押し花コラージュで季節を封じ込めて
いいなと思いつつ手を出していなかった押し花を使って何かしてみたい! というみっこ。気軽だけどジェニックなコラージュに挑戦!
「繊細なかわいらしさにひかれて、ずっと気になっていた押し花。古風なイメージがあるので、あえてモダンにアレンジしたくて、透明なガラスのフォトフレームにコラージュすることにしました。春に仕込んでおいた押し花が冬にお目見え、って時の流れを感じてロマンティックですよね。
鮮やかなままの花はもちろん素敵だけど、色あせてしまったものも風合いがあっていい。デザインは、自分の着ている服に合わせてイメージをふくらませてみました。思いのままに花を選んで置いていく作業は、ルールがない分、思ったよりも緊張してしまって(笑)。
自由に楽しむことって案外勇気がいるものなのね…と押し花と向き合いながらしみじみ。でもここは思いきりが大事。完成したときの達成感は格別です。インテリアとしてかなり映えるので、飾る部屋に合わせてつくってみるのもいいし、ポスターにコラージュするのもおしゃれ。もっと大きな額で挑戦してみたいし…次回へ向けてアイデアがどんどん湧いてきます♪」(矢野未希子)
ここがPOINT!
ガラスのフレームに配置して、フタを閉めたらできあがり。厚みの足りない小さな花は、両面テープなどで貼って補強するのがベター。
完成♡ ガラスのキャンバスに、絵を描く気持ちで押し花を思いのままにコラージュ
今回はみっこのお花の先生でもある「終日フラワー」のCharさんが前もって仕込んでおいたパンジーなどの春の花を使って。押し花は、辞書などの分厚い本に、キッチンペーパーを敷いて花を挟み、水分が抜けるのを待つのがスタンダードなつくり方。重しはしっかりと。できあがったものをネットで買うこともできるので、自分に合った方法でトライ!
ニット¥45,000・中に着たキャミソール¥46,000・パンツ¥59,000(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)
Oggi2月号「連載 矢野未希子『花を贈る』押し花のコラージュ」より
撮影/生田昌士(hannah) スタイリスト/加藤かすみ(TRON) ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/矢野未希子(本誌専属) 撮影協力/Char(終日フラワー) デザイン/Permanent Yellow Orange 構成/堀 由佳
再構成/Oggi.jp編集部