淡色パンツスーツはデザイン性×柄物インナーで女性らしいバランスを
スタイリスト高橋裕美です。スーツの細かな魅力をお伝えしていく連載。今回着こなしているのは、みなさんと同じ働く女性であるOggi.jp’sの関谷春花さん（身長162cm）です。
【デミルクス ビームス 2】
今回ご紹介するのは、デミルクス ビームスのパンツスーツ。オフホワイトの色味が爽やかな印象ですね。ノーカラーのジャケットと、テーパードパンツの組み合わせで、それぞれにタックが入っているので、構築的なデザインがエレガントに見えます。
反発性のある地厚な生地は、体のラインが出にくく、シワになりにくいのもうれしい。その素材のおかげでピシッとしたシルエットが一日中キープされるので、夜の予定がある時にも安心ですよね。
ワントーンコーディネートのバランスを取るために、インナーにはボーダー柄をチョイス。ボーダー柄はベーシックカラー配色がすごく便利なんです！ 白×黒の組み合わせはもちろん、白×グレー、ネイビー、ベージュは無地のスーツと相性がよく、いまっぽいスニーカー合わせもうまくいくのではないでしょうか?!
▲ジャケット￥24,000・パンツ￥16,000・カットソー￥9,000・ネックレス￥7,500以上すべて、（デミルクス ビームス 新宿〈デミルクス ビームス〉）、靴￥18,500（ダイアナ 原宿店〈ダイアナ ロマーシュ〉）
◆フロントホックと腰回りのタックが女性らしいシルエットを
ジャケットの前がホックで止まるようになっていて、タックのふんわり感が女性らしさを際立たせます。腰回り体型カバーにも効果的で、タイトシルエットのボトムを合わせるとまた違った雰囲気を楽しめますよ。
◆計算されたシンプルなデザインがスタイルアップを叶える
ウエスト周りはスッキリしたデザインで、ベルト芯がやや太く、インナーをインにして着ても収まりがいいのでバランスのいい着こなしが自在です。
淡いベージュのスーツはノッペリとした印象になりがちなので、このくらい思いきったデザインのものを選んだ方が、かえってコーディネートがしやすい、なんてことも。色や素材に気を取られがちなスーツ選びですが、デザインを気にしてみると、いつもより鮮度の高いものが見つかるかもしれませんね！
デミルクス ビームスのスーツはいかがでしたか？ 次回もデミルクス ビームスのスーツをご紹介します。どうぞお楽しみに！
◆Oggi.jp’s 関谷春花さんの感想は？
「そごくソフトな着心地と肌触り！ シワになりにくい感じなのもいいですね。色合いも軽いし、春夏に大活躍してくれそうなスーツ。合わせるインナー次第でイメージも変えられそうなので、もっていると重宝しそうです」
着心地度：★★★
買いたい度：★★☆
撮影／田中麻以 スタイリング・文／高橋裕美 モデル／関谷春花（Oggi.jp’s）
スタイリスト 高橋裕美
Oggi、Domani、での活動を経て、現在は各女性誌、ゴルフ雑誌、TV、広告で活躍。
大人のカジュアルスタイルが得意で、トレンドをひとさじ加えた、ほんのりスパイシーなコーディネートに定評あり。趣味のゴルフではプレイはもちろん、仲間とドレスコードを決めるなど、ゴルフファッションの楽しみ方も追求。
毎年行くハワイ旅行でハイコスパアイテムを見つけることが得意になり、最近ハマっているのは日帰りで行く、弾丸食い倒れツアー。
