今どき感を足元に取り入れ、夏に向けておしゃれをアップデートし始めたい季節。目ざすおしゃれのテイスト別に、旬のサンダルをいち早くチェックして。
シンプル服がベースのDomani世代こそ、足元を夏仕様にシフトしておけば、それだけで鮮度の高い印象が確実にアップ!
※[ ]内の数字は、ヒールの高さを表します。単位はcmです。(編集部調べ)
Domani的キャラクター2
辛口スパイスが光るテクニックで装いをかっこよくアップデート
【こなれモード派】
[PROFILE]
外食チェーン店を展開する大手食品会社の企画職を務める36歳。都内の店舗を回る外勤の日が多い。ここ数年のカジュアル流れで、春夏の時季はスリッポンを愛用していたが、そろそろ足元のおしゃれの活性化を、と思っている。35歳を過ぎて、辛口のテイストが好きになり、平日もモードな装いに。モノトーンやドライな色中心で、足元はもちろん、クールで切れがいいタイプが好み。
こなれモード派 for exam.
外勤でよく歩く日はプラットフォームサンダルが大活躍
昨年から登場しているスポーティなプラットフォームサンダルは歩きやすいものが多く、一日中歩く日に活用するのがベスト。快適なだけでなく、新鮮なアクティブさをアピールできる。モード派の代表アイテム、テーパードパンツともひざ下丈スカートとも好相性。
こなれモード派 for exam.
ドレスアップするならレースアップサンダルが女性らしく今旬!
リボンを編み上げるタイプなら、シーンによって表情が変えられて便利。たとえば夜のシーンでは、クロスさせて、華やかなアクセントに。普段は足首回りにくるくる巻きつけるだけでもインパクト十分。今季はヌーディなデザインのレースアップサンダルも注目度高し。
【こなれモード派】におすすめのサンダル15
【DIANA amorosa】
甲のデザインにさまざまな色や風合いのレザーが施されて、エッジィな仕上がり。マルチボーダーのヒールで後ろ姿までおしゃれ。[10]¥17,000(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ アモロサ〉)
【FABIO RUSCONI】
今季注目のトレンドアイテムとして見逃せないのがスリッパ。ヒールに施されたスタッズ使いにセンスのよさが光る。[2]¥26,000(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉)
白いソールだとメリハリがついてスタイルよく見える
【Ginza Kanematsu】
ホールド感のあるアンクルストラップが鮮度良好。クッション性の高いソールは、スポーティさに加え、快適な履き心地。[前3、後3.5]¥19,260(銀座かねまつ6丁目本店〈銀座かねまつ〉)
【FABIO RUSCONI】
パイソンもフラットなスリッパだと、リラックスしたムード。ラグジュアリーな風合いに大人の余裕が漂って。[2]¥21,000(ファビオ ルスコーニ ヴィオロ 福岡店〈ファビオ ルスコーニ〉)
リボンの位置を前後どちらにするかで違った雰囲気に
【DIANA】
レオパード、ラメ素材、黒リボンと、どこをとってもモード顔。アクセントになったリボンをレースアップさせて、印象的な足元を楽しみたい。[3]¥12,500(ダイアナ 銀座本店〈ダイアナ〉)
【AU BANNISTER】
大きなバックルが光ったネイビーなら、服を選ばず優秀。今季復活したミュールは、休日に活躍させたい。[6]¥21,000(オゥ バニスター マロニエゲート銀座2店〈オゥ バニスター〉)
【LUCENTI】
日本人女性プロデューサーが手がけるイタリアンメイドのブランド。チャンキーヒールだと、アンクルストラップでもモード色が強く、今っぽい。[8.5]¥50,000(ゲストリスト〈ルチェンティ〉)
ミュールでも大人っぽい印象に履けそう
【Boisson Chocolat】
深めのV字カッティングとポインテッドトウのおかげで美脚が実現。夏に活躍する白は、プチプラで賢く取り入れたい。[7.5]¥9,000(ボワソンショコラ ルミネ新宿店〈ボワソンショコラ〉)
【Boisson Chocolat】
今夏サンダルに多用されているクリアなPVCを配したデザイン。黒のパイピングによって引き締まって見える効果も。[8.5]¥9,500(ボワソンショコラ ルミネ新宿店〈ボワソンショコラ〉)
【carino】
何連もの細めのストラップがアンクレット風にあしらわれて、主役級のドレスアップが楽しめる。ゴールドのアクセントもリッチさを強調。[7.5]¥16,500(モード・エ・ジャコモ〈カリーノ〉)
【MAISON ERNEST】
パリの熟練した靴職人が生み出した一足は、結び目が際立ったストリング使いが決め手に。知的なカーキが切れ味よい。[2]¥53,000(アメリカンラグ シー 渋谷店〈メゾン アーネスト〉)
オール黒のスタイリングの差し色にいい感じ♪
【NINA RICCI】
大人っぽいパープルと艶やかなシルクサテンの組み合わせでモードな雰囲気が一気に盛り上がる。夜のシーンにも映える粋な一足。[1.5]¥66,000(ドゥロワー 丸の内店〈ニナリッチ〉)
【MICHEL VIVIEN】
メッシュで千鳥格子風の柄を表現した実力派デザイン。自身のブランド創設前に、数々の名立たる靴ブランドで得た経験がものを言う一足。[9]¥89,000(H.P.FRANCE〈MICHEL VIVIEN〉)
【FURLA】
ライン使いとチャンキーヒールがトラッドなニュアンスを香らせて。着こなしを引き締める効果があるので、あえて淡トーンの装いへのメリハリ役に。[9]¥44,000(FURLA JAPAN〈FURLA〉)
細身でロング丈のシャツワンピースに合わせたい!
【SIGERSON MORRISON】
街中から旅先まで大活躍するトング風のデザイン。個性的な甲のデザインにスタッズがちりばめられて、迫力があるクールな足元に。[1]¥60,000(AmazonFashion〈SIGERSON MORRISON〉)
今年のサンダル、キャラ別カタログ【ゆるカジュアル派】編につづく
2017年Domani5月号「今年のサンダル、キャラ別カタログ」より。
【本誌掲載時スタッフ 撮影/五十嵐 洋 スタイリスト/渡辺智佳 イラスト/小堤由季子 構成/佐野有紀】
初出:しごとなでしこ