩蒼弥です。よろしくお願いします。五島は、ちょっと変わったナルシストという、結構素の僕に近い感じがあると思います。
五島 律という役に僕の気持ちもグンと入れて、面白い役柄にしていけたらと思います。僕もドラマは初めてで、まさかこのメンツに僕が入るとは思ってなかったので超びっくりしているんですけど、めちゃめちゃ頑張ります。よろしくお願いします!
岩﨑:六反田陽汰役の美 少年の岩﨑大昇です。六反田はすごく常識人で、真面目、そして物静かな役柄です。ふだん仲間といるときの僕は、結構うるさめなんですけど、真面目な部分を引き出して精一杯やらせていただきます。宜しくお願いします。
作間:七瀬 誠役を演じさせていただきます。HiHi Jetsの作間龍斗です。七瀬は、一条と近い存在で、でも一条よりはバカではないです。野郎組ということで男くさい学生を全力で演じます。よろしくお願いします。
正門:八代凛太朗役の関西Jr. Aぇ! groupの正門良規です。八代という人は、ちょっといかつくてヤンキーっぽくて、とっつきにくい人なのかと思ったら優しいところがあったり。そういうギャップのあるキャラクターで、僕らしく表現できたらいいかなと思っています。
僕も初めてこうやってドラマに出させていただいて、関西Jr.からひとり来られたので、これをきっかけにもっと関西Jr.に興味を持っていただけたらいいなと思います。皆さんよろしくお願いします!
濵田:五十嵐…違いました。間違えました。(会場爆笑)花岡先生役を演じます、濵田崇裕です。よろしくお願いいたします。ちょっと一瞬パニックになりました。
今回、初めての教師役で、こんなにすごくバカな僕が、教師をやれるという機会を設けていただけたことがすごくうれしいです。このドラマは、普段見ることができない皆を、役の中で見られるので、僕も楽しみです。
初めて見てくださる方にも新しい一面をたくさん知っていただけるかなと思います。皆のいいスパイスになれればいいなと思って、教師役頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
―キャラが濃い役ばかりですが、それぞれ役づくりはどのようにしているのか教えてください。
高橋:ではまず、一条から言わせていただきます。一条はですね、とにかくクラスの中心人物で、明るくていろんなものに一生懸命になるんです。ひとつのものに必死になる感じがあって、自分の中のプライドとかもある人。その感じが素の僕に近いんじゃないかなと感じる節があって。
今回の役づくりは、「ふだんの僕だったらどうするかな」って、知らない人を見るというよりかは似たようなキャラクターのドラマとか漫画を見たりしましたね。そこまでつくりこむっていうのはなかったです。
佐藤:二葉は自分と結構似ているなと思って。なんも考えてないというか、結構ポカーンとしているところが僕と似ているな、と。自分で言うのもなんですけど…。二葉だったらこう言うけど、僕ならこうだなって思うこともありますが、でも結構似てます。はい、似てまーす!
(出演者笑い)
濵田:似てますか?
佐藤:似てますね!
中村:えっと、三村は、先ほども言ったとおり毒舌なので考える前に思ったことをズバッとストレートに言っちゃうんです。逆に僕はふだん、「もし三村だったらこういうこと言うかな」って思いながら生活するようにしています。人がミスっちゃったときも、人のことを考えずにこういうこと言うんだろうなって考えたり。
織山:四谷くんはですね、ものすごい陰キャで、野郎組の中では影が薄いほうなのですが、アニメの話になるとすっごいテンションが上がって、ハッちゃけた全然違うキャラになるので、そういうところが今回の役の見どころになるかなと思います。(髙橋が小声で「役づくりも」と教えてあげると)役づくりは、えっ? 役づくり?
高橋:何を聞いていたんだ!
(出演者&記者爆笑)
織山:役づくり…んー自分には似てないですね! 結構僕、陽キャなんですよ! ふふっ。自分で言うのもあれですけど、今回は陰キャをやらせていただくんですけど、まあ四谷くんもたまにちょっと明るくなる部分があって。そういうときに自分の出せるものをいっぱい出していこうと思います。
猪狩:えー五島はですね、ナルシストということなので、ふだんより多めに鏡を見るとか、お風呂に長めに入るとかそういう細かい意識はするようになりました。あと、パーマとか。
できるだけ自分がナルシストに見えるように努力しています。自分のことは最初から好きなのでそのポテンシャルを最大限にして頑張っていこうと思います。
岩﨑:六反田は、本当にまじめで真っ当で、生徒会にも入っているすごく優秀な役です。僕も決して不真面目ではないので、自分の真面目な部分を引き出して、より真面目に邪な心を捨てて生きていこうかなって思っています。
作間:七瀬は、この中で言うと周りを見て行動できる人なのかなと思っていて。今、役とは関係なく現役高校生なのでクラスで周りが見えている子を必死に探してその子を真似しようと頑張っています。
正門:八代は、まず標準語のほうから苦戦してまして。まずは標準語のイントネーションであったり、単語をニュアンスつけるところから。関西弁でバーッと喋っていたことを改めて意識して。
八代っていう人の、このグループの中で、毛色が違う人たちに見せるちょっとした優しさが引き立つように、「ふだんもっとオラオラしてみよう」とかメリハリを意識してお芝居しているつもりですので、もっと形にしていきたいなと思っています。
濵田:花岡先生は…(緊張して立ってしまう濵田)立ってしまうなあ。今日初めてリハーサルをしたんですけど、教室のセットを用意してくださっていて。今日、初めて教壇に立ったんですよ。「こんな景色なのか」と思って。ここにいる皆しか生徒は居なかったんですけど、すごい緊張感あったので、先生は毎日これをやっているのかって、これはやばいかもって思いました。
家でできる役づくりと言えば、年齢と家族構成とっていう花岡という人物のバックボーンを描いていくこと。花岡は情熱的で、格言大好きで、「皆をとてつもなく大きい愛で包み込んでいるつもり」でいる教師。
ちょっと空回りしているんですが、それにも気付かず常に愛を持って接する人。いちばん大事なのはバックボーンとか、台本にない右利きなのか左利きなのかとかそういうところを細かくつくっていく作業かなと思います。
―悩み多き男子高生のお話ですが、自分が演じる役にエールを送るとしたらどんなひと言をかけますか? 濵田さんは、高校生たちにエールを送ってください。
高橋:「よく確認してから行動しなさい」です。一条くんには、これを言ってあげたいですね。本当に見切り発車が多くてですね。もっと先に確認しておけば大丈夫じゃない? みたいなことが多くて。
さっき自分に似ていると言いましたが、そういう面では全然似ていないですね。そこはちょっと伝えてあげたいかなと思います! ジャニーズJr.の髙橋優斗です、ありがとうございます!
