お悩みのポイント:「年相応でありたい」、「目上の方にも好印象に」
大枝 高価すぎるものだと生意気に見えるし、かといって30歳を超えたのでカジュアルなものも恥ずかしい。アパレルブランドさんへうかがうときは特に、持ち物をよく見られている気がして緊張してしまいます。ガジェット好きなので、今はアップルウォッチを愛用しています。
岡村 そう、便利よね。エルメスとコラボしていたりもして素敵。でも、あれは時計というよりは機械? だから本格時計を探しましょ♪ 大枝さんは将来の夢などはあるのかしら。
大枝 特になくて。起業するとしても50歳くらいなのかなあ、とか。漠然と考えているくらいです。
三尋木 起業志望なのね。立派!
大枝 はい。どんな大富豪と結婚しても一生働くつもりです。
岡村 素晴しい! それならば、一生使えるいい時計を買いましょう。オススメは〝ジャガー・ルクルト〟の「レベルソ」! これみよがしでないデザインは知的に映るし、時計好きがいち目置く一流ブランドだから、年を重ねてからも若々しすぎないの。
三尋木 角型の辛口時計で、フェミニンなお洋服に知性とキレを与える、素敵な選択だと思います!
お仕事服はこんな感じ
▲「女性らしい雰囲気が好き」(大枝さん)。足元はヒールがマストのフェミニンな着こなし。
結論はコチラ!
〝ジャガー・ルクルト〟の[レベルソ・クラシック・スモール]
「私自身、26歳で購入して以来ずっと活躍させている一本。外回りが多い営業職は劣化や傷みの心配が少ないブレスレットタイプがいいわね」(岡村)
「ふだんからきちんといい靴を履いている彼女。その心意気と合う、一流時計ですね!」(三尋木)
▲シンプルでヘルシーなSSのケース&ブレスレットに、ブルーの指針がさりげないアクセント。[SSケース×SSブレスレット/クオーツ/34.2×21mm]¥525,000(ジャガー・ルクルト〈ジャガー・ルクルト〉)
教えてくれたのは…
エディター/岡村佳代さん
Oggiをはじめ数々の雑誌で活躍。世界的な時計の展示会、バーゼルワールドを毎年取材。時計ツウとして知られる。本企画担当・時計素人の編集Mをイチから鍛えてくれた大先輩。
エディター/三尋木奈保さん
Oggiを代表する名物ファッション編集者。本企画では時計と着こなしの相性についてのアドバイスを担当。時計マイスターの岡村佳代さんとはプライベートでも大の仲よし。
2018年1月号「今度こそ出合う!運命の本格時計」より。
本誌掲載時スタッフ:撮影/宗髙聡子(パイルドライバー/静物)、安井宏充(Weekend/人物) スタイリスト/川上さやか 構成/村上花名(本誌)
※文中の記号はMOP=マザー・オブ・パール、SS=ステンレス・スチール、18K=18金、RG=ローズゴールド、WG=ホワイトゴールド、PG=ピンクゴールド。[ ]内は[ケースの素材×ストラップの素材/ムーブメント/ケースのサイズ]を表します。