佐藤:二葉は「勉強して」です。本当にアホっぽいから…本当に勉強もできないのかなって思って。もっと勉強すれば、なんか、頭…モノとか、物知りとか? 物知りって言うのかな?
高橋:あ、こいつが物知らないですね!
(出演者爆笑)
佐藤:(ニコニコしながら)なんかもっと、頭よくなるんじゃないかなって思います。
(出演者&記者笑い)
高橋:あなたの頭が悪いんじゃないですか? もしかしたら!
濵田:いや、これがよさやから。これがかわいい。
中村:三村くんは人のこと考えずに発言してしまうことが多々あるので「一回相手の立場になって考えてみよう」って言いたいですね。この中だと賢いほうのキャラだと思うので、もうちょっと相手の気持ちになってって伝えたいです。
織山:僕は「もっと勇気を出して」って言いたいですね。野郎組の中で、猪狩くん演じる、五島くんにすごい怯えるキャラなんです。だからとにかく自分に自信を持って、勇気を出して、五島くんや八代くんに話してみてって。現実でも全然あれなんですけど。
猪狩:あれ? ちょっと待って。「現実でも全然あれ」って何?
織山:(笑いながら)結構圧があって、猪狩くんには普通には喋れないですけど!
猪狩:ちょっと待って! 嘘でしょ!? 俺んち来たりとかしてるじゃん!
織山:すごい優しいですけど、まだちょっと怖い部分もあるので。今回は同級生というていでやるので、ちゃんとそこは頑張って。これを機に、もっと猪狩くんに近づけたらと思いますので、よろしくお願いします!
(出演者爆笑)
猪狩:ちょっと思ってもないところからダメ出しがあって衝撃を受けてますけど…。ドラマの期間を通してもっともっと仲良くなっていこうと思います。五島には「部活行け」と伝えたいです。一応軽音楽部に所属しているのですが、台本を読ませていただいたところ、まだ一度も行ってないんです。
ギターも弾けてないとかそういうレベルだと思うので「部活に行ってギターを練習しなさい」と声をかけてあげたいです。あとは、「周りの野郎組のクラスメートに思いやりを持て」と。もうちょっと優しくてもいいんじゃないかって思います。
岩﨑:六反田は、本当にまじめなのでもうちょっと楽しんでいいんじゃないかなと思います。だからと言って不真面目になれという意味ではないですが。このまま変わらず大人になっていくだろうと思うので、しいて言うなら「もうちょっと皆との時間を楽しんで」って。もっと明るくなったらいいと思います。
作間:七瀬くんには「その調子で頑張ろう」ですかね。今のところ、目立って悪いところが見当たらないんです。なので、言うなれば「サッカーも頑張ろう」くらい。
正門:八代に対するアドバイスですよね。素直な人だと僕はとらえてます。感情がすぐ出たり、けど優しかったり。その分、怒鳴ったりすることも多いので「喉のケアだけはちゃんとしておいてね」って僕からはアドバイスしたいですね。それ以上かける言葉はないと思います。
濵田:アドバイスというか、このドラマのタイトル「恋の病と野郎組」とありますが、恋の病にもいろんな種類があって。皆が抱えている恋の悩みというのが、だれもが中高生のころに一度は味わったことのある体験ばかり。見ていて気持ちが分かるので、アドバイスというよりも共感できる。
この子たちが今、高校生活をどう過ごしているのか僕にはわからないけど、皆違う? 絶対違うところはあると思うけど、ストーリーの中と実際の高校生活がどう違うかっていうことが聞きたかったんです。
猪狩:逆にっすか?
濵田:そう。
猪狩:なるほど。
濵田:女性に話しかけるのにすごく困ったりとか、そういう気持ちわかる? そういう経験あったりします? 高校生のときって、僕はすでにジャニーズでしたけど友達つくるために話しかけるのが結構勇気がいったんです。初めて話しかけるって言うのが。
だから、この子たちの気持ちがわかる。「頑張れ!」としか言えないんですけど。
猪狩:うそ! マジすか? こんだけ喋って頑張れ!? マジで?(叫び)
(出演者&記者爆笑)
濵田:(笑いながら)教師役ですが、この子たちの恋の病を助けたりとかはしないんですよ。だから、いいスパイスになれればとは思うのですが、台本見ていると「皆、頑張れっ!」ってなっちゃうんですよね。皆がかわいくも見えるし、切なくも見える。だから「頑張れ」
猪狩:マジすか。こんだけ喋っていただいて、結局「頑張れ」と?
濵田:(笑顔で)すいません! いちばんは頑張れ。多分見ている人もそう思うかもしれない。以上です。ありがとうございました!